ムダを見つけて本当の働き方改革へ!IEをトコトンやり切るバイブル 書籍『実践 IEの強化書』発売
ムダを見つけて本当の働き方改革へ!IEをトコトンやり切るバイブル 書籍『実践 IEの強化書』発売 株式会社日刊工業新聞社
2021年3月24日
PRESS RELEASE
書籍『実践 IEの強化書』発売
2021年3月24日
株式会社日刊工業新聞社
日刊工業新聞社(代表取締役社長:井水治博 本社:東京都中央区)は、 書籍『実践 IEの強化書』を発売しました。
実践 IEの強化書
実践 IEの強化書
* 古くて新しい「科学的管理法」をモノづくり変容に活かす
IE(インダストリアル・エンジニアリング)は経営工学とも称され、 わが国産業の生産性向上と経営合理化に貢献してきた手法です。
企業活動において価値とムダを顕在化させ、 資源を最小化することでその価値を最大限に引き出そうとする考え方です。
20世紀初めにアメリカのテイラーが提唱した「時間研究」と、 ギルブレスによる「動作研究」がIEの基礎と言われ、 日本企業でも古くから取り組まれている活動です。
そんなIEが今、 働き方を変える源泉として改めて注目されています。
* デジタル化・自動化の効果を左右するのがIEの実践力
コロナ不況と仕事変容、 デジタル改革の波が押し寄せる中で、 生産現場の混乱は相変わらず続いています。 コスト競争力を求めた海外への生産シフトも、
多くのリスクとの見合いから国内回帰する動きが目立ち始めてきました。
そうした中で、 顧客に対してはモノやサービスを安定かつ安価に提供でき、 かつ自社にも確実に収益をもたらす生産システムの再構築が迫られています。 したがって、
従来よりも高度なIEの実践が不可欠な状況を迎えているのです。
* 自動車工場を舞台に新人IErを通じて実践の姿を体得できる
本書は、 IEの基本的な考え方や周辺知識とともに、 組立産業の代表である自動車工場を舞台に新人IEr(アイ・イー・ヤー)をどのように育成するかという視点で、
実践の勘どころを対話形式で解説。 企業や社会で役立つ「最適解に早く正しくたどり着く」方法論を授けます。
設計開発・品質管理・設備保全・生産管理・人事など、 IEを活用して展開できる具体的なシーンやテーマを示します。 理論と実践を繰り返すことでIEが深化し、
モノづくり体質を強化することができます。
* 目次
第1章 IEとは
第2章 新人IErが身につけたい実践の勘どころ
2-1 動作・作業
対象:作業者 場面:自動車電装部品の組立 着眼点:動作のムダ
ポイント:動作研究/動作経済の原則/ ECRS の原則/標準時間
2-2 工程
対象:人・モノ・設備 場面:自動車溶接課サブ工程 着眼点:手待ちのムダ/
運搬のムダ ポイント:稼働分析/工程分析/流れ線図/MMチャート
2-3 ライン
対象:ライン 場面:自動車組立ライン 着眼点:つくりすぎのムダ
ポイント:ラインバランシング/混流生産・平準化生産/多能工管理/
ニンベンのついた自働化/小ロット化と段取り改善
2-4 施設全体
対象:レイアウト・物流 場面:自動車工場全体 着眼点:運搬のムダ/在庫のムダ
ポイント:流れ線図/ DI 分析/ VSM /在庫管理/プッシュ生産・プル生産
2-5 経営
対象:サプライチェーン 場面:部品調達から顧客への納品に至る物流全般
着眼点:経営資源のムダ ポイント:経営の3 要素/損益分岐点/生産計画
/発注方策/生産情報システム/グローバルサプライチェーン/人材育成
第3章 IEを実践するために知っておくべき基礎知識
* 書籍情報
定価2,200円(本体2,000円+税10%)
仕様:A5判、 並製、 208頁
ISBN:978-4-526-08114-9
発行:日刊工業新聞社
発行日:2021年3月24日
* 編者紹介
日本インダストリアル・エンジニアリング協会
日本におけるIEの啓発と推進の核となるべく1959年に設立された団体。 以来、 産学一体による教育訓練活動や研究活動、 情報提供などを通じ、
IEの普及とIErの育成、 わが国産業の生産性向上と経営合理化に貢献している。 これまで製造業を中心に蓄積してきたIE資産をさらに高度化するとともに、
人々の意識変革やモチベーション向上を目指し、 中小製造業はもとよりサービス産業をはじめあらゆる産業に展開している。
【問い合わせ】
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書籍編集部 03(5644)7490
販売・管理部 03(5644)7410
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