憲法記念日×結婚の平等 「 いま明かされる憲法誕生ストーリー~憲法は同性婚を禁止していたのか~ 」特別オンラインシンポジウム
いま明かされる憲法誕生ストーリー~憲法は同性婚を禁止していたのか~ 」特別オンラインシンポジウム 憲法起草者ベアテ・シロタ・ゴードンさん
その長女が憲法起草時の秘話を語る! 一般社団法人「Marriage For All Japan -結婚の自由をすべての人に」(以下、 MFAJ)は、
5月3日憲法記念日にオンラインイベント憲法記念日×結婚の平等 特別シンポジウム「いま明かされる憲法誕生ストーリー
~憲法は同性婚を禁止していたのか?~」を5月3日(月)20時に開催いたします。
2021年5月3 日(月) 20:00~21:20 視聴リンク:
現在、 75年前にベアテ・シロタ・ゴードンさんが起草した憲法草案(個人の尊厳と男女平等)が、 再び注目を集めています。 ベアテさんの条文は、
旧来の家父長的要素が強かった家制度から男女の平等という新しい価値を憲法に打ち立てただけでなく、 現代の多様な人々に対しても、 平等の理念を広げ続けています。
今年3月、 札幌地方裁判所は同性カップル3組の訴えに対し、 同性カップルが結婚できないことは、
「法の下の平等」を定める憲法14条に違反するという違憲判決を下しました。 一方、 判決を機に、
「両性の合意という文言が含まれる憲法24条は同性婚を禁止しているのか?」という議論も出てくるなど、 改めて憲法と家族の在り方に注目が集まっています。
MFAJは5月3日の憲法記念日に、 ベアテさんの娘さんであるニコール・ゴードンさんをお呼びし、 憲法起草時の趣旨に立ち返り、
憲法の価値と意義を考えるイベントを開催いたします。
基調講演では、 ニコール・ゴードンさんにご登壇いただき「母ベアテの憲法へこめた思いと現代的価値」についてご講演いただくほか、
家族法学者・立命館大学法学部教授の二宮 周平さん、 結婚の自由をすべての人に訴訟北海道弁護団の須田 布美子さん、 一般社団法人fair代表理事の松岡
宗嗣さんをゲストに招いて憲法と同性婚に関してのトークセッションを行います。 また、 司会・コーディネーターにはエッセイストの小島 慶子さんにご担当いただきます。
有識者とともに、 憲法の在り方について考えることができるまたとない機会となります。 ぜひ奮ってご参加ください。
記
【 日 時 】 2021年5月3 日(月) 20:00~21:20
【 参加方法 】 URL:https://youtu.be/cZi1d4tCEPE
※アーカイブ配信あり
YouTubeを使用したオンラインイベントになります。 時間になりましたら上記URLからご入室ください。
【 登壇者 】
・ニコル・ゴードン(憲法起草者ベアテ・ゴードンの長女・ニューヨーク市立大学バルーク校特別修士課程学部長)
・小島 慶子(エッセイスト・東京大学大学院情報学環客員研究員)
・二宮 周平(家族法学者・立命館大学法学部教授)
・須田 布美子(結婚の自由をすべての人に訴訟北海道弁護団)
・松岡 宗嗣(一般社団法人fair代表理事)
・三輪 晃義(MarriageForAllJapan共同代表)
【 内 容 】
●第1部 基調講演
ニコル・ゴードン 「母ベアテの憲法へこめた思いと現代的価値」
※質疑応答通訳 岡本 早織
●第2部 パネルディスカッション
二宮 周平、 須田 布美子、 松岡 宗嗣
●閉会の挨拶 三輪 晃義
※司会・コーディネーター 小島 慶子
■ベアテ・シロタ・ゴードン プロフィール
1923年オーストリア・ウィーン生まれ。 29年、 5歳の時、 ピアニストの父に伴い来日。 その後10年を日本で過ごす。 39年、 単身渡米。 大学卒業後、
戦争情報局やタイム誌で働く。 45年、 GHQ民政局のスタッフとして再来日、 日本国憲法草案作成などに携わる。 (第14条「法の下の平等」、
第24条「両性の平等の原則」の元となった草案を作成)47年渡米(帰国)。 以後、 ジャパン・ソサエティ、 アジア・ソサエティのディレクター等をつとめた。
1990年頃からは、 日本各地で講演活動を活発に行った。 2012年逝去。
■Marriage For All Japan(MFAJ)について
性のあり方に関わらず、 誰もが結婚するかしないかを自由に選択できる社会の実現を目指して活動しています。
2019年2月提起の「結婚の自由をすべての人に」訴訟の弁護団に所属する弁護士の一部と、 社会課題の解決に取り組む様々な専門家等のプロフェッショナルによって、
同性婚(婚姻の平等)を実現させるために設立されました。 「2人で一生を共に生きていきたい」と考えたとき,カップル双方が結婚したいと望めば結婚することができ、
また、 結婚という形をとらないことを望むならば結婚を強制されないということ。 それが「結婚の自由」です。 「Marriage For All Japan –
結婚の自由をすべての人に」という法人名は、 そのような結婚の自由(結婚という選択肢)が、 異性カップルであるか同性カップルであるかにかかわらず、
平等に用意されるべきであるという思いを表したものです。 私達は、 この「結婚の自由をすべての人に」訴訟を全面的にサポートするほか,イベントやセミナー、
メディア出演、 調査研究、 ロビイングなどを通じて、 同性婚(婚姻の平等)の実現を目指します。
<法人概要>
名 称 一般社団法人 Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に
設 立 2019年1月
代表理事 寺原真希子・三輪晃義
理 事 上杉崇子・加藤丈晴・中川重徳・松中権・柳沢正和
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