あべ弘士さん最新作『ギザ耳ラグ』の作者コメントが到着。懸命に生きるウサギ親子の姿が胸を打つ。

あべ弘士さん最新作『ギザ耳ラグ』の作者コメントが到着。懸命に生きるウサギ親子の姿が胸を打つ。

命のつながりを描く「あべシートン」第2巻が12月10日(木)に発売。 株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、

株式会社 学研プラス(東京・品川/代表取締役社長:影山博之)は、 小学校低学年向けの読み物『ギザ耳ラグ』(あべ弘士のシートン動物記2.)を、

2020年12月10日(木)に発売いたします。

シートン生誕160周年の2020年に創刊された、 あべ弘士さんによるシートン動物記のシリーズ。 音読したときのリズムにこだわった文章で、

すべてのページに挿絵が入っているので、 読み聞かせや、 お子さまのはじめてのシートン動物記にもぴったり。 ふりがな付きのオールカラーです。

* この冬、 親子でよみたい1冊

ヘビにかみつかれ、 耳がギザギザになってしまった子ウサギ、 ラグ。

森で生きぬく技と知恵をお母さんウサギに教わりながら、 いくつもの冒険を通して、 成長していきます。

天敵だらけの森の中で、 懸命に生きる子ウサギの学び、 成長、 そして別れ。

自然の厳しさ、 そして命のつながりをまっすぐに描いた、 絶対に読んでおきたい名作です。

* あべ弘士さんコメント

作者のあべ弘士さんから、 本書についてのコメントをいただきました。

あべさんは2018年、 2019年と、 「シートン動物記」の舞台でもあるカナダ中東部ノース・ウッズをカヌーで訪れました。

『ギザ耳ラグ』の舞台となったトロントの近くの湖では、 ワタオウサギにも出会ったそうです。

その時の美しい景色や動物たちの生き生きとした様子が、 本書の制作に活きています。

野バラが咲く初夏、 8月の夜の池、 12月の森での出来事、 1月の吹雪の夜。 そしてまためぐる夏。

季節の移ろいを描いた美しい挿絵にも注目です。

やさしく紡がれた文と絵にも、 命の覚悟あるまなざしを感じる、 大切な人と一緒に読みたい1冊です。

* 【著者紹介】

●あべ 弘士(文・絵)

1948年北海道生まれ。 旭山動物園の飼育係を25年間勤めたのち、 絵本創作に専念。 『あらしのよるに』(講談社)で、 講談社出版文化賞絵本賞。

『オオカミ王ロボ』『どうぶつ句会』(いずれも学研)など著書多数。

●E・T・シートン(原作)

1860年イギリス生まれ。 大自然と野生動物への愛情にあふれる動物文学を、 次々と発表した。 画家や動物学者としても活躍。 著作は「シートン動物記」として、

日本でも広く親しまれている。

【商品概要】

あべ弘士のシートン動物記2.『ギザ耳ラグ』

定価:本体1400円+税

発売日:2020年12月10日(木)

仕様:B5変、 48ページ

電子化:なし

ISBN:9784052052446

発行所:(株)学研プラス

学研出版サイト:

https://hon.gakken.jp/book/1020524400

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