Craif、がん研究会有明病院との乳がんに関する共同研究成果を第124回日本外科学会定期学術集会にて発表
Craif株式会社(所在地:東京都文京区、CEO:小野瀬 隆一、以下Craif)は第124回日本外科学会定期学術集会にて、がん研究会有明病院 乳腺センター
井上有香 医師らとの乳がんに関する研究成果「侵襲が少ない尿を用いた乳癌バイオマーカー開発への挑戦」を共同で発表したことをお知らせいたします。
Craifは今後も、がんの早期発見・予防に向けた新しい取り組みを広く届けることで、当社のミッションである“人々が天寿を全うする社会の実現”に挑戦してまいります。
■共同研究概要
マイクロRNAは微小な機能性核酸で、その発現量は細胞のがん化をはじめ種々の疾患と関連することが報告されています。マイクロRNAはエクソソームに内包された形で血中を循環し、その一部は尿中に排泄されています。このことから、血中や尿中のマイクロRNAはがん診療におけるバイオマーカーになりうると考えられており、我々は非侵襲で採取できる尿に着目しました。本研究は原発性乳がんにおいて早期発見のバイオマーカーとなりうる尿中マイクロRNAの検索を目的として実施し、結果として尿中から原発性乳がんのバイオマーカーとなるマイクロRNAを同定しました。
参照URLはこちら
https://www.micenavi.jp/jss124/search/detail_program/id:570
■ 第124回日本外科学会定期学術集会について
・開催期間:2024年4月18日(木)~2024年4月20日(土)
・開催地: AICHI SKY EXPO(愛知県)
・公式ホームページ:
https://jp.jssoc.or.jp/jss124/
■ Craifについて
Craifは、2018年創業の名古屋大学発ベンチャー企業です。尿などの簡単に採取できる体液中から、マイクロRNAをはじめとする病気に関連した生体物質を高い精度で検出する基盤技術「NANO
IP(R)︎(NANO Intelligence Platform)」を有しています。CraifはNANO
IP(R)︎を用いてがんの早期発見や一人ひとりに合わせた医療を実現するための検査の開発に取り組んでいます。
【会社概要】
社名:Craif株式会社(読み:クライフ、英語表記:Craif Inc.)
代表者:代表取締役 小野瀬 隆一
設立:2018年5月
資本金:1億円(2024年3月1日現在)
事業:がん領域を中心とした疾患の早期発見や個別化医療の実現に向けた次世代検査の研究・開発、次世代がんリスク検査「マイシグナル・スキャン」、手軽ながんリスク検査「マイシグナル・ライト」、がんに特化した遺伝子検査「マイシグナル・ナビ」の提供
本社:文京区湯島2-25-7 ITP本郷オフィス5F
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