木皿泉の人気エッセイ、シリーズ最新刊『木皿食堂4 毎日がこれっきり』発売!
毎日がこれっきり』発売! 『野ブタ。 をプロデュース』主演の亀梨和也との対談を収録!
夫婦ユニット脚本家として伝説のドラマ『すいか』(向田邦子賞受賞)をはじめ、 『野ブタ。 をプロデュース』『セクシーボイス アンド
ロボ』『Q10』『昨夜のカレー、 明日のパン』などを生み出した木皿泉。 2005年に放送された『野ブタ。 をプロデュース』は15年後の2020年に再放送され、
物語の普遍性が高く評価されました。 小説家としても、 『昨夜のカレー、 明日のパン』(本屋大賞第2位、 山本周五郎賞候補)、
『さざなみのよる』(本屋大賞第6位)、 『カゲロボ』(山本周五郎賞候補)などがあり、 いずれも大きく注目されています。
本書は、 今も神戸新聞で連載中のエッセイ「木皿食堂」を中心に、 様々なエッセイやインタビュー、 書評、
そしてコロナ下の青春の一コマを切り取ったショートドラマ「これっきりサマー」(NHK総合)のシナリオを収録。 木皿泉が紡ぐコトバの数々は、
何気ない日常を生きる私たちに新たな世界を見せてくれます。
注目!〈対談〉亀梨和也×木皿泉
「僕にとって『野ブタ。 をプロデュース』は特別な作品です」
(以下、 対談「ぴったりの言葉なんてみつからない」より抜粋)
亀梨僕にとって何ものにも代えがたい財産だと思っているので。 十代で木皿さんの作品に出ることができてよかったね、 と業界の方々に言っていただくことも多いですし、
僕自身、 そう思います。 木皿さんの書く深みのあるセリフを、 若かったからこそ反射神経で口にすることができましたし。 人生も演技もそれなりに経験を積んだ今なら、
たぶん同じセリフでももうちょっと深読みして、 発するときにも意味をこめてしまうだろうなあと。
木皿わかります。 つくりこんじゃいますよね、 きっと。
亀梨〈人に嫌われるのってさ、 怖いよな〉ってセリフも、 身体の中で寝かせていない言葉というか、 修二が感じたままの温度で出せたのがよかったんだろうなと。
もちろん、 当時も自分なりに解釈しようとしていたけど、 大人になってから脚本を読み返してみると、 こんなにもさらりと深みのある言葉が書かれていたのかと、
より沁みるんですよね。
【書誌情報】
書名:『木皿食堂4 毎日がこれっきり』
著者:木皿泉
発売元:双葉社
定価:1540円(税込)
判型:四六判並製
発売日:2021年3月19日
ISBN:978-4-575-31609-4
https://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-31609-4.html?c=30597&o=&
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