「キリングループ環境報告書2020」が、第24回環境コミュニケーション大賞にて気候変動報告大賞(環境大臣賞)を受賞

磯崎功典)の「キリングループ環境報告書2020」が、 「第24回環境コミュニケーション大賞」の環境報告部門において、

「気候変動報告大賞(環境大臣賞)」を受賞し、 2月17日(水)に表彰式が行われました。

「環境コミュニケーション大賞」は、 優れた環境報告を表彰することにより、 事業者の環境経営および環境コミュニケーションへの取り組みを促進するとともに、

環境情報開示の質の向上を図ることを目的に、 環境省および一般財団法人 地球・人間環境フォーラムが主催する表彰制度です。

キリングループは2013年にCSV※1を経営の根幹に据えることを宣言しました。 「酒類メーカーとしての責任」を前提に、

「健康」「地域社会・コミュニティ」「環境」の3つの社会課題に事業を通じて重点的に取り組んでいます。 「環境」については、

2020年2月に社会と企業のレジリエンス強化へ向けた新たなビジョン「キリングループ環境ビジョン2050」を策定し、 ネガティブインパクトの最小化にとどまらず、

社会にポジティブなインパクトを与え、 地球を次の世代につないでいくことを目指して取り組みを進めています。 同ビジョンの中で、

事業を通じて取り組む4つの重点テーマを「生物資源」「水資源」「容器包装」「気候変動」としています。

「キリングループ環境報告書2020」では、 重点テーマの目標ごとに当該年度における主要な取り組みやその進捗と成果、

特に重要となるパフォーマンスデータを記載しています。

※1 Creating Shared Valueの略。 お客様や社会と共有できる価値の創造。

「第24回環境コミュニケーション大賞 気候変動報告大賞(環境大臣賞)」受賞ポイント

キリンホールディングス株式会社 常務執行役員 溝内 良輔

キリンホールディングス株式会社 常務執行役員 溝内 良輔

同社のこれまでの先進的な目標を更に改定し、 2050年までに「バリューチェーン全体での温室効果ガス排出量をネットゼロ」という目標を掲げ、

経営トップのメッセージからマテリアリティに対する主な取組状況に至るまで一貫性のある報告書となっている。 TCFD※2 提言を早期から支持し、

シナリオ分析にも早くから着手し、 年々進化し、 ネガティブインパクト、 ポジティブインパクトの詳細な記載など日本企業の先端を走っている。 さらに、

特定したマテリアリティごとに、 バリューチェーンへの取り組みがわかりやすく記載されている点も評価できる。

(「受賞作品講評」より抜粋)※2 The Task Force on Climate-related Financial Disclosuresの略

今後もキリングループは、 豊かな地球の恵みを将来にわたって享受し引き継ぎたいという思いを、 バリューチェーンにかかわるすべての人々と共につないでいくために、

さまざまな社会課題に対する取り組みを積極的に進めていきます。

<参考>

・地球・環境フォーラム「第24回環境コミュニケーション大賞結果発表」

https://www.gef.or.jp/news/info/210204_24th_ecom_result/

・「キリングループ環境報告書2020」

https://www.kirinholdings.co.jp/csv/report/env/pdf/environmental2020.pdf

・キリングループ環境ビジョン2050

www.kirinholdings.co.jp/news/2020/0210_01.html

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