CVCファンド「KIRIN HEALTH INNOVATION FUND」が衛星データとAI技術で農業課題の解決に取り組むサグリ社へ出資を決定

FUND」が衛星データとAI技術で農業課題の解決に取り組むサグリ社へ出資を決定 ~農地由来の温室効果ガス(GHG)Scope

3排出量の可視化・削減の取り組みを探索~ キリンホールディングス株式会社(社長 COO

南方健志)は、独立系ベンチャーキャピタル大手のグローバル・ブレイン株式会社(社長

百合本安彦)と共同で設立したコーポレートベンチャーキャピタル(以下、CVC)ファンド「KIRIN HEALTH INNOVATION FUND(キリン ヘルス

イノベーション ファンド)」を通じて、サグリ株式会社(代表取締役 CEO坪井俊輔、以下、サグリ社)に出資しました。

サグリ社は、衛星データとAI技術・区画技術を掛け合わせたデータプラットフォームを構築し、農業分野における課題解決に取り組むスタートアップ企業です。同社は、自治体向けに、衛星データを活用した農地区画化・調査などの農地管理ソリューションを提供しています。世界の農家・農協向けに、土壌分析などの営農ソリューションの提供・カーボンクレジットを発行することで、農家の所得向上実現と、企業の気候変動対策をサポートしています。

これまで「KIRIN HEALTH INNOVATION

FUND」は、ヘルスサイエンス関連の技術やビジネスモデルを持つスタートアップ企業へ投資を行ってきました。サグリ社が取り組む世界の食糧危機と気候変動への取り組みは、人々の健康に直結する食糧供給の観点で、自然資本を扱うキリングループにとって重要な取り組みであると考え、今回出資を決定しました。当社はサグリ社とともに、農地由来の温室効果ガス(GHG)Scope

3排出量の可視化・削減の取り組みを探索し、キリングループ環境ビジョン2050に掲げる「ポジティブインパクトで、豊かな地球を」に取り組んでいきます。

■サグリ社について

サグリ社は2018年に兵庫県で創業した、岐阜大学発スタートアップ企業です。「人類と地球の共存を実現する」をビジョンに掲げ、衛星データとAI技術による土壌解析技術を用いた土壌診断を行い、施肥量適正化による「肥料コスト削減」や土壌より生じる温室効果ガスの把握と削減という「地球環境改善」に取り組んでいます。植生解析による収量増加・環境に優しい農業の展開、カーボンクレジット発行により、国内の農家のみならず、東南アジア諸国・アフリカ・南米をはじめとする海外の農家の収益向上にも貢献することを目指します。

■CVCファンド「KIRIN HEALTH INNOVATION FUND」について

当社は本CVCファンドを通じて、ヘルスサイエンス関連の先端技術や顧客体験の向上を実現するソリューションなどを対象とした、革新的な技術やビジネスモデルを有する国内外のスタートアップ企業へ投資を行っています。短期的なシナジー創出にこだわらず、中長期的な視点で価値創出が見込めるスタートアップを対象に、スタートアップ企業が持つ新たな発想や技術とキリングループのヘルスサイエンス領域の強みや資源を掛け合わせることで、お客様の生活を豊かにする魅力的な価値を創出していきます。

キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。■企業概要

(1)CVCファンド「KIRIN HEALTH INNOVATION FUND」概要

(2)グローバル・ブレイン株式会社の概要

(3)サグリ株式会社の概要

当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001024.000073077.html

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キリン

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