沖縄県の書店員が「今、いちばん読んで欲しい本」! 宇佐見りん著『推し、燃ゆ』が第7回沖縄書店大賞を受賞!
宇佐見りん著『推し、燃ゆ』が第7回沖縄書店大賞を受賞! 宇佐見りん著『推し、 燃ゆ』(株式会社河出書房新社刊、 東京都渋谷区/代表取締役社長 小野寺優)は、
4月26日に発表された沖縄県内の書店員が「今、 いちばん読んで欲しい本」を選ぶ、 第7回沖縄書店大賞「小説部門」大賞を受賞いたしました。
今回で7回目となる沖縄書店大賞「小説部門」は、 過去に『火花』(又吉直樹著)、 『コンビニ人間』(村田沙耶香著)等、 その年を代表する話題の小説、
錚々たるベストセラー作品が受賞しています。
2020年9月に刊行された本作は、 本年1月に第164回芥川龍之介賞を受賞、
その後3ヶ月間にわたり「文芸書」売上第1位となりました(日販調べ:2020年度1~3月期書籍ジャンル別)。 また、 2021年本屋大賞へのノミネート、
世界7カ国・地域で翻訳出版が決定する等話題は尽きず、 累計発行部数48万部を超えるベストセラー小説となっています。 なお、
併せて発表された「沖縄部門」大賞は上間陽子著『海をあげる』(筑摩書房刊)、
準大賞は空えぐみ著『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』(新潮社バンチコミックス刊)が受賞となりました。
* 沖縄書店大賞とは
沖縄書店大賞は沖縄県の書店員によって「今、 いちばん読んでほしい本」に贈られる賞として、 2015年に創設されました。
第1回は「小説部門」、 「郷土書部門」の2部門を選出。 翌年第2回より「児童書(絵本)部門」が加わり、
2019年に行われた第5回からは「準大賞」も選出されています。
沖縄を題材にした作品へ贈られる「郷土書部門」には、 毎年ご当地ならではの作品が選ばれ、 全国からも注目が集まっています。
今回発表された第7回沖縄書店大賞は2020年に刊行された新刊書籍を対象に「小説部門」、 「沖縄部門」、 「絵本部門」3部門で計16作がノミネートし、
県内13書店118名の書店員による投票で各賞が決定しました。
【過去の沖縄大賞受賞作(小説部門)】
2015年度 池井戸潤著『銀翼のイカロス』(ダイヤモンド社刊)
2016年度 又吉直樹著『火花』(文藝春秋刊)
2017年度 村田沙耶香著『コンビニ人間』(文藝春秋)
2018年度 知念実希人著『崩れる脳を抱きしめて』(実業之日本社刊)
2019年度 真藤順丈著『宝島』(講談社刊)
準大賞 オーガニックゆうき著『入れ子の水は月に轢かれ』(早川書房刊)
2020年度 知念実希人著『ムゲンのi』(上)(下)(双葉社刊)
準大賞 小野不由美著『白銀の墟 玄の月 十二国記』(第1巻)~(第4巻)(新潮社刊)
* 各地で選ばれる「書店大賞」に注目!
沖縄書店大賞以外にも、 広島本大賞、 静岡書店大賞、 京都本大賞、 大阪ほんま本大賞、 日本ど真ん中書店大賞(愛知・三重・岐阜)他、 各地域の書店、 取次会社、
出版社の有志によって、 現在数多くのご当地「書店大賞」が運営、 選出されています。
各賞対象となる作品や選出方法はそれぞれ異なりますが、 一人でも多くの地域住民、 読者へ本の魅力を伝えたいという思いのもと運営されていることは、
いずれも共通しています。
その地域ならではのユニークな受賞作も選ばれる、 バラエティ豊かな各地域の「書店大賞」に是非ご注目下さい。
【著者プロフィール】
宇佐見りん(うさみ・りん)
1999年静岡県生まれ。 現在大学生。 2019年、 『かか』で第56回文藝賞を受賞。 同作は2020年に三島由紀夫賞(第33回)を史上最年少で受賞。
第2作『推し、 燃ゆ』が、 史上3番目の若さで第164回芥川賞受賞。
【書誌情報】
書名:推し、 燃ゆ
著者:宇佐見りん
仕様:46版/128ページ
ISBN:978-4-309-02916-0
発売日:2020年9月11日
カバーイラスト:ダイスケリチャード
装幀:佐藤亜沙美(サトウサンカイ)
30秒ver.動画 「超話題作 宇佐見りん『推し、 燃ゆ』 (Official Promotion Video)」
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90秒ver.動画 「超話題作『推し、 燃ゆ』 宇佐見りんスペシャルインタビュー!」
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映像制作:オフィス・ブリレ
◆河出書房新社:宇佐見りん『推し、 燃ゆ』書誌ページ
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309029160/
◆河出書房新社:宇佐見りん『推し、 燃ゆ』大量試し読み40ページ分無料公開!
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