Craif、川崎医科大学との尿中マイクロRNAによる膵がんの早期発見に関する共同研究成果を2024年米国癌学会(AACR)Pancreatic Cancerにて発表
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Craif株式会社 プレスリリース:2024年10月08日 報道関係者各位
Craif、川崎医科大学との尿中マイクロRNAによる膵がんの早期発見に関する共同研究成果を2024年米国癌学会(AACR)Pancreatic
Cancerにて発表 Craif株式会社(所在地:東京都文京区、CEO:小野瀬 隆一、以下Craif)は、2024年米国癌学会(AACR) Pancreatic
Cancerにて、川崎医科大学 消化器内科
河瀬智哉講師、吉田浩司教授らとの膵がんに関する研究成果「尿中マイクロRNA解析による膵癌早期診断の試み」を共同で発表したことをお知らせいたします。
Craifは今後も、がんの予防・早期発見に向けた新しい取り組みを広く届けることで、当社のミッションである“人々が天寿を全うする社会の実現”に挑戦してまいります。
■ 共同研究概要
膵がんの5年生存率は約10%にとどまっており、膵がんの早期発見は治療成果を向上させるために重要です。初期段階で膵がんを検出するためには、慢性膵炎などのリスク因子を持つ患者のモニタリングが不可欠です。しかし、腫瘍マーカーや腹部超音波検査の感度は不十分であり、初期の膵がんに対してはCTやMRIでもしばしば検出困難です。
本研究では、非侵襲的バイオマーカーとしての可能性を持つ尿中のマイクロRNAを分析し、高リスク患者(2型糖尿病、慢性膵炎、膵嚢胞、膵管拡張、膵管内乳頭粘液性腫瘍、および膵がん家族歴)から膵臓がんを検出するための機械学習分類器を開発しました。結果として、ステージIを含む膵がん症例と膵臓がんの高リスク患者を高精度で分類できることを示しました。この研究は、膵がんの早期発見のために高リスク患者の効果的なモニタリングの可能性を示し、サンプリングの容易さから尿の利点と実現可能性を示唆されました。
■ マイクロRNAとは
生体機能を制御する小さなRNA。細胞内には多種類のマイクロRNA
が存在し、様々な生体機能を調節している。マイクロRNAの発見と役割の解明に対して、2024年のノーベル生理学・医学賞が授与されている。
■ 米国癌学会(AACR) Pancreatic Cancerについて・開催期間:2024年9月15日(日)~2024年9月18日(水)
・開催地:マサチューセッツ州ボストン・公式ホームページ:
https://www.aacr.org/meeting/aacr-special-conference-pancreatic-cancer-2024/
■ Craifについて
Craifは、2018年創業の名古屋大学発ベンチャー企業です。尿などの簡単に採取できる体液中から、マイクロRNAをはじめとする病気に関連した生体物質を高い精度で検出する基盤技術「NANO
IP(R)︎(NANO Intelligence Platform)」を有しています。CraifはNANO
IP(R)︎を用いてがんの早期発見や一人ひとりに合わせた医療を実現するための検査の開発に取り組んでいます。
会社紹介の短編動画を新たに制作いたしました。(2024年9月)Craifのビジョンや技術に関して、簡潔にご説明しておりますので、以下リンクよりご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=JGxSzqoDvIE&list=PLqtLSZO9d2ihv07VyrKH8SPakQmr5u9jF&index=13
【会社概要】社名:Craif株式会社(読み:クライフ、英語表記:Craif Inc.)代表者:代表取締役 小野瀬 隆一設立:2018年5月
資本金:1億円(2024年3月1日現在)
事業:がん領域を中心とした疾患の早期発見や個別化医療の実現に向けた次世代検査の研究・開発、次世代がんリスク検査「マイシグナル(R)︎シリーズ」の提供
本社:東京都文京区湯島2-25-7 ITP本郷オフィス5FURL:
当リリースの詳細について https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000186.000041883.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000186.000041883.html
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