姫路でつなぐ命のバトン|地域連携の要となる救急車更新へ
この度社会医療法人三栄会
ツカザキ病院では、より多くの患者さまを安全に送り届けるために、そして地域の救急医療を支え続けることを目的に、30年間走り続けた救急車の更新プロジェクトをクラウドファンディングサイト「READYFOR」にて2024年10月23日(水)から開始いたします。
READYFORクラウドファンディングサイト|
https://readyfor.jp/projects/himeji99■社会医療法人三栄会 ツカザキ病院のご紹介
三栄会は、1963年に創立したツカザキ外科病院から始まり61年が経ちました。病床数20床と小さな診療所から始まり、今では法人内に、高度急性期・急性期を担う406床のツカザキ病院、回復期や在宅サポートを担う130床の三栄会広畑病院がございます。
ツカザキ病院外観
特に法人の基幹施設であるツカザキ病院は、中播磨医療圏域と西播磨医療圏域(現在は播磨姫路医療圏域へ合併)のちょうど境目に立地しており、どちらの医療圏からも多くの救急搬送がございます。今では年間6,000件を超える救急受入れを行っており、その件数は年々増加傾向にあります。
また、分院である三栄会広畑病院は、令和5年2月1日から旧製鉄記念広畑病院跡地に開院した回復期医療を主とした病院です。ツカザキ病院での急性期治療が終了した患者さまを、三栄会広畑病院で受け入れて、ご自宅・ご施設まで帰って頂くまでの一連を、同法人内で完結できる仕組みをつくっております。これにより、地域の医療機関の先生方とも密な連携が可能となっており、紹介~逆紹介までをスムーズに対応できるようにしております。
上記の2病院の他にも、維持透析治療を行っているツカザキクリニック、ご自宅へ帰られた後の訪問サポートが可能な在宅事業部などが、当法人にはございます。いずれにおいても、法人内で緊密な連携を取っており、急性期治療~回復期~在宅までを幅広く地域のサポートをさせて頂いている法人となっています。
■クラウドファンディングについて
紹介患者・逆紹介患者さまの中には、ご自身の足で転院できる患者さまもいらっしゃいますが、人工呼吸器が付いた状態での転院など、病状的にまだご自身での転院やご家族さまの付き添いがあっても転院が難しいケースも多々ございます。そう言った患者さまについては、可能な限り当法人の
「救急車両」を使用して、紹介先の医療機関さまへの搬送をお手伝いしております。
救急車は当院と地域を繋ぐ役割として機能
また、地域の医療機関さまよりご紹介を頂いた際に、ご自身での来院が難しい場合は、紹介元の医療機関さまへお迎えに伺うケースもございます。その搬送時に当院所有の「救急車両」を使用しておりますが、2台保有しているうちの1台についてが、1994年に購入した車両です。
実際の救急車両
実に30年もの間、地域の皆さまを搬送する為に走り続けてきました。法人としても長年活躍してくれたこの車両には、非常に愛着が湧いているので、なかなか更新に踏み出せないといった背景がございます。ただ、最近ではサスペンションの劣化からか走行中の揺れも大きくなってきていたり、色んなところが故障する頻度が増えてきている状況です。名残惜しい気持ちはありますが、走行時の安全面が第一ですので、そろそろ休ませてあげようかという決断に至りました。
劣化が進む車内
今回更新を予定している救急車両は、三栄会の成長と共に30年間走り続けてきた救急車両です。24時間365日いつでも動けるようにしておかなければなりません。
いざというときに救急車両が動けない事態は絶対にあってはならないことです。
皆様からのご支援を頂きながら、これからも地域の医療の為に、当法人は尽力して参ります。どうか趣旨ご理解を賜り、ご支援いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
■プロジェクト概要プロジェクト名:姫路でつなぐ命のバトン|地域連携の要となる救急車更新へ期間 :2024年10月23日(水)~2024年12月20日(金)URL
:https://readyfor.jp/projects/himeji99
https://readyfor.jp/projects/himeji99
■支援金の使途(内訳概算)目標金額:700万円・救急車両の更新老朽化した救急車両の更新費用・クラウドファンディング実施にかかる費用目標金額達成後について
院内の設備更新や修繕、災害対策などの活動へ充てさせていただきます。■本プロジェクトの実施期間(予定)2025年1月 救急車購入契約2025年2月 救急車納車
※プロジェクトの進捗状況次第では、スケジュールが前後する可能性がございます■ツカザキ病院 統括院長 夫 由彦 より
ツカザキ病院は、2003年3月に姫路市下手野から西へ9km離れた網干区に新築移転して、診療を開始しました。当院が立地する「播磨姫路医療圏」では、人口当たり医師数が全国平均よりかなり少ないため、救急搬送困難事案(医療機関への受入照会を4回以上行い、現場滞在時間が30分以上となる事案)が多い状況にあります。
当院に対する患者さんと救急隊のニーズは高く、病床稼働率が100%
を超えて、不本意ながら満床理由の救急お断りが多数生じておりました。そこで、急性期医療・救急医療のニーズに応えるために、常勤医師と職員を増やして、増床と増築を繰り返す必要がありました。2022年1月に西館がオープンした後は、ハイブリッド手術室、ロボット手術室等を備えた406床の急性期病院として、面目を一新しております。
網干区での診療は、2003年から、許可病床数161床、常勤医師14名で始まりました。2003年度の診療実績は、救急車受け入れ件数1,064台、手術件数1,067件(内全身麻酔手術件数503件)でした。そこから20年経過して、許可病床数406床、常勤医師109名となりました。2023年度の診療実績は、救急車受け入れ件数6,026台、手術件数10,340件(内全身麻酔手術件数2,703件)となっています。当院が規模を拡大するにあたり、患者さんと地域の皆様からご支持をいただきましたことに、心から感謝いたしております。
ツカザキ病院では24時間365日、救急患者さんを受け入れておりますが、常に新たな救急患者さんを受け入れるためには、当院での治療が落ち着いた段階で他院に転院していただくことになります。その転院に利用する病院救急車の老朽化が進み、更新が必要となりました。
これからも地域の方々の安心・安全を守るために当院が担う役割を果たし、さらなる期待に応えるために、この度クラウドファンディングにチャレンジすることとしました。何卒ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000151240.html
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