eoX株式会社が処方箋二次元コード生成システムの特許を取得
NeoXはこれまで、独自のAI視覚理解エンジンを活用した提供サービスを通じて、不動産業界や医療業界での課題解決に取り組んでまいりました。
特に現在は、薬局業務の入り口とも言える処方箋入力作業の負荷軽減やミス防止を目的として開発した「薬師丸賢太」を多くの薬局にご利用いただいております。
2024年5月時点で3,000店舗を超える薬局へ導入しており、今後も導入が加速する予定です。
このたび、その薬師丸賢太の根幹ともいえる「処方箋二次元コード生成システム」の特許を取得いたしました。(特許 7378830号)
開発背景
従来、調剤薬局では医療施設から健康保険組合などの支払い機関に対し、診療報酬を請求するためにレセプト(診療報酬明細書)を作成するコンピューターシステムとして、レセプトコンピュータが使用されており、病院で処方された紙の処方箋の情報等が入力されています。
レセプトコンピュータには、二次元コード読取装置が設けられており、紙の処方箋に処方箋の情報を示す二次元コードが記載されている場合には、二次元コード読取装置で二次元コードを読み取ることで、読み取った処方箋の情報がレセプトコンピュータに記憶されます。
しかしながら、処方箋に二次元コードが記載されていない処方箋の場合、紙の処方箋の情報をレセプトコンピュータに手動で入力することで、処方箋の情報をデータ化しているため、入力作業に工数がかかっておりました。
このような背景を受け、従来技術の課題に鑑み、入力の手間を省き、処方箋に記載された情報を容易にデータ化することができる処方箋二次元コード生成システムを提供するため、本発明に至りました。
開発概要
本発明の処方箋二次元コード生成システムは、処方箋を認識して該当処方箋の情報に応じた二次元コードを生成する処方箋二次元コード生成システムでございます。
本発明により、紙の処方箋に処方箋の情報を示す二次元コードが記載されていない場合でも、二次元コード生成装置は、処方箋に記載された文字に基づいて生成された処方箋文字データに基づいて、処方箋の情報に応じた二次元コードを生成することができるようになります。
本システムで生成された二次元コードを、表示装置に表示したり、プリントアウトすることで、レセプトコンピュータに設けられた二次元コード読取装置で読み取ることが可能となり、紙の処方箋の情報をJAHIS標準表示フォーマットで表示されるような処方箋文字列データの生成を実現いたします。
処方箋入力の手間を省き、容易に処方箋に記載された情報をデータ化することができるようになります。
また、レセプトコンピュータには、二次元コード読取装置が設けられていることも多いため、この二次元コード読取装置で二次元コードを読み取ることで、処方箋の情報をデータ化し、従来から薬局に設置されたレセプトコンピュータを、そのまま利用して処方箋の情報をデータ化することを可能にします。
【特許に関する内容】
・特許番号: 特許第7378830号
・発明の名称: 処方箋二次元コード生成システム
・登録日: 2023年11月16日
参照URL:
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-2021-095683/10/ja
【NeoX株式会社の概要】
最先端AIと医療専用OCRの技術を組み合わせ、調剤薬局の業務効率化・調剤過誤防止を実現する処方箋入力支援サービスを「薬師丸賢太」を開発し、処方箋の高速かつ正確なデータ化を実現することで、入力業務の負担を軽減し、多くの薬剤師・医療事務の皆様にご利用を頂いております。
所在地:東京都渋谷区代々木1-25-5 BIZ SMART代々木
代表者:代表取締役 何 書勉
HP:
当リリースの詳細について
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