在宅医療の訪問スケジュールを自動最適化するZESTが資金調達を実施
新取締役にアマゾン・ジャパン立ち上げ責任者の長谷川氏、元HENNGE執行役員の池田氏が就任
在宅医療の訪問スケジュール最適化による経営改善クラウドサービス「ZEST(ゼスト)」(以下 「ZEST」)を運営する株式会社ゼスト(所在地:東京都港区、
代表取締役:伊藤 由起子)は、 ベンチャーユナイテッド株式会社、 一般社団法人 日本スタートアップ支援協会、
その他個人投資家に対し約7,400万円の第三者割当増資を実施したことをお知らせいたします。
また、 新経営陣として、 取締役COOに元HENNGE執行役員の池田篤子氏、 取締役CPO(Chief Platform
Officer)にアマゾン・ジャパン立ち上げ責任者の長谷川純一氏、 非常勤取締役として株式会社meleap取締役(現任)の冨田由紀治氏、
社外取締役としてベンチャーユナイテッド株式会社取締役兼ユナイテッド株式会社執行役員の榎本吉兼氏が就任することも、 併せてお知らせいたします。
■直面する介護の人材不足問題コロナで求められる在宅医療のDX
国内において介護人材は2025年度に約34万人が不足する(※1)と言われており、 介護の人材不足への対応は、 国を挙げての喫緊の課題となっています。
また、 人の手で作成した訪問スケジュールでは訪問が非効率となることが多く、
在宅医療界(訪問看護・介護・リハビリや在宅診療クリニックなど)は経営難・従業員の長時間労働といった問題も抱えております。 その他、
新型コロナウイルスの影響で可能な限りの非接触が求められ、 業務のDXや直行直帰ができる仕組みづくりも急務となっています。
ZESTは在宅医療の訪問スケジュール最適化による経営改善クラウドサービスで、 2019年10月にサービスを開始しました。
スケジュールや訪問ルートの単純な自動化ではなく、 希望の訪問時間や訪問スタッフの性別希望といった“利用者側の要望”と、
医療スタッフの技能スキルやスタッフの勤務時間など“訪問者側の事情”を全て考慮した全体最適化技術(特許取得済)が特徴です。
ワンクリックで訪問スケジュールを自動作成でき、 移動効率の最適化・訪問件数アップに貢献しています。
本資金調達は営業組織強化 とマーケティング施策実行を目的とし、 今後、 より多くのお客様に当サービスをご利用していただくための基盤作りに取り組んでまいります。
(※1)厚生労働省による推計
■引き受け先コメント
ベンチャーユナイテッド株式会社取締役榎本 吉兼様
少子高齢化により在宅医療業界は近年継続的な伸長を見せており、 今後もその拡大が予想される一方で、 サービス供給の担い手が不足することが懸念されており、
業界として経営効率化は重要なテーマとなっています。 そのような市場環境下において、 ゼスト社のプロダクトは、 在宅医療業界の現場における、
効率的なスケジュール作成という重要課題の解決に寄与するものであり、 今後の事業拡大に期待し、 今回の出資を決定いたしました。 また、
社外取締役として経営関与させていただくことで、 同社の企業価値向上にも積極的に貢献していきたいと考えております。
■新任の経営陣からコメント
取締役COO池田 篤子
プロフィール:
法学修士。 ドイツ留学から帰国後、 アンダーソン・毛利法律事務所(現アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業)、
株式会社HDE(現HENNGE株式会社)、 株式会社ARISE analyticsを経て、 2020年2月より参画。 HENNGEにて
管理部門統括(執行役員管理部長)を経験。 2018年秋、 シリコンバレーでのプロフェッショナルインターン中にCEOの伊藤と出会い、 ゼストを知る。
コメント:
「利用者様の生き様を知る」というお客様の訪問看護ステーションで目にしたポスターが強く印象に残っています。
COVID-19の爆発的感染拡大のような壮絶な環境下で、 新チームがスタートすることの意味を心に刻み、
在宅医療にかかわる皆さまがその力を本業で存分に発揮できる世界を実現すべく、 チーム一丸となって、 事業に取り組んでまいります。
取締役CPO長谷川 純一
プロフィール:
eコマースの黎明期にアマゾンの日本事業を成功裡にスタートさせた後、 ピープルソフト、 日本オラクルなどIT企業のオペレーションズ責任者を長年務めてきた。
MITスローンスクールで経営科学修士を取得。 法政大学ビジネススクール (イノベーション・マネジメント専攻)で客員教授としてプラットフォーム戦略を担当。
ベイシス・テクノロジー株式会社 代表取締役。
コメント:
ZEST に、 介護業界のプラットフォームになり得る大きなポテンシャルを感じ、 Chief Platform Officerとして着任しました。
プラットフォームとして、 介護に携わる人々と利用者やその家族をつなぐことができれば、 生産性を飛躍的に向上することができるはずです。 そして、
「2025年問題」という言葉に代表される社会課題を解決していきたいです。
非常勤取締役冨田 由紀治
プロフィール:
日米にてテック系スタートアップ企業の新規事業、 資金調達、 経営戦略等を歴任。 株式会社meleapにて取締役COO/Co-Investor(現任)として従事
する傍ら、 スタートアップ企業の経営を アップデートする、 をミッションにゼスト社を経営面でサポート。
社外取締役 榎本 吉兼
プロフィール:
早稲田大学政治経済学部卒業後、 在学時より在籍していたインターネット関連事業を手掛ける株式会社ミログへ入社。 経営戦略室長として資金調達、 経営企画、
トップアライアンス等を統括。 その後、 デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社等にてクロスボーダー案件を中心に、
企業買収等のアドバイザリー業務に従事。 2015年より、 再生可能エネルギーの開発や建設等を手掛ける自然電力株式会社に入社、 コーポレート部長として財務、
経営企画、 トップアライアンス等を統括。 2018年8月ユナイテッド株式会社入社、 執行役員(現任)、 ベンチャーユナイテッド株式会社取締役(現任)に就任 。
◆ZESTとは(
「ZEST」は訪問看護・介護・リハビリステーションおよび訪問診療における、 訪問スケジュール作成にかける時間を95%(※)以上削減、
スタッフの移動時間を15%(*)以上削減するクラウドサービス。 訪問件数を2倍(※)以上に増やすことも可能で、 訪問医療の人手不足問題解消に貢献します。
スケジュールや訪問ルートの単純な自動化ではなく、 看護師など医療スタッフの技能スキル、 時間的制約などの全体最適化技術が特徴(特許取得済)。 直近では、
国内最大規模のヘルステックカンファレンス「HIMSS & Health 2.0 Japan 2019」のピッチコンテストにて、
最優秀賞&Aflac賞をダブル受賞しました。 また、 Future Care Lab in
Japan(SOMPOホールディングス株式会社)とインフォコム株式会社が運営する新事業創出プログラム「デジタルヘルスコネクト」により、
テクノロジーを活用して高齢者が健康で快適な生活を送る「新しいシニアライフ」をテーマにしたビジネスコンテスト「シニアライフ・イノベーション・チャレンジ2020」においても最優秀賞を受賞しました。
(*) ZESTのβ版テスト実験結果に基づく数値
無料デモ 実施中!
毎週「水曜15時~」と「金曜11時~」で無料デモを実施しております。 ZESTにご興味がある事業所の皆さま、 お気軽にご参加ください。
※上記日程が合わない方は個別でデモいたします。
無料デモ お申し込みページ:
◼会社概要
株式会社ゼスト (https://www.zest.jp/)
・所在地:東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階
・代表取締役:伊藤 由起子
・創業:1988年
・TEL:03-5542-0542 FAX:03-5542-0543
・資本金:1000万円
・事業内容:
スケジュール調整自動化クラウドサービス「ZEST」の運営
■本サービスに関する問い合わせ先
https://www.zest.jp/
https://www.zest.jp/内の問い合わせフォームよりお問い合わせください。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません