イマクリエイトが京大医学部監修の下、新型コロナワクチンの注射用VRシミュレーターを開発
イマクリエイトが新型コロナワクチンの接種に備え、自社の持つナップ技術を用いた医療従事者向けのVR注射シミュレーターの開発を行いました。今後全国の医療機関に提供していく予定です。
バーチャルテクノロジーでカラダの動きをデータ化し、 社会実装を進めるイマクリエイト株式会社(本社:東京都港区、 代表者:山本彰洋、 川崎仁史、
以下イマクリエイト)は京都大学大学院医学研究科(以下、 京大)監修の下、 医療従事者向けのVR注射シミュレーターを開発しました。
VR注射シミュレーター
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■開発の背景
新型コロナワクチンの接種が開始されましたが、 接種の担い手確保が喫緊の社会課題となっております。 普段の現場では注射を行わない医療関係者の方々、
一度現場を離れられた方々も、 さらには特例案に基づき歯科医の方も患者への注射を行う可能性があり、 事前研修が重要になると考えております。
慣れない作業から来る不安の解消、 現場での混乱を未然に防ぎ、 ワクチン接種を1日でも早く進めるために、 今回の開発と提供に至りました。
■VR注射シミュレーター
シミュレーターでは、 新型コロナワクチンに代表される筋肉注射の手順を、 VR内に表示されるお手本に沿って行うだけで感覚的に覚え、 身に着けることができるため、
座学や資料を用いて行う学習よりも、 手順の間違いや漏れを防止できる等、 より高い学習効果が期待されます。
■「ナップ」とは
「ナップ」は、 これまで画像や動画など2Dとしてしか見ることができなかった様々な”動き”を3Dモデルを活用することでバーチャル上に立体的に再現し可視化する、
イマクリエイト独自のバーチャル技術です。
現在の情報伝達の手段は「聞く」、 「読む」、 「見る」などが中心で、 「伝える」ことが主であるために実体験を伴わせることはできませんでした。 しかし、
「ナップ」を活用すれば、 バーチャル空間上に「入る」ことで、 「伝える」と「体験する」を両立した情報伝達が可能になります。 これによって、 例えば、
「動きをあらかじめデータ化しておくことで、
その動きをお手本としてトレーニングをする」「動きを見ながらのマンツーマン指導を遠隔で行う」「自らの動きをリアルタイムで確認しながら練習する」「技術を動きとしてデータ化し、
後世に残す」といった様々な活用が期待できます。
■提供について
どの医療従事者も短い時間で同様の手当を行える手助けとなるよう、 今後全国の市区町村が運営する新型コロナワクチンの接種会場や医療機関への導入を目指して参ります。
■企業情報
イマクリエイト株式会社
所在地 : 〒105-0014 東京都港区2-1-23ニューカナール1002
代表者 : 山本彰洋 川崎仁史
URL :
京都大学大学院医学研究科 医学教育・国際化推進センター
所在地 : 〒606-8501 京都府京都市左京区吉田近衛町
代表者 : 教授 小西靖彦
URL :
■そのほか
京大によるプレスリリースはこちら。
イマクリエイトは、 バーチャルテクノロジーでカラダの動きをデータ化し、 社会実装を進めることで、 あらゆる産業、
あらゆる人々が世界を再発見するきっかけづくりを進めてまいります。
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