CureApp、がん患者支援「治療アプリ(R)?」で第一三共との共同開発を開始

2020年11月18日

株式会社CureApp(本社:東京都中央区 、 以下「当社」)は、 第一三共株式会社(本社:東京都中央区、 以下「第一三共」)と共同で、

がん患者様を支援する「治療アプリ(R)︎」の共同開発を開始したことをご報告いたします。

がん治療における薬物療法では、 全身状態や副作用をコントロールしながら治療を継続することが非常に重要です。 しかしながら、 外来での治療が増えてきた現状では、

タイムリーな副作用の発見や刻々と変わる症状へのケアが困難であるという課題がありました。 院外においても医学的に正しい支援が可能な「治療アプリ(R)

」をがん患者様に提供することで、 薬物治療に取り組む患者様のQOL向上 など へ寄与することを目指します。 また患者様の負担を軽減することは、

薬剤治療の完遂・継続へも貢献することが期待されます。

当社が持つ「治療アプリ(R) 」の研究開発への強み、 第一三共の持つ医薬品開発やがん治療に関する強みをかけ合わせ、 がん患者様の治療を支援する「治療アプリ(R)

」の医療機器承認を目指し、 2021年度を目標に乳がんのがん患者様を対象とした臨床試験に入ることを予定しています。 また将来的には、

広く様々ながん種にも適応を広げ、 より多くの患者様へ新しい治療をお届けできるよう研究開発を進めてまいります。

株式会社CureApp について

株式会社CureApp は高度なソフトウェア技術と医学的エビデンスに基づいた疾患治療用プログラム医療機器創出に向け研究開発を行い、

製造販売を目指すMedTech ベンチャーです。 「アプリが病気を治療する効果を持つ」という新しい医療サービスを日本で初めて実現するために、

病気を治療するアプリである「治療アプリ(R) ※」の研究開発に取り組んでいます。 また、 医療機関向け治療アプリの開発で蓄積した知見を活用し、

民間法人向けモバイルヘルスプログラムの「ascure(アスキュア)卒煙プログラム」を提供し、 約200社の企業や健康保険組合、

自治体などで導入いただいています。 さらには、 日本で生み出したモデルをベースに「日本発のデジタルヘルスソリューション」として、

順次グローバルにも展開していく予定です。

「治療アプリ(R) 」の現在の開発状況は下記のとおりです。

* ニコチン依存症治療アプリ : 慶應義塾大学医学部呼吸器内科との共同開発。 2019年5月、

日本初となる治療用アプリの大規模RCT(ランダム化比較試験)を終了し、 2020年8月に薬事承認を取得。

* 非アルコール性脂肪肝炎(NASH)治療アプリ : 東京大学医学部附属病院との共同研究。 2016年10月より臨床研究、

2018年4月より多施設での臨床試験を開始。

* 高血圧治療アプリ:自治医科大学循環器内科学部門との共同開発。 2019年12月より治験を開始。

* 減酒支援アプリ :国立病院機構 久里浜医療センターと2020年6月より共同研究を開始。

※「治療アプリ(R) 」は株式会社CureApp の登録商標です。

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