「逃げたり隠れたりすることは弱虫じゃない」3匹のあまがえるの成長を描いた大人気絵本、待望の続編を刊行!

世界文化社は、 絵本『あまがえるのぼうけん』を2021年4月24日(土)に発売します。

■誰もが一目ぼれした絵本『あまがえるのかくれんぼ』の続編が発売!

園向けの直販商品として誕生し、 一般の書店では取り扱いのなかった1冊の絵本。 店頭に非売品として展示をしたところ、 多くの方から市販化を望む声が上がり、

書店員さんの署名運動や読者の要望によってハードカバー化が実現…そんな物語のような出来事から生まれた絵本『あまがえるのかくれんぼ』。

その続編となる『あまがえるのぼうけん』が発売されました。

<あらすじ>

あまがえるのラッタ、 チモ、 アルノーは森の中へ探検に行くことに。

見たことがない世界にはしゃぐ3匹ですが、 さまざまな生き物たちに遭遇し……。

逃げて、 隠れてばかりの3匹にとって、 “冒険"とは?

葛藤しながらも、 無邪気に逞しく“今を生きる"カエルたちの成長と、 明日への希望を描いた物語です。

■“にげたり、 かくれたりするのは よわむしなことじゃないよ” 物語に込められたメッセージ

本作では、 大きくなった3匹のあまがえるたちが森の中でひたむきに生きる姿を描きます。 時には、 身の危険を感じて一目散に逃げていく姿も…。 作者の舘野鴻さんは、

あとがきで「生きるために逃げたり隠れたりすることは卑怯でも臆病でもない。 それは生きていくための武器です」と語っています。 人間の世界も同じで、

今を生きることの積み重ねこそが“冒険”。 それぞれの社会のなかで、 一日一日を生き抜いているすべての方に届けたい一冊です。

■細密な自然描写と表情豊かなカエルたち

前作『あまがえるのかくれんぼ』でも、 見る人の目を惹きつけた、 かわしまはるこさんの瑞々しく美しい水彩画。 登場する生き物や夜の雑木林など、

埼玉県飯能市でのフィールド取材を重ねて描かれた美しい自然描写は、 まるで小さくなって物語の中に入り込んだかのような繊細さです。

躍動感溢れる愛らしい3匹と瑞々しい動植物の世界をお楽しみください。

また『あまがえるのぼうけん』の刊行を記念して絵本原画展を開催いたします。

* 4月27日(火)~5月20日(木) 丸善丸の内本店

* 5月22日(土)~6月13日(日) ジュンク堂池袋本店

* 6月16日(水)~7月6日(火) Book House Cafe

* 7月19日(月)~8月1日(日) 広島蔦屋書店

* 7月中旬予定 丸善丸広百貨店 飯能店

<著者プロフィール>

作 たてのひろし(舘野 鴻)

1968年、 神奈川県生まれ。 絵本作家・生物画家。 幼少期より、 熊田千佳慕氏に師事。 美しい細密画で多く

の人々を魅了している。 2017年、 『つちはんみょう』(偕成社)で小学館児童出版文化賞を受賞。 その他の作品に、

『しでむし』『ぎふちょう』『がろあむし』(偕成社)、 『はっぱのうえに』(福音館書店)などがある。

絵 かわしまはるこ

1967年、 埼玉県生まれ。 生物画家。 2006年より舘野鴻氏に師事し、 昆虫や植物などの観察法や生物画を本

格的に学ぶ。 絵本に『あまがえるのかくれんぼ』(世界文化社)、 『いしがきのすきまに』(福音館書店)、

挿絵に『野鳥が集まる庭をつくろう』『世界の美しき鳥の羽根』(誠文堂新光社)などがある。 10年以上、 あまがえるの飼育と観察を続けている。

<刊行概要>

『あまがえるのぼうけん』

■発売日:2021年4月24日(土)

■定価 :1,430円(税込)

■発行 :株式会社世界文化ブックス

■発行・発売:株式会社世界文化社

https://www.amazon.co.jp/dp/4418208151

※一部書店により発売日が異なります

<「3びきのあまがえる」シリーズ1作目も好評発売中>

『あまがえるのかくれんぼ』

■定価:1,320円(税込)

■発行:世界文化社

https://www.amazon.co.jp/dp/4418198083

現在、 長野県安曇野市の「絵本美術館 森のおうち」にて原画展を開催中

https://www.sekaibunka.com/info/2021/04/post_136.html

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