カントリー・ミュージックの地殻変動──多様な物語り』発売!

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河出書房新社 プレスリリース:2024年10月25日 報道関係者各位

【アメリカ大統領選間近、最注目の音楽!】『カントリー・ミュージックの地殻変動──多様な物語り』発売!

今、カントリー・ミュージックが熱い!シーンの現在地に日本とアメリカから迫る豪華特集

株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役

小野寺優)より、『カントリー・ミュージックの地殻変動──多様な物語り』(税込2,640円)が、2024年10月29日に発売となります。

カントリー・ミュージックはアメリカの国家的アイデンティティにかかわる特異な音楽です。未だ田舎の⽩人保守層に愛聴されている印象が根強く、これまでもステレオタイプ化した労働者階級のイメージとその実際の生活について多くの議論が重ねられてきました。学術界においてもこれほど定義の難しい音楽ジャンルはないと言われています。しかし、今、確実に旧来のカントリー観とは一線を画す動き──例えばブラックルーツのリアノン・ギデンズや、クィアのカントリー・シンガー・ソングライターの活躍──など、従来の枠組では捉えきれない新たな潮流が生まれています。

2023年はカントリー・ミュージックが異例のヒットを遂げ、今年はビヨンセの『Cowboy Carter』、ポスト・マローンの『F-1

Trillion』といった新たなカントリー・アルバムが全米チャート1位を記録し、話題となりました。さらに現在、ラナ・デル・レイやリンゴ・スターもカントリー・アルバムを準備中と発表しており、かつてなくジャンルを横断した盛り上がりが見えています。

現在、来月のアメリカ大統領選が注目されていますが、これまでの歴史的背景を踏まえ、カントリー・ミュージックの変革を問うことは、現代アメリカの良心を問うことにも通じるでしょう。

本書では、今、カントリーはどこに向かっているのかを探るべく、インタビュー・対談・ディスクガイド・論考などを通じて多様な物語り(ストーリーテリング)を集めました。豪華寄稿者の語りによって映し出されるカントリー・ミュージック「現在地」に、ぜひご注目ください。

■【11/9(土)刊行記念イベント開催!】刊行を記念し、本屋B&Bにてトークイベントを開催します。永冨真梨さん、大和田俊之さん、高田漣さんにご登壇いただきます。

開催日時:11月9日(土)19時~21時(オンライン18:30開場)イベント会場:本屋B&B (世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F)

イベント詳細&お申込み:

https://bookandbeer.com/event/20241109_ucm/

※本イベントは来店またはリアルタイム配信と見逃し視聴(1ヶ月)でご参加いただけます。

※オンライン参加の方にはWEB会議ツール「Zoomウェビナー」機能を使用して配信します。■『カントリー・ミュージックの地殻変動──多様な物語り』目次Intro

永冨真梨1 Living【鼎談】Keiko Walker / 三宅伸治 / 長岡亮介 日本に生きるカントリー【インタビュー】ゲイブ・リー

ナッシュビルの物語を紡ぐ高橋和也 最高にかっこいい音楽の追求ハンナ・メイリー(Black Banjo Reclamation Project)

バンジョーを通じた黒人文化の癒しと再生2 Crossing【インタビュー】Rei ブルーズを今生きる自分のものにするためにミッキー・カーチス / 高叡華

幻のアルバム『カントリー・パンプキン』を訪ねて【対談】アメリカから京都に響く通奏低音 小田晶房 / 永冨真梨3 Transcending【インタビュー】高田漣

ギターとアメリカの「田舎」音楽の核心とは【鼎談】ベラ・フレック / アビゲイル・ウォッシュバーン / 有田純弘 バンジョーの革新と創造4 Deciphering

【論考】大和田俊之 「アメリカーナ」私論─“wired”をめぐる文化史細馬宏通 バンジョー史を捉え直す─ビヨンセからリアノン・ギデンズへ永冨真梨

クィアのカントリー・ミュージックの現在地─「普通のおばさん」を手がかりとして5 Sharing【ディスクガイド】大和田俊之永冨研二秋元慎(Moon

Shiner)白井英一郎石田美也齊藤ジョニー永冨真梨Outro 永冨真梨 / 大和田俊之■著者紹介責任編集:永冨 真梨(ながとみ・まり)

1979年京都市生まれ。関西大学社会学部メディア専攻准教授。18歳から現在もカントリーを歌う。2004年から2007年米国ナッシュビルの音楽出版社Bluewater

Music Services Inc.,とアメリカーナ音楽協会(Americana Music

Association)に勤務する傍ら、現地でSSWとして力試しをする。帰国後同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科で博士(アメリカ研究)を取得。共編著に『クリティカルワード

ポピュラー音楽』(フィルムアート社)など。監修:大和田 俊之(おおわだ・としゆき)

1970年生まれ。慶應義塾大学法学部教授。専門はアメリカ文学・ポピュラー音楽研究。2011年『アメリカ音楽史―ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』(講談社選書メチエ、第33回サントリー学芸賞受賞)。2021年『アメリカ音楽の新しい地図』(筑摩書房、第34回ミュージック・ペンクラブ音楽賞受賞)。

■書誌情報

書名: カントリー・ミュージックの地殻変動責任編集:永冨真梨監修:大和田俊之仕様:46変形/並製/264ページ発売日:2024年10月29日

税込定価:2,640円(本体2,400円)ISBN:978-4-309-25773-0装丁:松田行正+杉本聖士URL:

https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309257730/ 当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000794.000012754.html

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