震災から10年、いま必要なのは「共事」の心ではないか。小松理虔『新復興論 増補版』刊行!
株式会社ゲンロン(本社:東京都品川区 代表取締役:上田洋子)は、 福島県いわき市在住のローカルアクティビスト・小松理虔氏による著書『新復興論
増補版』を3月11日に刊行いたします。
『新復興論 増補版』(ゲンロン叢書009)は、 2018年に第18回大佛次郎論壇賞を受賞した小松氏の初単著の増補新版です。 改版にあたり、
3万字超の書き下ろしを収録しました。 国境を越えた被災地との交流や福祉施設への滞在、 そして娘の成長を通して、 復興を伝える「物語」の力を見出します。
震災後10年、 社会問題に携わる「共事」の姿勢を打ち出した一冊です。
本書の発売日である3月11日には、 劇作家・演出家の平田オリザ氏をお招きし、 著者と弊社代表の上田との刊行記念鼎談を開催いたします(有料オンライン配信のみ。
後日アーカイブ視聴可能)。
2021年3月11日(木)19時~
平田オリザ×小松理虔×上田洋子
「震災から10年、 物語で地域は動くのか——『新復興論 増補版』刊行記念」
https://genron-cafe.jp/event/20210311/
【目次】
増補版刊行に寄せて
はじめに
第1部 食と復興
第1章 いわきの現場から
第2章 うみラボの実践
第3章 バックヤードとしてのいわき
第2部 原発と復興
第4章 復興とバブル
第5章 ロッコクと原発
第6章 原発をどうするのか
第3部 文化と復興
第7章 いわきの力
第8章 被災地と地域アート
第9章 誤配なき復興
おわりに
第4部 復興と物語
【書籍紹介】
小松理虔
『新復興論 増補版』(ゲンロン叢書009)
|サイズ : 四六判
|ページ数:口絵8頁+本体448頁
|ISBN:978-4-907188-41-2
|定価 : 2500円+税
|発売日 : 2021年3月11日(電子版同日配信開始予定)
|装幀 : 大岡寛典
|発行所:株式会社ゲンロン
|直販サイト|ゲンロンショップ
https://genron.co.jp/shop/products/detail/549
|amazon|
|特設サイト|
https://genron-tomonokai.com/shinfukkouron2021/
【著者紹介】著者近影(撮影=橋本栄子)
著者近影(撮影=橋本栄子)
小松理虔(こまつ・りけん)
1979年いわき市小名浜生まれ。 ローカルアクティビスト。 いわき市小名浜でオルタナティブスペース「UDOK.」を主宰しつつ、
フリーランスの立場で地域の食や医療、 福祉など、 さまざまな分野の企画や情報発信に携わる。 2018年、 『新復興論』(ゲンロン)で大佛次郎論壇賞を受賞。
著書に『地方を生きる』(ちくまプリマー新書)、 共著に『ただ、 そこにいる人たち』(現代書館)、 『常磐線中心主義 ジョーバンセントリズム』(河出書房新社)、
『ローカルメディアの仕事術』(学芸出版社)など。
ゲンロンでは著者へのインタビューをお取次ぎいたします。
本書の内容や震災から10年を迎える福島の現状について、 小松氏への取材をご希望のメディアの皆さまは、 ゲンロンまでご連絡をお願いいたします。
【取材・書籍のお問い合わせ先】
株式会社ゲンロン 担当 横山宏介
東京都品川区西五反田1-16-6 イルモンドビル2F
Tel : 03-6417-9230
Email : [email protected]
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