SMART・SUSTAINABLE・WELLNESS」をコンセプトにした新工場を竣工

自然環境と人にやさしい工場で高品質な商品の安定的な供給を実現し、顧客からのさらなる信頼醸成を図る

中野製薬株式会社(本社:京都市/代表取締役社長:中野 孝哉)の親会社である株式会社NAKANOホールディングス(本社:京都市/代表取締役社長:中野

耕太郎)は、新たな頭髪化粧品および医薬部外品製造工場を滋賀県草津市に有する現工場の隣地へ建設し、2024年4月に竣工しました。

新工場は「SMART・SUSTAINABLE・WELLNESS」をコンセプトに、それぞれ下記のポイントに重きを置いています。

1. 高効率・高品質な生産が実現する先進性

高効率で従業員負荷を低減する自動化設備を実現します。

【ISO22716(化粧品GMP)※に準拠】調合・充填室はクリーンルームを導入し、生産工程に求められる、衛生レベルに応じたゾーニングを実現します。

クリーン環境の調合工程によって製品の品質や安全性に関する高い基準を満たすことで、お客さまの安心感を醸成し、高い信頼を得ることを目的としています。

※化粧品の製造に関する品質・安全性に関する国際規格。製造メーカー(化粧品業界の場、製造販売業者も含む)に求められる製造管理・品質管理基準に関する「適正製造規範」であり、化粧品を製造するにあたって、原材料調達・検品、調合、製造、包装、出荷検査、出荷管理、回収対応などの一連のプロセスに関しての管理基準として認知されています。

【製造実行システム(MES)導入】

製造実行システム(MES)を導入し、多品種変量生産のノウハウをITシステムで管理。生産プロセスを最適化することで、製品品質の安定を目指します。

2. 自然環境と共生するサステイナビリティ

サステイナブルな環境配慮型施設で、地域と共生し社会に貢献します。

【CASBEEの取得】

CASBEE(建築環境総合性能評価システム)※において、環境効率指標BEE=1.5のAランク(大変良い)の取得を目指します。特に敷地内の室外環境や、資源・マテリアルの環境負荷低減に配慮することで、よりサステイナブルな生産プロセスを構築します。

※建築物の環境性能で評価し格付けする手法。省エネルギーや環境負荷の少ない資機材の使用といった環境配慮はもとより、室内の快適性や景観への配慮なども含めた建物の品質を総合的に評価するシステム。

【クリーンな生産を支えるサステイナブルな排水処理技術】

処理した水を脱水機の洗浄水に使用し、水の使用量を抑えるエコシステムを独自で設計。自在な生産(変種変量生産)を支える排水処理技術により、水質汚濁の防止、排水量の削減、処理に要するエネルギーの削減に取り組みます。

【地域共生への取り組み】

エクステリアには、滋賀県の琵琶湖周辺で長く愛用されてきた天然素材の葦簀(よしず)をモチーフに、強い陽ざしを遮断しながら心地よく風を通す機能を持たせた「YOSHIZU

SKIN」を採用しています。

新工場の顔となるエントランスでは「信楽焼タイル」張りのアクセントウォールが人々をお迎えし、地域と共生する企業姿勢を表現しています。その他にも、エントランス内の壁には、現工場の外壁に使用されているレンガを移植し、デザインの一部に組み込みました。長きに渡り高品質・高い安全性を誠実に追求してきた志を継承しています。

これらのマテリアルによって、地域に親しまれ環境と呼応する新たなランドマークとして愛される新工場を目指します。

YOSHIZU SKIN

信楽焼タイル

現工場の外壁に使用されているレンガ

3. 従業員が誇りを感じられる人にやさしい環境

働きがいを感じることができる環境づくりを目指します。

【従業員が日々の仕事を誇りに思い、健康に働くことのできるワークプレイス】

クリーンルームを含む衛生区分により管理された作業環境は、働きがいを感じられるワークプレイスを実現します。

食堂・事務所の南面は全面ガラスのため前庭を望むことができ、季節の変化を感じられる憩いの空間です。美しく働く従業員のために更衣室やトイレなどの毎日使用するアメニティスペースも十分なスペースを確保し、すべての従業員が働きやすい環境づくりを目指します。開放感があり、リフレッシュしながら働くことができる空間で、従業員一人ひとりの新たな発想を期待します。

操業当時から変わらない職場環境の「美」も追及するフィロソフィーは、従業員の美意識を高め、当社のコーポレートメッセージ「日々 美を

ともに」を育む社風に受け継がれています。

食堂

事務所

アメニティスペース

新工場概要

所在地

滋賀県草津市南山田町63番地の1敷地面積約16,800平方メートル 延床面積約8,500平方メートル 建築面積約6,000平方メートル

中野製薬株式会社について

中野製薬株式会社は、京都に本社を置く理美容プロフェッショナル向けおよび一般向けの頭髪化粧品の製造販売、並びに頭髪化粧品のODM(受託生産)事業を行う企業です。1959年の設立以来「表面を装うような商品でなく、嘘のない商品をつくりたい」という熱い想いで、全てのステークホルダーの皆さまに美をお届けしています。

代表者:代表取締役会長 中野 耕太郎 / 代表取締役社長 中野 孝哉本社所在地:京都市山科区東野北井ノ上町6番地の20設立:1959年9月 / 資本金:1億円

/ 従業員数:269名(2024年4月1日現在)

事業内容:シャンプー、リンス、トリートメントクリーム、スタイリング料、パーマ液、ヘアカラー、育毛剤等の頭髪化粧品、医薬部外品の製造、販売。

当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000074212.html

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