ローヤルゼリーとナイアシンアミドを配合した薬用化粧品に肌状態の改善効果があることを確認

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株式会社 山田養蜂場 プレスリリース:2024年09月27日 報道関係者各位

ローヤルゼリーとナイアシンアミドを配合した薬用化粧品に肌状態の改善効果があることを確認

株式会社山田養蜂場(所在地:岡山県苫田郡鏡野町、代表:山田英生、以下「山田養蜂場」)の自社研究機関である、山田養蜂場グループ

美容科学研究所(所在地:東京都品川区)は、ローヤルゼリー(Royal

Jelly,以下RJ)とナイアシンアミドを配合した薬用化粧品の3品(化粧水、美容液、クリーム)を12週間併用することで、使用前よりも「角層水分量」が増加し、肌のバリア機能の指標となる「経表皮水分蒸散量」が改善することを確認しました。また、被験者による肌状態の主観的評価では、「全体的な肌印象」「目元のシワ」「頬のたるみ」「シミ、ソバカス」など15項目で改善がみられました。本研究成果は、科学雑誌

『診療と新薬』(2024年7月号)に掲載されました。【研究背景】

近年、エイジングケア市場はますます活況を見せ、大人の肌悩みに対応する各種成分も日進月歩の様相を呈しています。特にナイアシンアミドは、美白における有効成分として2007年に、シワ改善の有効成分としては2017年(推定)に厚生労働省の認可を受け、医薬部外品に配合されてきました。

さらには、大人の肌をケアする注目の保湿成分として、数多くの化粧品にも配合されています。

一方で、女王蜂の生命力の源であるRJは、ミツバチが分泌する天然物で、三大栄養素や必須アミノ酸、特長成分の「デセン酸(10-ヒドロキシ-2-デセン酸)」等40種類以上の栄養素が含まれ、古くから健康素材として用いられています。また、RJは、角層水分量を向上させることや、有害物質から肌を守る抗酸化遺伝子を活性化する報告などがあり、化粧品原料にも活用されています。

そこで、当社独自のRJエキスと有効成分としてナイアシンアミドを配合した薬用化粧品の3品(化粧水、美容液、クリーム)を使用することによって、肌にどのような効果をもたらすかを検証するために、シワやハリの低下、たるみ、乾燥などの肌悩みを持つ健康な女性35人(平均58.1歳)に朝晩1日2回、12週間連用してもらいました。使用開始前/使用4週間/8週間/12週間後に、それぞれ角層水分量、経表皮水分蒸散量を測定し、VASアンケート※によって主観的な肌状態を調べました。

また、たるみの客観的な評価のために、顔面3D画像生成(VECTRA)を用いて、使用前後における肌状態について可視化しました。

※100mmのスケール上で、一方の端を「0:とても気になる(悪い)」、もう一方の端を「100:全く気にならない(良い)」とし、自分の状態がスケール上のどこにあるかを示すことで主観的状態のレベルを測る方法。

【研究結果】

RJとナイアシンアミドを配合した薬用化粧品の3品を使用することで、使用前と比較して、4週目以降において、角層水分量が向上し(結果1.)、経表皮水分蒸散量が改善(結果2.)しました。

また、4週目以降の主観的な肌評価についても、「全体的な肌印象」「目元のシワ」「頬のたるみ」「シミ、ソバカス」などを含む15項目で改善がみられました(結果3.)。

さらに、VECTRAを用いてたるみの変位を可視化したところ、たるみの位置が顕著に変化した例が確認されました。(著効例)

※100mmのスケール上で、一方の端を「0:とても気になる(悪い)」、もう一方の端を「100:全く気にならない(良い)」とし、自分の状態がスケール上のどこにあるかを示すことで主観的状態のレベルを測る方法

【今後について】

今回の研究では、ローヤルゼリーと注目の成分との併用による肌への有用性が示されました。ローヤルゼリーの成分については未解明な部分もある中で、「ローヤルゼリーを飲んでいる人は10~20歳若く見える」というお客さまの声や、「ローヤルゼリーを日常的に扱う養蜂家の手は美しい」と伝承されてきたことなど、実感として得られている肌への効果を科学的に解明することで、今後も若々しい肌づくりに役立つ素材及び商品の開発につなげてまいります。

山田養蜂場および山田養蜂場グループ

美容科学研究所は、ローヤルゼリーをはじめ、プロポリスやミツバチ由来乳酸菌、はちみつなどのミツバチ産品に関する有用性研究や素材開発を通し、社会に貢献してまいります。

<文献情報>論文タイトル:ローヤルゼリーエキスおよびナイアシンアミドを配合した薬用化粧品の機能性評価検証試験

著者:諏訪大介1、藤倉千鶴1、二階堂隆人1、奥村暢章1、八木政幸1、大熊章郎2、重松典宏1所属:1 株式会社山田養蜂場 R&D本部 山田養蜂場グループ

美容科学研究所、2 免疫分析研究センター株式会社掲載誌:診療と新薬掲載号:2024年7月号URL:

https://www.shinryo-to-shinyaku.com/sin_0061_07.html 当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000242.000030748.html

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