池上彰とともに「死」を考える一冊。「死」を考えることは「生」を考えること。あなたはどう生きますか?
代表取締役社長:松原眞樹)は、 3月2日(火)に、 池上彰の新刊『池上彰と考える「死」とは何だろう』を発売しました。 「死とは何か」「人はなぜ死ぬのか」。
死と向き合うことで、 「自分はどう生きるべきか」ということが浮かび上がってきます。
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大で、 病気や死が身近なものに感じた人も多かったことでしょう。 さらに、 2021年3月11日で、
東日本大震災から10年となります。 犠牲者が1万5899人(2020年・警察庁発表)に上りました。 「突然の別れ」とどう向き合うかも大事なテーマです。
本書は、 三大宗教をはじめ、 多くの宗教の現場を取材し、 「生」「死」ということに向き合ってきたジャーナリスト池上彰さんとともに「死」を考える一冊です。
巻末には、 宗教学者の釈徹宗さんとの対談も収録。 読者の皆さんからの「死」をめぐる質問にお答えします。 中学生、 高校生、
大学生と若い方にも読んでいただける内容となっています。 ぜひご覧ください。
【著者プロフィール】
●池上彰(いけがみ あきら)
1950年生まれ。 ジャーナリスト、 名城大学教授、 東京工業大学特命教授、 東京大学客員教授、 愛知学院大学特任教授。 立教大学、 信州大学、 日本大学、
関西学院大学、 順天堂大学でも講義を担当。 慶應義塾大学卒業後、 73年にNHK入局。 94年から11年間、 「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。
2005年に独立。 いまさら聞けないニュースの基本と本質をズバリ解説。 角川新書「知らないと恥をかく世界の大問題」シリーズ、『宗教の現在地
資本主義、暴力、生命、国家』(佐藤優氏との共著)、 単行本『池上彰とホセ・ムヒカが語り合った ほんとうの豊かさって何ですか?』、
角川文庫『池上彰の「経済学」講義1・2』(いずれもKADOKAWA)など著書多数。
【目次】
はじめに
第1章 そもそも「死」って何だろう
1.どのような状態が「死」なのか/2.〈死因〉で急増中は……
第2章 人はなぜ死ぬのだろうか
1.そもそもなぜ「死ぬ」のだろう/2.細胞が「死ぬ」ことで「生きている」?/3.自ら「死ぬ」細胞/4.アポトーシスがあるからこそ/5.もともと「死」はなかった/6.絶滅を防ぐアポトーシス
第3章 宗教でこんなに違う「死生観」
1.ジョブズから学ぶ「死生観」/2.世界1位の宗教人口…キリスト教/3.ムハンマドが伝えた「神の言葉」…イスラム教/4.極楽浄土を目指す…仏教/5.日本人の生活に溶け込んでいる…神道
第4章 「死ぬとき」に起こること
1.文豪も体験した死の不思議な現象/2.お迎え現象/3.臨死体験
第5章 「突然の別れ」と向き合う
1.「あいまいな喪失」と向き合う/2.新型コロナウイルス感染で別れもできず……/3.東日本大震災での「あいまいな喪失」に向き合った学生たち
第6章 「死」をめぐる質問にお答えします~池上彰×釈徹宗 対談~
新型コロナウイルスで増える自殺と、 救われた人/求められる「死」の「参考書」/「歌」もあなたを救う/死につけこむ「悪いやつら」
読者からの質問1~7に答える
おわりに
コラム 世界のお葬式から 沖縄編/韓国編/台湾編/インド編/アメリカ編
【書誌情報】
タイトル:池上彰と考える 「死」とは何だろう
著者:池上 彰
定価:(本体1,400円+税)
発売日:2021年03月02日
判型:四六判
216p(1色)
ISBN:978-4-04-109758-8
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