~SDGs「つくる責任 つかう責任」へ向かって~ 絵具への化粧品再生利用の取り組みの支援を開始 化粧品から絵具をつくるモーンガータ社へ協力

絵具への化粧品再生利用の取り組みの支援を開始 化粧品から絵具をつくるモーンガータ社へ協力 株式会社コーセー(本社:東京都中央区、 代表取締役社長:小林

一俊)は、 株式会社モーンガータ(本社:東京都練馬区、 代表取締役社長:田中 寿典)が展開する、 役目を終えた化粧品から絵具を製造・販売する事業に対して、

不要となった化粧品の提供等を通じて、 この事業の推進を支援することを決定しました。 資源を循環活用する本事業の支援を通じて、

開発過程で不要になってしまう化粧品を、 全く新しい形で再生利用する仕組みを確立し、 SDGs(持続可能な開発目標)の一つである「つくる責任

つかう責任」への取り組みの一環として、 サステナビリティ活動を推進していきます。

当社は2020年より、 モーンガータ社の事業に賛同し、 化粧品の試験的提供などの協力をしてきましたが、 この度、 地球環境を守る活動の一環として、

当社研究所における品質追求・品質管理の過程で最終的に商品とならない化粧品が生じることに着目し、 今後も継続的に提供していくことを正式に決定しました。

モーンガータ社は、 お客さまが使わなくなった化粧品を絵具へと変換するキットや、 化粧品原料から製造した絵具等の販売、 ワークショップの開催、

展示会への出展などを実施し、 サステナビリティ推進にも繋がる新たな価値や楽しみを創出している企業です。 当社は、 美を創造する化粧品会社として、

同社と協力して化粧品を再生利用することで、 国連が定めるSDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」の達成に貢献していきます。 また、 今後、

当社が銀座と表参道にて運営するストア「Maison KOSÉ」 において、 同社の製品を活用したイベントを開催するなど、

資源を循環させて使う重要性を広く社会に発信していきます。

コーセーグループは、 2020年4月に「コーセー サステナビリティ プラン(※1)」を発表し、 6つの取り組みテーマを設定しました。 今回の提供活動は、

そのうち、 「ビューティを通じた環境課題への貢献」および「事業活動全体での環境負荷低減」に向けた取り組みです。 今後も、

誰もが安心して暮らせるすこやかな地球の未来に向け、 取り組みを加速していきます。

(※1) 2020年 4月 30日発行ニュースリリース

https://www.kose.co.jp/company/ja/content/uploads/2020/04/20200430.pdf * 株式会社モーンガータについて

創業者が前職である化粧品の研究開発に従事している時に抱いた、 使われなくなってしまった化粧品に対する「もったいない」という思いから着想を得て、

化粧品の絵具化に着手。 現在は、 化粧品を絵具へと変換する「SminkArt キット」や化粧品から製造した絵具「SminkArt

ときめくペイント」等の販売やイベント事業等を展開する。 企業理念は「実用性と美を両立したモノとサービスを提供することで、

エコノミーとエコロジーにおけるサスティナビリティをもたらす。 」

〈企業情報〉

名称: 株式会社モーンガータ

代表者: 田中 寿典

本社: 〒177-0031 東京都練馬区 三原台3丁目7番40号

会社設立:2019年9月20日

事業内容:SminkArt キット・ときめくペイント・塗り絵シールの製造販売

企業HP:

https://man-gata.com/

* SDGs(持続可能な開発目標)について

SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、 2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された、

2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すための国際目標です。 SDGsは17つの目標から構成されており、 そのうちの目標12「つくる責任

つかう責任」として、 持続可能な消費と生産に関する目標が定められています。 私たちコーセーは、 国連が定めるSDGsを支援しており、 今回の化粧品再生利用は、

この「つくる責任 つかう責任」の達成に繋がる取り組みと捉えています。 今後も当社は、 SDGs達成への貢献に向けた取り組みを加速していきます。