コネヒトがポーラ社内の男性育休トークセッションを共同開催~「アンコンシャス・バイアス」をテーマにダイバーシティマネジメント推進へ~
「あなたの家族像が実現できる社会をつくる」をビジョンに掲げるコネヒト株式会社(本社:東京都港区、 代表取締役社長 北吉 竜也、
以下「コネヒト」)と株式会社ポーラ(本社:東京都品川区、 代表取締役社長 及川 美紀、 以下「ポーラ」)は、
男性育休取得推進・多様性推進を見据えた「アンコンシャス・バイアス(※1)」をテーマとした社内トークセッションを共同実施したことをお知らせします。
コネヒトが持っている家族の支援に関するデータや調査結果、 提供しているReworkパッケージ内容などをもとにトークセッションの企画を行い、
コネヒト社員が多世代の社内パネラーに加わることで、 中立性の担保やディスカッションに多様性を育むことにつながる結果となりました。
※1:アンコンシャス・バイアスとは、 「無意識の思いこみ」「無意識の偏ったものの見方」「無意識の偏見」など、 さまざまな言葉で表現されている概念です。
■取り組み背景
ポーラは、 社会・経済・環境におけるSDGsの目標数値を掲げ、 人の可能性を広げることで、 多様な価値観を尊重し、
全ての人が活躍できる社会の創造を目指しています。 女性活躍推進法・次世代育成支援対策推進法に沿ったポーラの行動計画の1つ、 「男性育児休暇取得を推進し、
2023年男性育児休業取得率50%とする」という目標達成を見据え、 社員がそれぞれの家庭の多様性を知りディスカッションし合う機会を持つことで、
子育てを行っている従業員への理解を示すことができる人財として成長し、 社員の個の力を強めることで組織の多様性を促進することを期待しています。
コネヒトは、 企業と従業員が「家族を話す」取り組みを推進することで従業員のワーク・ファミリー・コンフリクトを軽減、
安心して仕事と家族に向き合える環境をつくることを目指すReworkパッケージを提供し、
育休の質向上を目的とした育休冊子の提供およびワークショップを実施しています。
今回はReworkパッケージ参画企業であるポーラに対し、
男性育休推進の取り組みの一環となる多様性・ダイバーシティマネジメント力向上を「アンコンシャス・バイアス」をテーマに掲げた社内トークセッションを実施。
トークセッションを通して、 自身のステレオタイプと向き合い、
社会の中のあらゆる「ものの見方や捉え方の偏り」に気づき社内の多様性推進を促進することを期待しています。
■コネヒト社員がポーラ社内のトークセッションに加わることでより議論を活発にし、 多様性を育む企画へ
ポーラは2020年11月から月に1回、 昼休みに全社員を対象とした育休に関するオンライントークセッションを実施しています。
トークセッションでは様々な社員に登壇をしてもらい、 自身のワークライフバランスの実情に関すること、
育休取得に関することを社員同士が共有することで日々の業務とは異なる多様なディスカッションを生んでいます。
今回は「アンコンシャス・バイアスに気づく」をテーマとし、
社内メンバーだけではなく外部の中立的な立場としてコネヒト社員がトークセッションの一員に加わり開催いたしました。
コネヒトが持っている家族の支援に関するデータや調査結果など(※2)をもとにコネヒトがトークセッションの企画から入ることで、
ポーラの既存社内カルチャーに閉じない社員同士のディスカッションを活発にし、 多様性を育む場として伸長させていくことを見据え実施しました。
※2:家族の支援に関するデータや調査結果などは下記よりご確認ください。
https://connehito.com/news/nationalfamilysurvey-2020/
〈コネヒトの役割〉
1)第三者的な立場で、 企業の育休取得・多様性推進のためのアドバイザーとして企画立案・推進までを一貫して実施
2)企業理念や行動計画に基づいた、 その企業独自の考え方を尊重した妊活・妊娠期~子育て期社員およびその家族の支援に関するデータ提供
3)多世代の男性・女性双方の目線でわかりやすい「育休冊子」のご提供と活用方法のアドバイス
4)参画企業間の横のつながりの創出・全体推進
5)参画企業との取り組み事例の外部発信
企業には妊活・妊娠・出産・子育てフェーズの社員だけでなく、 介護・持病と向き合う社員・退職後再雇用など、
様々なライフイベント・ライフステージの方が混在しています。 誰もが育休を取りやすい会社の風土を目指すことは、 育休取得という概念だけに囚われることなく、
自分と周囲の社員との価値観との違いを理解し、 認められるようになること、 そしてオープンマインドな気質の社風を形成することで変化に強く、
多様な価値を社会に生み出し続けるための源泉となりうると考えています。
■参加前後でアンコンシャス・バイアスの認識が向上
当日は20代~60代まで幅広い層にご参加いただきました。 アンケート結果より、 本企画は非常に満足度が高く、
また参加前後でアンコンシャス・バイアスを認識する人が増えたことがわかりました。
また、 トークセッションは、
ポーラの社内イントラネットに格納してアーカイブ配信することで社内の誰もが業務の合間や休憩時間など自分のタイミングでいつでも視聴できるようにしています。
〈トークセッションの様子〉
〈参加者の声〉
* 色んな立場、 価値観の意見を聞けてお昼ごはんの時間が充実した。 (~29歳/男性社員)
* 正解や最適解のないことに向き合うことが、 VUCAの時代に大切だと改めて思いました。 パネラーの皆さまのリアルな意見が沁みました(30~39歳/男性社員)
* ハッと気づかされるコメントが多かったです。 アンケートで性別、 年齢を聞くのもそろそろやめ時かもしれませんね。 (40~49歳/男性)
* とても勉強になりました。 良いテーマだったと思います。 無意識の先入観にはハッとさせられました(50~59歳/女性)
* 男性が堂々と育休の話をしている、
自分が育休をとった頃とは全く違う社会になったことをとても嬉しく思いながら視聴させていただきました(50~59歳/女性社員)
* 育休をとるのが目的でなく育児休暇をとらせる環境を作ることが重要ということ。 多様性を担保するってとても大事と思います(60歳以上/男性社員)
〈株式会社ポーラ 人事戦略部 ワーキングイノベーションチーム 廣川 直子様 より〉
コネヒト様に中立的な立場で参加いただき、 異なる意見の整理や外部情報提供により視聴者の理解・納得を高める役割をしていただくことで、
パネラー同志の違う意見を尊重することができたと思っています。 視聴者からパネラーのリアルな声を聞き、 考えるきっかけになったという意見が多く出たこともあり、
それが視聴後アンケートの満足度100%につながったのだと思います。
また、 視聴後アンケートで80%以上の社員が考え方をアップデートする機会になったと回答しており、
世代・考え方の違うパネラーの意見により幅広い年代や性別にとらわれず視聴者に気づきがあったことは大きな変化だと捉えています。
■「Reworkパッケージ」参画企業の募集について
これまで従業員個人とその家族が向き合ってきた「妊活・妊娠/出産・子育て」というライフイベントに企業が向き合い、
伴走するムーブメントに共創いただける参画企業を募集いたします。 次の時代の新たなカルチャーづくりを推進いただける企業と今後もさらなる活動を深めていく予定です。
Reworkパッケージについての詳細は下記よりご確認ください。
https://connehito.com/news/rework-package/
【コネヒト株式会社について】
「あなたの家族像が実現できる社会をつくる」というビジョンを掲げ、
「家族を話そう」というキーワードをもとに家族像の多様性を実現するための活動に日々取り組んでいます。 「家族像」という概念は、 抽象度、
個別性や変動性が高いものですが、 まずはこれまで運営してきたママリが活かせる「子どもを望む家族」の家族像実現に向け、
「育児の悩み」「家計の悩み」「不妊の悩み」を解決課題を設定し、 取り組んでいます。 また、 並行して「社会の意識」も変革していきたいと考えています。
私たちは、 日々家族を学び、 行動を繰り返し、 時に志を共にするパートナーのみなさんとともに社会を前進してまいります。
https://connehito.com
設立: 2012年1月
代表者:代表取締役 北吉 竜也
所在地:東京都港区南麻布3-20-1 Daiwa麻布テラス5階
【提供サービスについて】
ママ向けNo.1アプリ(※3)「ママリ」を軸に、 ビジョンステートメントである「あなたの家族像が実現できる社会をつくる」ために家計、 不妊、
育児の悩み解決および社会の意識変革を行ってまいります。
〈育児〉
■2019年に出産した女性の3人に1人(※4)が会員登録しているコミュニティアプリ/情報メディア「ママリ」
Q&Aアプリ
https://app.adjust.com/mg2p0df_pnh375z
情報メディア
■パパとママが喜ぶ子供の遊び場は?子連れお出かけ情報「アチコチ」
〈家計〉
■働く一歩を踏み出そうとしているママを応援する求人サイト「ママRework」
https://mama-rework.mamari.jp/
■家族の購買判断を支える「ママリ口コミ大賞」
〈社会の意識〉
■ママが一歩を踏み出しやすい社会の実現を目指すママリの社会発信活動「変えよう、 ママリと」
※3:妊娠中~2歳0ヶ月の子供を持つ女性1,084人を対象とした調査より「現在使っているアプリ(妊娠・子育て系)
をすべて教えてください」で第1位(2019年3月実施、 調査協力:インテージ)。
※4:「ママリ」内の出産予定日を設定したユーザー数と、 厚生労働省発表「人口動態統計」の出生数から算出。
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