Craif、北海道大学病院および、岩内協会病院、岩内町と「町民のための肺がん啓発セミナー」を共催
次世代(*1)がんリスク検査『マイシグナル・スキャン』を提供しているCraif株式会社(所在地:東京都文京区、CEO:小野瀬
隆一、以下Craif)は、3月6日(水)18:00より岩内地方文化センターにて、北海道大学病院
呼吸器外科、岩内協会病院、岩内町と「町民のための肺がん啓発セミナー」を開催します。セミナーでは、Craif
CEO小野瀬が地域と連携したがん検診の取り組みと『マイシグナル・スキャン』について講演いたします。加えて、「次世代がんリスク検査マイシグナル・スキャン体験会(*2)」を開催いたします。
◾︎Craifの岩内町での取り組みについて
日本では高齢化が急速に進んでおり、日本人の2人に1人ががんに罹患し、3人に1人ががんで亡くなるといわれています。しかし、日本のがん検診受診率は40%程度(*3)と国際的にも低い現状です。特に北海道では、地理的な事情から単位面積当たりの医療機関が少ないことや検診業務の人手不足も加わり、他の都道府県に比べ、がん検診受診率がどの部位も大幅に低いことが知られております(*4)。このような背景の中でCraifは2023年2月に、北海道の最先端医療機関等と連携して、がん早期発見に向けたコンソーシアム「CRUSH-Cancer(クラッシュキャンサー)」を設立し、北海道におけるがん検診受診率向上のための啓蒙活動を共に推進していくことを表明いたしました。
この度、コンソーシアムの一環として、医療技術協力いただいている北海道大学 加藤
達哉教授(北海道大学病院呼吸器外科)と地域医療を担う岩内協会病院と共に新たなプロジェクトを開始いたしました。主な取り組みは、47都道府県の中で死亡率が最も高い「肺がん」を対象に行う、がんリスク検査「マイシグナル・スキャン」を用いた前向き観察研究です。肺がんのリスクが高い方(喫煙等)を対象に検査を実施することで、肺がんの診断率を評価します。また、年単位で追跡調査を実施し、肺がんの罹患率や予後への影響、これらに関連する因子を特定するプロジェクトです。
参考リリース:「Craif、がん検診の受診率が全国最低レベルの北海道で北海道大学病院と次世代がんリスク検査「マイシグナル・スキャン」を用いた肺がんスクリーニングによる前向き観察研究を開始」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000145.000041883.html
*1.尿に含まれるマイクロRNAをAIで分析するがん検査技術として業界初
*2.共同研究の一環として、研究対象条件に該当し、研究に同意いただいた方に提供
*3.国立がん研究センターがん対策情報センター
*4.国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」国民生活基礎調査 都道府県別の受診率(2019)
■ 「肺がん啓発セミナー」講演情報
・テーマ:「なぜ肺がんは早く見つけることが大切なのか ~マイシグナルを活用した岩内町における肺がんの取り組みについて」(予定)
・日時 :2024年3月6日(水)18:00~18:40(予定)※開場 17:30
・会場 :岩内地方文化センター(北海道岩内郡岩内町万代51-7)
・費用 :入場無料
・参加方法:以下参加フォームより必要事項をご入力ください。
https://forms.gle/Zmuo5sN14ebfwCxz8
・講演者:北海道大学病院呼吸器外科 教授:加藤 達哉、Craif株式会社 CEO 小野瀬 隆一
・主催:Craif株式会社、北海道大学病院 呼吸器外科
・共催:岩内町、岩内協会病院
・次世代がんリスク検査「マイシグナル・スキャン」体験会について:事前申込制(*5)、当日抽選で100名に提供
*5.参加フォーム内で申込可能
■ がん早期発見・がん克服に向けたコンソーシアム“CRUSH-Cancer”について
CRUSH-Cancer(*6)は、Craif、サツドラホールディングス株式会社(所在地:北海道札幌市、代表取締役社長 CEO:富山 浩樹)社会医療法人北斗
北斗病院(所在地:北海道帯広市、理事長:鎌田 一)、社会医療法人元生会 森山病院(所在地:北海道旭川市、理事長:森山 領)、医療法人社団静会
静和記念病院(所在地:北海道札幌市、理事長:川上
雅人)との5者間と、複数の医療機関より医療技術協力をいただいているがんの早期発見と早期治療を目的としたコンソーシアムです。次世代がんリスク検査(マイシグナル(R)︎)の医学的あるいは社会的な有効性を検証していく取り組みです。
*6.Cooperative Research group for Urinary miRNA-SCREENING-Hokkaido-Cancerの略
詳細:
https://craif.com/news-20230228/
■ 「マイシグナル・スキャン」について
マイシグナル・スキャンは、がんの発症や進行、転移に重要な役割を果たすマイクロRNAに着目した次世代がんリスク検査です。本サービス最大の特長は“痛みがない”という点です。ご自宅で採尿するだけで、負担なく気軽にがんのリスクチェックを行っていただけます。現在の対応がん種は大腸がん、肺がん、胃がん、乳がん、すい臓がん、食道がん、卵巣がんの7種です。詳細はWebサイト(
http://misignal.jp/)をご覧ください。
■ Craifについて
Craifは、2018年創業の名古屋大学発ベンチャー企業です。尿などの簡単に採取できる体液中から、マイクロRNAをはじめとする病気に関連した生体物質を高い精度で検出する基盤技術「NANO
IP(TM)(NANO Intelligence Platform)」を有しています。CraifではNANO
IP(TM)を用いてがんの早期発見や一人ひとりに合わせた医療を実現するための検査の開発に取り組んでいます。
【会社概要】
社名:Craif株式会社(読み:クライフ、英語表記:Craif Inc.)
代表者:代表取締役 小野瀬 隆一
設立:2018年5月
資本金:1億円(2023年3月20日現在)
事業:がん領域を中心とした疾患の早期発見や個別化医療の実現に向けた次世代検査の研究・開発、次世代がんリスク検査「マイシグナル・スキャン」、がんに特化した遺伝子検査「マイシグナル・ナビ」の提供
本社:文京区湯島2-25-7 ITP本郷オフィス5F
URL:https://craif.com/
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