高齢者介護施設「翔裕館」は熱中症対策を強化中
令和5年は全国で5万人の高齢者が救急搬送、令和6年も猛暑が予想。高齢者が熱中症になりやすい理由と対策を解説
「共に生きる」をスローガンに、全国56地域で高齢者介護施設「翔裕館」を運営する株式会社サンガジャパン(本社:埼玉県さいたま市)は、本格的な夏を迎える前に熱中症対策を強化しています。
* 5万人の高齢者が、熱中症で救急搬送(令和5年5月~9月)
昨年5~9月に熱中症が原因で救急搬送された方は、全国で9万人を上回り、その半数以上の5万人超が65歳以上の高齢者。また熱中症の発生場所は「住宅」が最多で、全体の約4割を占めました。※1
令和6年の夏も平均気温は高い見込みと気象庁が発表、昨年並みの猛暑となる可能性※2があり、翔裕館では熱中症予防に備えています。 ※1:総務省消防庁報道資料より
※2:2024年2月20日気象庁予報より
* 高齢者が熱中症になりやすい理由_「水分不足」と「体温の高さ」
高齢者が熱中症になりやすい理由として、体内の水分(体液)不足があります。体液は筋肉に多く含まれますが、高齢になると筋肉量が減り水分を蓄えにくくなります。また、のどの渇きを感じにくくなり気が付かないうちに脱水状態になってしまったり、トイレに行く回数を減らしたいと意識的に水分摂取を控えてしまうこともあります。
(埼玉県・おおみや公園翔裕館 施設長 中山優希)
高齢者は温度に対する感覚が弱くなり暑さを感じにくく、体温調節機能も弱くなっているため汗などで熱を外に逃すことも難しくなります。また暑くても「体に悪い」「節約したい」との意識からエアコンを使わないという方は少なくありません。このように体温が高い状態が続き、上述の水分不足も加わると室内でも熱中症にかかってしまいます。
(東京都・しゃくじい台翔裕館 施設長 山地成)
* 高齢者を守るために。介護施設「翔裕館」での熱中症予防対策
・空調管理:翔裕館では、室温28℃以下・湿度60%を目安に空調管理しています。
・水分摂取
:のどが渇いていなくても、1時間にコップ1杯程度の水分を摂っていただいています。抵抗なく水分が摂れるよう、ご利用者がお好きな飲み物を予めご本人やご家族からヒアリングしてご提供したり、「おやつを召し上がりませんか」などお声がけして、時には横に座って一緒にお茶をいただくこともあります。
お食事からの水分摂取を増やすためにキュウリなど水分を多く含む食材を使ったり、汁物をつけたりするほか、召し上がりやすいアイスやゼリーなどを提供することもあります。
・衣服
:夏でも厚着を好まれる方もいらっしゃいますが、汗ばんでいたり、体温が高いようでしたら「少し暑いようなので、涼しい服に着替えましょうか」などとお声がけしています。
・お声掛け:何となく元気がない、普段よりも静かにされている、ぼんやりされているといった様子の変化を初期熱中症の兆候としてチェックしています。
・お食事量:食欲不振も熱中症の初期兆候のため、普段よりも少なくないか?を確認しています。
・体調確認
:熱中症の兆候が何も見受けられなくても、朝夕に看護師が体調を確認しています。体重測定、尿量の確認を行い脱水症状がないか(短期的に体重が落ちていたり、濃縮尿になっていて水分がとれていないか)をチェックします。
* 「翔裕館(しょうゆうかん)」について
全国56拠点※にて有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅・グループホーム・デイサービス・ショートステイ・訪問介護・小規模多機能居宅介護・居宅介護支援などの高齢者向け介護サービスを提供。
・運営会社:株式会社サンガジャパン
・所在地 :秋田県、宮城県、東京都、埼玉県、千葉県、静岡県、愛知県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県
・公式HP:
※2024年5月現在
「翔裕館」では、“ご利用者を元気にする”企画の立案と実施について、介護の現場を最も熟知している施設職員らに大きな裁量をゆだねることで、施設ごとの自由な発想・ユニークな取り組みを実現しています。
* ビデオ会議・電話・メールでの取材も可能です。
翔裕館の各施設および株式会社サンガジャパンでは、メディアからの取材もお受けしております。
対面の他、メール・ビデオ会議・お電話等の取材にも柔軟に対応しております。
※施設への直接のお問い合わせは、お控えください。当社PR事務局にて承ります。
※ご本人様・ご家族様・職員への現地取材もご相談ください。
※新型コロナウィルス感染蔓延状況によっては、施設での取材が難しい場合がある旨、予めご了承ください。
本リリースPDF版:
https://prtimes.jp/a/?f=d124242-9-ee19a99fca035a8b564d845781cfb1a1.pdf
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