１５００人の女性を対象に「美容施術」に対する意識調査を実施
）は、全国の１８歳～６４歳の1500人の女性を対象に、美容施術に対する意識調査を実施しました。
昨今、新型コロナウイルスの影響により、美容に対する意識が高まっています。SNS上で情報発信をする人が増え、医療脱毛をはじめとする美容施術が身近な存在になってきていることが推察されます。
しかし、美容医療サービスの施術には、少なからず身体的なリスクが伴い、トラブルが複数みられます。
今回は、美容施術に対する意識調査を行い、実際にトラブルにあった方の割合について調査しました。
* 調査概要
調査概要：美容施術に関する意識調査
調査期間：2024年1日25日～2024年2月1日
調査機関：インターネットリサーチ（設問選択）
実施機関： Google Surveys Research
調査対象：全国18～64歳の女性
調査人数：1500人
* 美容施術に対してポジティブ印象を抱く人が多い
ポジティブ、ネガティブに対する印象を聞いたところ、「ポジティブ(75.9%)」「ネガティブ(24.1%)」という回答が集まりました。とくに45～54歳ではポジティブ印象が高い事が分かりました。
* 美容施術が身近なものとなってきた一方で、美容施術を実際に受けた事がある人は過半数以下
美容施術に対してはポジティブ印象が多い反面、実際に美容施術を受けた事がある人は過半数以下にとどまりました。美容医療市場が拡大していく中で、最近はメスを使わない治療も広まってきました。美容施術がより手軽に受けられるようになりましたが、まだまだ美容施術に抵抗を感じている人も多いようです。
* 美容施術で失敗・後悔した人の割合は10%未満
1500人中(美容施術を受けたことがないと回答した人を含む)、92.7%の方は、失敗・後悔した事がないと回答。一方で、あると答えた方が10%未満いたことから何らかの理由で施術に満足していない人が少数いると読みとれます。
政府広報オンライン(※1)によると、全国の消費生活センターに寄せられる美容医療サービスに関する相談は、これまで2,000件程度で推移してきましたが、近年は3,700件を超え、うち危害件数は689件と増加傾向にあります。
(※1) 出典：「美容医療サービスの消費者トラブル サービスを受ける前に確認したいポイント」
（政府広報オンライン）
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201307/1.html
次に、クリニックとトラブルになったことがあるか伺いました。
* 5%未満の方がトラブルにあった事があると回答
1500人中(美容施術で失敗・後悔したことがないと回答した人を含む)、96.2%の方がないと回答しましたが、5%未満の方が美容施術でクリニックとトラブルになったことがあると回答しました。高い関心を集めている美容医療ですが、適切に施術が行われれば効果は高いとされる一方で、深刻なトラブルも明らかになっています。
* まとめ
今回の調査結果では、美容施術への「ポジティブ」印象を抱いている前向きな方が多数いらっしゃいました。しかし、実際に施術を受けたことがある人は半分にも満たないことがわかりました。一方で、美容施術に失敗・後悔していると考えているという回答や、クリニックとのトラブルになったとの回答も少数ですが認められました。
私たちは暮らしのいろいろな場面で、トラブルや困りごとに巻き込まれる可能性があります。自分自身が予期していないようなトラブルに見舞われた場合、人はなかなか適切に対処することができません。自身ではどうにもできないトラブルや医療被害は、専門的な知識に精通した弁護士に相談し、平穏で豊かな暮らしの維持にお役立てください。
今後も美容施術に関するアンケート調査を実施し、実態に関するデータを公開していきます。第２弾アンケート報告に関するリリースは近日実施予定です。
次回は、美容施術を受けたことがある人に焦点を当て、美容施術に関する調査を深堀していきます。
※今回の調査結果は2024年1日25日～2024年2月1日までの期間で美容施術を受けた事がある・なしに関わらず、１８歳～６４歳の1500人の女性を対象として行われた調査結果です。
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