石田二郎写真集「Human Racing 2(ヒューマンレーシング)」発売

Smiles-往年のグランプリの記憶とサーキットの肖像 株式会社三栄(本社所在地:東京都新宿区、 代表取締役社長:星野邦久)は、

同社が運営するASB電子雑誌書店にて、 2021年2月25日に写真集『Human Racing 2』を発売しました。

カメラマン石田二郎氏がオートバイ世界選手権に帯同して撮影した貴重な写真の数々をまとめた電子書籍です。

かつてのグランプリの熱狂とともに駆け抜けたライダーとマシン、 そしてそれを支えた人々の肖像を心ゆくまで堪能してください。

Human Racing 2

発売:2021年2月25日(木)

著者:石田二郎

頁数:132

価格:1,000円(税込)

https://www.as-books.jp/books/info.php?no=ISI20210225(ASB電子雑誌書店)

レース専門誌『RIDING SPORT(ライディングスポーツ)』で、 1982年の創刊から1996年まで、 FIM Road Racing World

Championship Grand Prixの撮影を担当したカメラマン石田二郎氏が、 その15年分のフォトグラフを厳選した電子書籍。

<著者経歴>

石田二郎/JIRO ISHIDA

1950年4月21日、 青森県生まれ。 東京綜合写真専門学校卒。 1978年からヨーロッパに渡り、 レーシングカート、 ヨット、

ウィンドサーフィンなどスポーツ写真を撮り始める。 1982年、

モーターサイクル・レース専門誌『ライディングスポーツ』の創刊と同時に契約フォトグラファーとしてグランプリ・ロードレースを中心に他に耐久、 モトクロス、

トライアルなどを精力的に撮影。

* 祝辞

ロードレースは、 選手の表情が見えないスポーツと言われます。 とは言え、 レーシングスーツ越しに見えるライダーの動きや、 ヘルメットの傾き、

シールド越しのわずかな目線から、 狂気のスピードで移動しながら戦っているライダーの顔と、 魂を感じることができます。

石田二郎は、 こういったライダーの動きや表情をフィルムに焼き付けるプロのレースカメラマンです。 時として、 誰が勝ったのかという、

レースの本来の目的となるカットは撮りません。 石田二郎が撮りたい、 負けたライダーを追い続け、 顔の見えないヘルメットシールドの内側にある、

悔しい思いでいっぱいの眼光が想像できる写真を撮ります。

また、 石田二郎が切り取る、 ヘルメットを被っていないライダーのカットには、 格別な表情が表現されています。 笑顔、 不安、 怒り、 安堵……。

ロードレースがヒューマンドラマであることを改めて感じる写真たちです。

インターネットの普及で、 ロードレースの写真も即物的なカットが求められています。 ホイールが止まっていようが、 背景が止まっていようが、

フルオートで超高速シャッターで撮れば、 素人でもそれなりのレースシーンを撮ることができますし、 今はそれで十分という風潮があります。 この写真集は、

そう言った現代へのアンチテーゼとも思えます。 アナログ感たっぷりの一枚の写真に、 見る人なりの多くのストーリーが流れています。

MotoGPがグランプリサーカスと呼ばれていた古き良き時代のロードレースを、 じっくりと楽しんでください。

「RIDING SPORT」編集長 青木淳

Human Racing 2

https://www.as-books.jp/books/info.php?no=ISI20210225

https://www.as-books.jp/books/info.php?no=ISI20210225(ASB電子雑誌書店)

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