4月19日~21日「奥州いわいネット」で新商品「とりたん」発売記念として宅配掘出市を開催
SDGsの観点から新商品「とりたん」を開発いたしました。
その発売と特許出願を記念して、 4月19日(月)0時~21日(水)16時までの期間、 宅配掘出市を開催いたします。
株式会社オヤマ(岩手県一関市)は、 銘柄鶏「奥州いわいどり」の生産、 飼育、 食肉加工、 総菜加工、 店舗運営までを一貫して行い、
六次産業化に取り組んでおります。
鶏肉には様々な部位があり、 もも、 むね、 手羽先などはメジャーなものですが、 内臓類は調理するのが難しく、
ご家庭向けよりも飲食(焼き鳥)店のプロに取り扱っていただいております。
しかし昨年来の新型コロナウイルスの影響により飲食店の休業や売上低迷で行き場を失ってしまい、 廃棄せざるを得なくなっています。
持続可能な開発目標(SDGs)を達成するためにも、 大事な食材の廃棄は避けたいもの。 なんとかしてお客様に美味しく食べて頂けないものだろうかと、
開発担当者が頭を悩ませていたところ、 ひらめいたのが、 廃棄されてしまう部位の一つ「ギザード」を使用した加工品でした。
「ギザード」は1羽の鶏から約30gしか取れない希少部位。 食感は歯切れがよく、 ぷりっとしたお肉の歯応えも楽しめます。 塩こうじを主体とし、
さまざまな調味料を加えたオリジナルタレの開発に成功。 濃厚な塩味が「ギザード」の味わいにピッタリで食べやすさも抜群。 香ばしく焼いたら、
これはまるで「牛タン」のような食感と風味!香ばしく焼き上げた「とりたん」
香ばしく焼き上げた「とりたん」
こうして、 廃棄されるところだった食材を救い出し、 ご飯にもお酒にも合う、 美味しいおかず「とりたん」が出来上がりました。
商品の形状を元に、 可愛らしい顔が4つならんだ怪獣を当社の社員が愛情込めて描き出し、 オリジナルキャラクターも完成。
同時に当社初となる製品・製造方法に関する特許も出願しております。オリジナルキャラクターの載ったパッケージ
オリジナルキャラクターの載ったパッケージ
宅配掘出市はそもそも、 毎年4月に開催していた一大イベント「オヤマ感謝祭」を、 新型コロナウイルス感染防止を配慮し、
ネット上で2020年4月に開催したことからスタートしました。 その後も通常販売を続けつつ、 数ヶ月に一度のセールを実施して参りました。
開始から一年を経た今、 コロナ禍における「緊急事態宣言」等の発令で市場が混乱し、 宅配掘出市の準備ができないまま2021年を過ごしておりましたが、
「とりたん」を世に送り出す場を作るために一念発起。 「オヤマ感謝祭2021」を「とりたん誕生の巻」と銘打ち、 今回の開催を決断いたしました。
4月19日「飼育(しいく)の日」に合わせての開催は、 鶏を月間100万羽以上飼育する当社にとってこの上ないベストタイミングとなりました。「オヤマ感謝祭2021宅配掘出市」
「オヤマ感謝祭2021宅配掘出市」
今回の掘出市では、 3つの特典を準備しています。
1.「とりたん」を購入してくださった先着1,000名様には、 オリジナルタンブラー「とりたんぶらー」をプレゼント。
2.ネットでのお買い物で貯まるGMOポイントを通常の2倍プレゼント。
3.スマホからあげてグランプリ
商品到着後、 盛付画像とコメントをレビューに投稿してくださった方には、 景品をプレゼント。
尚、 紙資源の省エネ化、 受注ミスを無くすために、 今回よりFAX注文を廃止し、 ネット注文のみとさせていただきました。
新型コロナウイルスの影響により通常ルートで販売できなくなった商品や、 規格外品を安価に販売することでもフードロスを削減。 更に、
商品の外箱には使用済段ボールを再利用することで、 環境にも配慮したイベントを目指します。
その他、 当社では鶏糞を鶏舎のボイラー燃料として使用、 木質バイオマスエネルギー利用施設の導入、 また、
森林の恵みから生まれた「木酢液」を「奥州いわいどり」に与えるなど、 持続可能な取り組みをかねてより続けて参りました。
老木から作られた「木酢液」は、 餌に使用することで家畜が健康になり、 更に、 若い木へ命を託し、 森を守るという素晴らしい循環を生み出しています。
「木酢液」の恩恵を受けた「奥州いわいどり」を食べることは、 森林を守ることにもつながっています。
このように当社では、 「奥州いわいどり」の飼育・生産を通じて、 更なるSDGsの達成に貢献したいと考えています。
コロナ禍の今こそ従業員全員で心をひとつにし、 地域のため、 お客様のために出来ることに目一杯取り組んで参ります。
「奥州いわいネット」
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