宮部みゆきのライフワーク「三島屋変調百物語」シリーズ待望の最新刊、『魂手形 三島屋変調百物語七之続』3月26日発売!

一生に一度きりの「物語」を、つづけましょう。 宮部みゆき『魂手形 三島屋変調百物語七之続』KADOKAWA

宮部みゆき『魂手形 三島屋変調百物語七之続』KADOKAWA

株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:松原眞樹)は、 稀代のストーリーテラー・宮部みゆき氏の最新小説『魂手形

三島屋変調百物語七之続』を2021年3月26日(金)に発売しました。

2010 年より刊行をスタートした「三島屋変調百物語」シリーズは、ジャンルを超えて様々な作品の執筆をつづける宮部氏が「いつも自分の一番そばにある、

原点に近い仕事」と語るライフワークともいえる江戸怪談シリーズです。 第七弾となる本作には、 それぞれ読み心地が異なる、 怖いけれど切ない三篇が収録されています。

おうち時間の読書におすすめの一冊です。

* 最新刊『魂手形 三島屋変調百物語七之続』について

宮部みゆき『魂手形 三島屋変調百物語七之続』KADOKAWA ※帯付

宮部みゆき『魂手形 三島屋変調百物語七之続』KADOKAWA ※帯付

【あらすじ】

江戸は神田の袋物屋・三島屋で行われている風変わりな百物語。 「語って語り捨て、 聞いて聞き捨て」が原則だが、 従妹のおちかから聞き手を引き継いだ富次郎は、

聞き終えた話を墨絵に描き封じ込めることで聞き捨てとしていた。 美丈夫の勤番武士が語る、 摩訶不思議な力であらゆる火災を制す神器の真実「火焔太鼓」。

富次郎馴染みの団子屋の娘が打ち明けた、 一途な愛が引き起こした悲しき事件「一途の念」。 木賃宿に泊まったお化けの復讐譚「魂手形」。 三人の語り手の物語と、

三島屋に届いた慶事の報せをきっかけに、 富次郎は自らの行く末に思いを巡らせていく――。

【書誌情報】

発売日:2021年03月26日(金)

定価: 1,760円(本体1,600円+税)

装丁:アルビレオ

装画・挿絵:三好愛

体裁:四六判上製 単行本

ページ数:296

ISBN:9784041108536296

https://www.kadokawa.co.jp/product/322007000501/

* 「三島屋変調百物語」シリーズとは

【特設サイト】

https://promo.kadokawa.co.jp/mishimaya/

江戸で人気の袋物屋・三島屋で行われている〈変わり百物語〉。 「語って語り捨て、 聞いて聞き捨て」をルールに黒白の間と名付けられた座敷を訪れた客が、

聞き手だけに胸にしまってきた怖い話や不思議な話を語っていく連作短編集。 2006年から宮部みゆき氏が精力的に書き継いでいる時代小説シリーズであり、

2014年にはNHK-BSプレミアムにて波瑠主演『おそろし 三島屋変調百物語』として連続ドラマ化もされた。

* 文芸WEBマガジン「カドブン」(

https://kadobun.jp/)で読めます※一部単行本刊行時のものです

『黒武御神火御殿』(シリーズ第六弾/毎日新聞出版)

●レビュー タカザワケンジ氏(ライター・書評家)

https://kadobun.jp/reviews/4esf0q1pe4g0.html

『あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続』(シリーズ第五弾/角川文庫)

1.文庫あとがき

https://kadobun.jp/feature/readings/o908rtp7cpw0.html

2.対談 宮部みゆき氏×若松英輔氏(批評家)

https://kadobun.jp/feature/talks/70.html

3.レビュー

●池内万作氏(俳優)

https://kadobun.jp/reviews/413.html

秋の夜長の耳読書 池内万作の朗読レビュー がすごい!

https://kadobun.jp/feature/readings/450.html

●斎藤環氏(精神科医・批評家)

https://kadobun.jp/reviews/326.html

『三鬼 三島屋変調百物語四之続』(シリーズ第四弾/角川文庫)

●文庫解説 瀧井朝世氏(ライター)

https://kadobun.jp/reviews/790.html

* シリーズ作品紹介 レーベル:角川文庫 ★電子書籍も配信中

◆シリーズ第一弾『おそろし 三島屋変調百物語事始』

【あらすじ】

江戸中の不思議話が、 娘の心を溶かしてゆく。

ある事件を境にぴたりと他人に心を閉ざしてしまった十七歳のおちか。 ふさぎ込む日々を、 叔父夫婦が江戸で営む袋物屋「三島屋」に身を寄せ、

黙々と働くことでやり過ごしている。 ある日、 叔父の伊兵衛はおちかに、 これから訪ねてくるという客の応対を任せると告げ、 出かけてしまう。 客と会ったおちかは、

次第にその話に引き込まれていき、 いつしか次々に訪れる客のふしぎ話は、 おちかの心を溶かし始める。 三島屋百物語、 ここに開幕。

【書誌情報】

発売日:2012年04月25日/定価:792円(本体720円+税)/ページ数:496/ ISBN:9784041002810

https://www.kadokawa.co.jp/product/201109000562/

◆シリーズ第二弾『あんじゅう 三島屋変調百物語事続』

【あらすじ】

こわい、 かわいい、 切ない、 いとしい

一度にひとりずつ、 百物語の聞き集めを始めた三島屋伊兵衛の姪・おちか。 ある事件を境に心を閉ざしていたおちかだったが、 訪れる人々の不思議な話を聞くうちに、

徐々にその心は溶け始めていた。 ある日おちかは、 深考塾の若先生・青野利一郎から「紫陽花屋敷」の話を聞く。 それは、

暗獣“くろすけ”にまつわる切ない物語であった。 人を恋いながら人のそばでは生きられない“くろすけ”とは―。

【書誌情報】

発売日:2013年06月21日/ 定価:901円(本体819円+税)/ページ数:640/ISBN:9784041008225

https://www.kadokawa.co.jp/product/321206000226/

◆シリーズ第三弾『泣き童子 三島屋変調百物語参之続』

【あらすじ】

泣きやまぬ赤子の秘密とは……

三島屋伊兵衛の姪・おちか一人が聞いては聞き捨てる変わり百物語が始まって一年。

幼なじみとの祝言をひかえた娘や田舎から江戸へ来た武士など様々な客から不思議な話を聞く中で、 おちかの心の傷も癒えつつあった。 ある日、

三島屋を骸骨のように痩せた男が訪れ「話が終わったら人を呼んでほしい」と願う。 男が語り始めたのは、 ある人物の前でだけ泣きやまぬ童子の話。

童子に隠された恐ろしき秘密とは――

【書誌情報】

発売日:2016年06月18日/定価:836円(本体760円+税)/ページ数:480/ISBN:9784041039915

https://www.kadokawa.co.jp/product/321511000302/

◆シリーズ第四弾『三鬼 三島屋変調百物語四之続』

【あらすじ】

亡者が集う家や食いしん坊の守り神。 不思議がいっぱい黒白の間へようこそ。

三島屋の黒白の間で行われている変わり百物語。 語り手の年齢や身分は様々で、 彼らは正しいことも過ちもすべてを語り捨てていく。

十三歳の少女は亡者の集う家の哀しき顛末を、 絶品の弁当屋の店主は夏場に休業する理由を、 そして山陰の小藩の元江戸家老は寒村に潜む鬼の秘密を語る。

聞き役に従兄の富次郎も加わり、 怪異を聞き積んでいく中でおちかにも新たな出逢いと別れがあり――

【書誌情報】

発売日:2019年06月14日/定価:1,056円(本体960円+税)/ページ数:672/ISBN:9784041077610

https://www.kadokawa.co.jp/product/321809000173/

◆シリーズ第五弾『あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続』

【あらすじ】

聞き手おちかの卒業でむかえる、 第一期完結編!

江戸は神田の筋違御門先にある袋物屋の三島屋で、 風変わりな百物語を続けるおちか。 塩断ちが元凶で行き逢い神を呼び込んでしまい、

家族が次々と不幸に見舞われる「開けずの間」。 亡者を起こすという“もんも声”を持った女中が、

大名家のもの言わぬ姫の付き人になってその理由を突き止める「だんまり姫」。 屋敷の奥に封じられた面の監視役として雇われた女中の告白「面の家」。

百両という破格で写本を請け負った男の数奇な運命が語られる表題作に、 三島屋の長男・伊一郎が幼い頃に遭遇した椿事「金目の猫」を加えた選りぬき珠玉の全五篇。

人の弱さ苦しさに寄り添い、 心の澱を浄め流す極上の物語、 シリーズ第一期完結篇!

【書誌情報】

発売日:2020年06月12日/定価:1,056円(本体960円+税)/ページ数:656/ISBN:9784041089811

https://www.kadokawa.co.jp/product/321909000206/

◆電子書籍「三島屋変調百物語 おちか編」5冊合本版

●収録作品:『おそろし 三島屋変調百物語事始』『あんじゅう 三島屋変調百物語事続』『泣き童子 三島屋変調百物語参之続』『三鬼

三島屋変調百物語四之続』『あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続』

●配信開始日:2020年06月12日

●特典:合本版には宮部みゆき氏による電子書籍版限定のあとがきと、 単行本時のイラストが特別収録されています。

https://www.kadokawa.co.jp/product/322003000362/

* 著者プロフィール 宮部みゆき(みやべ みゆき)

1960 年東京都生まれ。 87 年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。 92 年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、

同年『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、 93 年『火車』で山本周五郎賞、 99 年『理由』で直木賞を受賞。

その他『模倣犯』『ブレイブ・ストーリー』『小暮写眞館』『ソロモンの偽証』『悲嘆の門』『荒神』『この世の春』など著書多数。

本書は『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』(角川文庫)『黒武御神火御殿』(毎日新聞出版)につづく三島屋シリーズの第七弾である。

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