2020年「ECモールサイト売上前年比・販売ランキング」発表 ~オフィス家具売上は昨年より大幅増加、前年同月比300%増が続く~
~オフィス家具売上は昨年より大幅増加、前年同月比300%増が続く~ 在宅勤務の普及によって自宅需要が高まる背景あり コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田
英邦)は、 個人向けオフィス家具を対象とした2020年の「ECモールサイト売上前年比・販売ランキング」を発表いたしました。
今年急速に普及した在宅勤務に伴い、 自宅の執務環境を整えるために、 オフィスで使っている回転イスやデスクといったアイテムを自宅用に購入しようとする需要が高まり、
売上前年比や販売ランキングにも、 今年ならではの特徴的な動きが見られました。
※ECモールサイト=B2C通販(Amazon、 楽天、 Yahoo!)
2020年は、 新型コロナウイルスの影響で、 “出社が前提”から“自宅でもオフィスでも”というハイブリッドなスタイルへ、 働き方が急速に変化した年となりました。
内閣府が2020年6月21日に公表した「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」によると、
全国でテレワークを経験した人の割合は34.6%となり、 「ほぼ100%テレワーク」の働き方をしている人も全体の10.5%の割合を占めました。 また、
テレワークを経験した39.9%が、 職業の選択や仕事と生活のバランスを鑑み、 「テレワークを継続していきたい」と回答しています。
緊急事態宣言に伴い在宅勤務を取り入れた企業が増えたこと、 今後も在宅勤務を継続したいと考える人が増えたことから、
自宅で仕事をするためのスペースづくりや家具等アイテムの導入が本格的に検討され、 コクヨが扱うオフィス家具の需要も高まっていることが考えられます。
出典:「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」(内閣府) (
https://www5.cao.go.jp/keizai2/manzoku/pdf/shiryo2.pdf) 2020年6月21日公表
※2020年4月中旬~5月中旬は物流停止の影響を受け、 販売停止。 そのため、 本グラフでは4月前半、
5月後半の売上で計算
※6月以降、 物流は通常運営に復帰
コクヨにおける2020年1月から11月までの前年同月売上比を見ると、 緊急事態宣言が発令された4月から大きな伸びを見せ、
緊急事態宣言が解除後の6月は前年比811%、 7月以降も前年比300%前後の売上が続いています。 一時的な緊急措置とされていた出社自粛後も、
在宅勤務を取り入れ続ける企業が多く、 自宅で仕事をするためのスペースづくりや家具等アイテムの見直しに本腰を入れる人が多いことが考えられます。
※2019年1-11月と2020年1-11月を比較
また、 2020年1月から11月までの商品カテゴリ別売上前年比を見ると、 回転イスが前年比約400%を記録しています。
実際に在宅勤務を始めてみると普段使いしているイスでは、 姿勢や疲労度に影響が出ることに気付き、
オフィスで使用しているような“仕事をするために特化した回転イス”への需要が高まっていることが読み取れます。
また、 デスクに関しても前年比220%の売上となっており、 今まではリビングテーブルの一角や、 床に座って低いテーブルでの作業が多かった人も、
長時間作業するために、 パソコンを置いて姿勢を保てる作業スペースを確保するための専用デスクを求める姿が浮かび上がってきます。
商品シリーズ別売上構成を見ると、 特に注目を集めた回転イスでは、 座面が揺れることで座りながら体を動かせる「ing(イング)」が33%を占め、
長時間続く同じ姿勢への改善にアプローチする本商品を選んでいます。 また、 優れた背もたれ調節機能が特徴の「Duora(デュオラ)」」や、
さまざまな姿勢をサポートする機能を持つ「Bezel(ベゼル)」といった高機能で高価格帯(メーカー希望小売価格10万円前後)の商品も、
全体の2割に届く勢いで選ばれています。 この3商品で、 回転イス売上の半数を超えており、 仕事をする上で長い時間を過ごす回転イスには、
お金を払う価値があると捉えているユーザーの思考が見てとれます。
回転イスに次いで注目の高いデスクにおいては、 本年9月に発売された、 住宅向けにコンパクトなサイズながら、
快適に仕事ができる大容量シェルフデスク「INVENT(インベント)」に人気が集まり、 デスク売上の85%という大部分を占めています。
本シリーズの「INVENT(インベント)-SH)」「INVENT(インベント)-FS」は、
在宅勤務が普及した現在の部屋づくりの課題を解決するための機能も充実しており、 仕事に集中するONの環境と、
自宅ならではの心地よいOFFの雰囲気を両立したいと考えるユーザーに評価されています。
ユーザー一人当たりの平均購買単価も約1.5倍に伸びていることから、 働く環境を整える意識が高まり、
個人でもオフィス用アイテムに投資する機運が高まっているといえます。
■アイテム売上ランキング
全商品の売上ランキングでは、 回転イスがベスト5のうち4つを占める結果となりました。 特に高機能で価格が10万円前後の高価格帯品に人気が集まる様子が見られます。
多くのユーザーに支持される商品の特長をご紹介します。
1.ing(イング)
写真:商品
写真:商品
写真:商品
写真:商品
“座るを解放する”というコンセプトから生まれたイノベーティブなイス。 360°自由に動くグライディング・メカは、 2層のメカの組み合わせによって、 前傾や後傾、
左右や斜めのひねりまで、 人の体の微細な動きに合わせて追随します。 バネを使用しない重力メカは、 “バランスボールのように動き始めの負荷がない”ため、
体を動かしやすくするとともに、 動いた後には“ブランコのような揺り戻しがある”ため、 安心して揺らすことができます。
座面がスイングすることで心地よいリズムが生まれ、 “体と脳を活性化”します。
○メーカー希望小売価格(本体税抜価格)
88,000円~
2.ENTRY(エントリー)
写真:商品
写真:商品
デザイン性と機能を両立したコストパフォーマンスの高いチェアー。 座り心地のよさを高めるシンクロロッキング機能や、
個人の背骨のラインに合わせるランバーサポート機能、 座り心地を快適にする奥行き調整機能つきながら、 リーズナブルな価格で、
様々な空間に合わせられるシンプルなメッシュチェアーです。
○メーカー希望小売価格(本体税抜価格)
オープン価格
3.INVENT(インベント)デスクシリーズ(INVENT、 INVENT-SH、 INVENT-FS)
写真:商品
写真:商品
写真:商品
写真:商品
「INVENT(インベント)-SHデスク」
机上棚にモニターやスマートフォンを置けばPCワークやWEBミーティングでの姿勢が改善され、 机上面のスペースもフル活用できます。
足元には40kgの耐荷重を備えた収納棚もついています。
写真:商品
写真:商品
写真:商品
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「INVENT(インベント)-FSデスク」
キャスター付きのため働く場所を自由に変えられます。 ケーブル類をすっきり収納できる大容量の配線ボックスやカバンフックがついています。
○メーカー希望小売価格(本体税抜価格)
オープン価格
4.Duora(デュオラ)
写真:商品
写真:商品
骨盤保持のために独自開発された背もたれ調節機能や、 多様な姿勢をスムーズにサポートする可動肘が、 作業姿勢の変化や体格差に応じた最適サポートを実現します。
グッドデザイン賞など数々のデザイン賞を受賞。
○メーカー希望小売価格(本体税抜価格)
74,000円~
5.Bezel(ベゼル)
写真:商品
写真:商品
前傾から後傾までさまざまな姿勢をサポートする機能と空間親和性の高いシンプルなデザインのオフィスチェアー。 座面が背と独立して前傾する独自のメカニズムで、
前傾姿勢における腹部・腰部の負担を軽減します。
○メーカー希望小売価格(本体税抜価格)
95,100円~
■コクヨの公式直販ECサイト「KOKUYO Workstyle Shop」オープン
ONとOFFの両立という課題を解決し、 “Quality of Lifeの向上”を叶えるべく、 自宅でも使えるコクヨのオフィス家具や、
部屋が過ごしやすくなるインテリア用品を直接ご購入いただけるように、 コクヨの公式直販ECサイト「KOKUYO Workstyle
Shop」を11月30日よりオープンいたしました。 2020年にECモールサイトで人気のあった商品をすべて取り扱っています。
仕事に集中して取り組むONのスタイル、 くつろぎながら過ごすOFFのスタイルを自宅で両立させ、
お客様一人ひとりの理想とする働き方や暮らしを叶える商品やコンテンツをご紹介してまいります。
URL:
https://workstyle.kokuyo.co.jp/
※商品の発送は日本国内のみに限ります。
※今後、 「KOKUYO Workstyle Shop」でしか買えないアイテムや、 先行販売なども予定しております。
以上
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