外線水平照射による模擬唾液に含まれた新型コロナウイルスの不活性化を発表!                

】紫外線水平照射による模擬唾液に含まれた新型コロナウイルスの不活性化を発表! Press Release

UVC紫外線照射装置の製造販売を行う、 株式会社コムラック(本社:埼玉県三郷市、 代表取締役 畑野裕睦 )は、

模擬唾液に含まれた新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が、 UVC紫外線照射装置(UVCエアクリーンManager)の光源により、

不活性化されたことを発表いたします。

≪試験の背景≫

既に国内外でUV-C波での新型コロナウイルス不活性化の報告はされておりますが、

くしゃみや咳により唾液ミストとともに新型コロナウイルスが排出されることへの効果に対しての声が多く寄せられております。

そこで今回、 模擬唾液に新型コロナウイルスを含んだ状態で不活性化性能評価試験を実施いたしました。

≪試験内容≫

いであ株式会社 食品・生命科学研究所 内に設置されたバイオセーフティレベル2のBSL-2安全キャビネット(NSD-IIA2-1200A

ダルトン社製)内に新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)合成RNAを含む模擬唾液をガラスに塗布し乾燥させたのち、

安全キャビネット内に設置した紫外線照射装置にて一定時間照射しました。

試験体までの距離: 装置前面から300mm及び1000mm

照射時間: 2秒~60秒

室内温度:23.5度

室内湿度: 35%

≪試験風景≫

≪試験結果≫

■ 装置前面から300mmの位置で、 2秒・10秒・30秒照射した結果

残存RNA比からのRNA除去率(不活性化率)は93.3%~99.2%

■ 装置前面から1000mmの位置で、 10秒・30秒・60秒照射した結果

残存RNA比からのRNA除去率(不活性化率)は88.3%~98.3%

≪まとめ≫

UVCエアクリーンManagerにおいては模擬唾液中の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ゲノムRNAに対する破壊効果が十分に発揮することが確認されました。

唾液はUV照射からRNAを保護する効果があり、 RNAの変性破壊を抑制しますが、 試験結果から唾液と同じ

濃度のタンパク質を含む模擬唾液を用いてもウイルスRNAの変性破壊の抑制には至りませんでした。

≪製品概要≫

商品名 :UVCエアクリーンManager

型式 :UVC-10

設置前安:60平方メートル

定格電源:10W

電源 :AC100V 50/60Hz共用(インバータ式)

外形寸法:W448xD185xH84(mm)

重量 :約3.8Kg

≪問い合わせ先≫

株式会社コムラック 営業部

東京都千代田区鍛冶町2-5-1

TEL:03-5298-6185

mail:[email protected]

HP:

http://comrack.co.jp/seihin/lp_uvc-10.html

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