リモートワークの現状とロッテからの研究紹介。慣れない環境下で多くの人が弊害を感じているという実態を背景に、ロッテの「ミント」に関する研究について今回紹介させていただきます。
コロナ禍において習慣化しつつあるリモートワークの環境下において生活者が感じている弊害とその原因を明らかにするため、
20~50代のリモートワークを実施する男女400人を対象に意識調査を昨年実施いたしました。
リモートワークは働き方改革の一つとしてようやく日本でも定着しつつありますが、 慣れない環境下で多くの人が弊害を感じていること、
それに対する解決策を見いだせていないことが明らかになりました。 また、 そうした実態を背景にロッテの「ミント」に関する研究について今回紹介させていただきます。
【コロナ禍のリモートワーク・リモート学習の実態調査】
リモートワークをする社会人の約4割が「仕事のパフォーマンスが下がった」と感じていることが明らかに。 多くの人がリモート環境における悩みを解決できていない中、
求められているのは「日常に取り入れやすいリフレッシュ方法」。
【サマリー】 社会人・学生 コロナ禍のリモートワーク・リモート学習の実態調査 * リモートワークによって仕事のパフォーマンスが下がったと感じている人は約4割。
特に集中力ややる気の低下などで悩んでいる人が多い結果に。
*
回答者の約8割がリモートワークによる弊害が自分の健康面に影響を及ぼしていると感じていることが判明。
その原因として通勤や訪問などの移動で「歩く」など運動する機会が減ったことが挙げられている。
* さらに健康面だけでなく、
半数以上が仕事・プライベートの人間関係においても悪影響が及んでいると感じており、 多くはコミュニケーション面での影響を訴えている。
* コロナ禍で約半年リモートワークが続く中、
回答者の9割はリモートワークにおける悩みの解決策を見いだせておらず、 2人に1人が「リフレッシュするための方法」を求めていることも分かった。
調査概要
■日時:2020年9月6日~2020年9月7日
■調査方法 :WEBアンケート調査
■調査対象 :20-50代の男女
■有効回答数 :400名(20代、 30代、 40代、 50代各性年代50名)
◆手軽にリフレッシュする方法として、 ロッテで使用しているペパーミント香料に関する研究についてご紹介します。
ペパーミント香料を入れたお菓子で「休憩後の作業効率」が向上することを確認(日本未病学会雑誌(2021年26巻3号)に論文掲載)。
■研究概要
疲労は現代社会で大きな問題となっております。 一方で、 職業によって働き方は様々で、 短い休憩しか取れないことも少なくありません。 また、
新しい生活様式となり、 リモートワークが取り入られ、 自宅でも効率よく、 気持ちを切り替えて仕事を行うことが重要になっています。 本研究では、
ペパーミント香料を使ったお菓子を短い休憩時間に摂取することで、 休憩後の作業効率や疲労に与える影響について検証しました。
【対象】20歳以上65歳未満の健常成人33名(単盲検クロスオーバー試験)
【方法】2時間のパソコン作業を行ってもらった後、 15分間の休憩を試験食品を摂取しながら取ってもらった。
その後、 ATMT(Advanced Trail Making Test)を用いて作業効率を評価した。 加えて、 アンケートを用いて、
疲労感や疲労によって引き起こされる症状について評価した。
■研究結果
短い休憩時間にペパーミント香料含有菓子を摂取することにより、 休憩後の作業効率が向上する(ミスが少なくなる)こと、 疲労によって生じる、
眠気や不快感などの症状が軽減することが確認されました。
【掲載紙】
日本未病学会雑誌(2021年26巻3号、 21-28)
タイトル:ペパーミント香料摂取による休憩効率向上効果
著者:川村 淳、 土居 哲平、 山下 光輝、 大畠 菜摘、 奥山 知子
株式会社ロッテ
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