Craif、手軽にがんリスクを早期発見できる「マイシグナル・ライト」をコープさっぽろで提供開始
Craif株式会社(所在地:東京都文京区、CEO:小野瀬
隆一、以下、Craif)は、手軽にがんリスクを早期発見できる「マイシグナル・ライト」を生活共同組合コープさっぽろ(以下、コープさっぽろ)の組合員に対して、2024年5月13日(月)より提供を開始いたしました。
■取り組みの背景と目的
日本では高齢化が急速に進んでおり、日本人の2人に1人ががんに罹患し、3人に1人ががんで亡くなるといわれています。また、がんを早期発見することで生存率が高くなることも科学的に示されていますが、日本のがん検診受診率は40%程度(*1)と国際的にも低い現状です。その中でも北海道では、他の都道府県に比べてがん検診受診率がどの部位も大幅に低いことが知られています(*2)。
コープさっぽろが運営する宅配システム
トドックは食品や日用品など、コープさっぽろこだわりの商品ラインナップを組合員に配達するサービスです。北海道のどこに住んでいても、自宅で買い物が可能になります。広大な土地を持つ北海道では医療アクセスが悪く、地理的な要因で気軽にがん検診を受けられない地域があります。この宅配サービスとの連携を通じて、自宅で手軽にがんリスクを早期発見できる「マイシグナル・ライト」を提供し、がん検診への第一歩となるきっかけを作っていきます。Craifは、今後も北海道エリアで地元企業と連携しながら、がん検診の啓発活動=「がん活」を積極的におこなってまいります。
*1.国立がん研究センターがん対策情報センター
*2.国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」国民生活基礎調査 都道府県別の受診率(2019)
■サービス概要
・サービス名:「マイシグナル・ライト」
・提供開始日:2024年5月13日(月)
・対象者:コープさっぽろ トドック会員
・製品特徴:
1.今の全身の様々ながんリスク(*3)が、ステージ1からわかる
2.尿で簡単に、がんから漏れ出る代謝物を検査
3.手頃な価格で、がんリスク検査が気軽にできる
■ 北海道エリアにおけるCraifの取り組みについて
CraifはサツドラHD、社会医療法人北斗 北斗病院、社会医療法人元生会 森山病院、医療法人社団静会
静和記念病院との5者間と、複数の医療機関より医療技術協力をいただき、がんの早期発見と早期治療を目的としたコンソーシアム「CRUSH-Cancer」(*4)を設立しております。その中で、次世代がんリスク検査「マイシグナル」の医学的あるいは社会的な有効性を検証していく取り組んでおります。
*3.がん種は特定できません。
*4.Cooperative Research group for Urinary miRNA-SCREENING-Hokkaido-Cancerの略
■ Craifについて
Craifは、2018年創業の名古屋大学発ベンチャー企業です。尿などの簡単に採取できる体液中から、マイクロRNAをはじめとする病気に関連した生体物質を高い精度で検出する基盤技術「NANO
IP(R)︎(NANO Intelligence Platform)」を有しています。CraifはNANO
IP(R)︎を用いてがんの早期発見や一人ひとりに合わせた医療を実現するための検査の開発に取り組んでいます。
【会社概要】
社名:Craif株式会社(読み:クライフ、英語表記:Craif Inc.)
代表者:代表取締役 小野瀬 隆一
設立:2018年5月
資本金:1億円(2024年3月1日現在)
事業:がん領域を中心とした疾患の早期発見や個別化医療の実現に向けた次世代検査の研究・開発、次世代がんリスク検査「マイシグナル・スキャン」、手軽ながんリスク検査「マイシグナル・ライト」、がんに特化した遺伝子検査「マイシグナル・ナビ」の提供
本社:文京区湯島2-25-7 ITP本郷オフィス5F
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