「防災×RPG」という、異色の組み合わせ家族で楽しめる防災本『防災クエスト』発売

2021年3月に東日本大震災発生から10年を迎えるにあたり、 株式会社小学館クリエイティブは2月24日(水)に書籍『防災クエスト』(著者:辻直美)を発売します。

本書は防災とRPG(ロール・プレイング・ゲーム)を組み合わせた、 これまでにないコンセプトの防災本です。

『防災クエスト』

著者:辻直美 絵:エイイチ

発売日:2021年2月24日

ISBN:978-4-7780-3562-4

定価:本体1,200円+税

発売:小学館

発行:小学館クリエイティブ

http://www.shogakukan-cr.co.jp/book/b555544.html

●災害は怖いけど、 防災はおもしろい

著者は国際災害レスキューナースの辻直美さん。 東日本大震災や西日本豪雨(平成30年7月豪雨)などで救助を行い、

2019年発行の著書『レスキューナースが教えるプチプラ防災』(扶桑社刊)はベストセラーになりました。

辻さんが提唱する防災のテーマは「災害は怖いけど、 防災はおもしろい」。 多くの人は防災を難しく考えすぎ、

自分でハードルを上げている側面があると感じている辻さんは、 防災を真面目に捉えすぎず、 遊びだと思って取り組むことが大切だと指摘します。

そこで本書は、 防災へのハードルを下げ、 家族全員がゲーム感覚で取り組めるよう、 RPGの要素を取り入れました。

著者が課す防災ミッションを攻略してレベルを上げ、 家族を守る“防災勇者”を目ざす、 というストーリー仕立ての漫画で、 防災を楽しく、 気軽に学ぶことができます。

●家族みんなで防災ミッションを攻略しよう

・著者が考案した13の防災ミッションを漫画で紹介します。 家族で協力してミッションを攻略し、 防災勇者になろうという、 RPGを模したストーリー。

・ミッション「防災ウォークをしよう」では、 冒険に出る感覚で防災に取り組めるほか、 「やってみたことが大事」と、 読者のハードルを下げてくれます。

・「リュックに給水する方法」「災害用トイレのつくり方」など、 経験豊富な著者ならではの防災テクニックを紹介する図解ページもあります。

●著者のコメント

「私の考える防災は、 日常の延長にあるものです。 だから、 だれにでもできる。 子どもにも高齢者にも、 普段はなかなか家事に協力しないパパにだってできる(笑)。

家の中にあるものでできて、 しかも簡単。 やろうと思えばすぐ始められる。 この気軽さがポイントです。 だから私の考える防災は、

ハマるとめっちゃおもろいんです」(本文より抜粋)