災害対策及び感染症対策医療コンテナ、内覧会のおしらせ
日本初「災害医療コンテナ」と「感染症対策発熱外来」の複合コンテナ建築が武蔵国分寺公園クリニック
にしこくベースに誕生！発災時にも変わらぬ医療提供と停電時には地域の電源供給基地に、との院長の思いを形に。
ヴィガラクス株式会社（兵庫県神戸市）は、2024年1月23日（火）武蔵国分寺公園クリニック（東京都国分寺市）にて、災害対策及び感染症対策医療コンテナの内覧会を開催いたします。
昨年補正予算に、大規模災害の発生等に備えて災害拠点病院や災害などのリスクの高い地域に所在する医療機関等の体制強化や、施設整備に対する支援が盛り込まれました。
医療コンテナの導入は国策として国が推進しています。
今回の内覧会では、災害時インフラ機能が麻痺してしまった場合でも自家発電によって電気を確保し供給することができる「災害医療コンテナ」と、陰圧設備を導入し、災害時の感染症対策を施した「感染症対策発熱外来」の合計3棟を設置いたしました。
武蔵国分寺公園クリニック内覧会について
日時：2024年1月23日(火) 9:00～12:00
場所：医療法人実幸会武蔵国分寺公園クリニック にしこくベース
東京都国分寺市西元町2-17-7
このプロジェクトは、院内の診療スペースが限られている中で新たに発熱外来診療スペースを院外に確保設置したいとのニーズに加え、非常時にも継続した医療提供を行うという目的で立ち上がりました。
そして発熱外来として「モバイルクリニック(TM)」を、事務所兼倉庫として「エルアーク(R)シェルター」を活用することになりました。
エルアーク(R)シェルターは太陽光発電と蓄電池設備を備えているため、「モバイルクリニック(TM)」「エルアーク(R)シェルター」両コンテナの電源供給を行うことができるほか、非常時には余剰電力を近隣の住民施設に提供することもできます。（蓄電池容量は家庭用の2倍）
通常日中晴天であれば、エアコンをフル稼働して医療提供を行ったとしても発電量（約7000w）のほうが多く、蓄電池の容量は減少せず余剰電力が発生する状況となります。
医療提供だけでなく、非常時の地域貢献まで考えて計画立案されたプロジェクトです。
モバイルクリニック(TM)とは
「モバイルクリニック(TM)」は、医療施設での二次感染リスクを最小限まで減らすことを目的に設計された、移動型簡易診療所です。
堅牢で世界中どこへでも輸送が可能な建築用コンテナに、感染症拡大防止の陰圧設備を内蔵。
台風などの悪天候にも耐えうる頑強さとモビリティ、医療用レベルでの感染症対策設備を併せ持つ、今までにない製品です。
エルアーク(R)シェルターとは
「エルアーク(R)シェルター」は耐久性・居住性に優れた建築用コンテナに、太陽光発電システムと蓄電機能を搭載した運搬・移動が可能な施設です。
送電線や電源がない場所にも即時設置することができ、自家発電により停電時にも再生可能エネルギー電気を蓄電池に蓄え、長期間安定した電気の供給が可能です。
防災備蓄倉庫として食料や医療資材の保管庫として力を発揮する一方、災害時の救護所や衛星インターネットシステムを使った通信拠点など多彩な顔をもち、平常時から非常時まで変わらず稼働することができます。