ジャパンハート、三重県からの要請を受け四日市市へ医療チーム派遣
新型コロナウイルスの感染拡大により医療体制が緊迫している三重県の要請を受け、 5月1日より四日市市への医療チーム派遣を実施しております。
ジャパンハートは、 新型コロナウイルス感染症拡大抑制を目的とし、 これまでに自治体や医療機関からの要請を受け医療チーム派遣を継続して参りました。
今回要請を受けた四日市市の重症心身障害児者施設では、 県内医療機関への搬送状況がひっ迫する状況下で、
レッドゾーンでの勤務や夜勤対応など現場医療従事者のサポートを実施する予定です。
▼これまでに全国13都道府県47医療機関/施設で支援を実施
【ジャパンハート 新型コロナウイルス感染症拡大抑制の医療支援】
1. 医療支援チームの派遣
2020年4月以降、 全国各地の病院や介護福祉施設に、 医師・看護師等で構成される医療チームの派遣を継続しています。 クラスターが発生すると、
感染による欠勤や人材派遣会社の撤収により、 深刻な職員不足に陥ります。 また医療機関の病床ひっ迫により、 福祉施設で陽性患者を治療しなければならない等、
外部からの適切な支援が必要となります。
2. 医療物資の配布
「#マスクを医療従事者に」プロジェクトを開始し、 クラウドファンディングやチャリティオークションを実施し、 1万5千人の方から約1億5千万円の資金を募り、
マスク200万枚を調達。 第一種指定感染症医療機関、 三次救急医療機関、 特定機能病院を中心とする合計726の機関にマスクを配送しました。
3. 介護福祉施設への感染対策指導
全国の介護福祉現場で働く医療/介護従事者の方向けに、 2020年6月から12月の約半年間にわたり、 クラスター発生時に備えた感染症対策指導を実施しました。
防護具の着用指導、 施設内のゾーニングに関する指導を、 2020年12月末までに、 658法人、 計1599名の参加者に対して実施しました。
4. 医療現場と支援を結ぶ「ジャパンハートソーシャルネットワーク」の構築
災害などの有事における日本国内の医療・介護現場の正確な状況把握、 医療支援活動に協力してくださる医療従事者同士の繋がりを強固にするための「ジャパンハート
ソーシャルネットワーク」を2020年4月28日より開始し、 現在、 このプラットフォームの登録者数は900名を超えています。
詳細:「ジャパンハート ソーシャルネットワーク」開始
https://www.japanheart.org/topics/press-release/200428.html
その他、 新型コロナウイルスに関する支援に関しては以下よりご覧いただけます。
■新型コロナウイルスと闘う人々を支え、 医療崩壊を防ぐ(国際緊急支援)
https://www.japanheart.org/activity/international-emergency-relief/covid19.html
■ご寄付の受付について
https://www.japanheart.org/topics/support/emergency-relief-kifu-201107.html
【(認定)特定非営利活動法人ジャパンハート】https://www.japanheart.org/
ジャパンハートは「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に、 国内外で無償の医療活動を行う認定NPO法人です。
1995年に小児外科医・吉岡秀人が単身ミャンマーで活動を開始して以来、 現在はカンボジアやラオスなど東南アジア諸国で、
小児がん手術などの高度医療を含む治療を年間約35,000件実施しています。 HIV孤児など恵まれない子供たちに、 教育機会を提供する児童養育施設も運営。
国内では、 小児がん患者家族の外出に医療者が同行するプロジェクトや、 離島・僻地への医療者派遣、 災害被災地への緊急救援事業を行っています。
また新型コロナウイルス感染症対策として、 全国35か所以上のクラスター現場へ医療チーム140名以上を派遣しているほか、
全国700以上の医療・福祉機関へ200万枚のマスク等物資寄付、 全国600以上の福祉施設への感染予防指導等を継続しています。 国際連合UNIATF Award
2020を日本から唯一受賞。
■寄付金の控除について
認定NPO法人であるジャパンハートへのご寄付は、 寄付金控除などの税制優遇の対象となり、 確定申告を行うことで税金が還付されます。 詳細につきましては、
下記URLをご確認ください。
https://www.japanheart.org/donate/receipt/
■本件に関する取材のお問い合わせ
特定非営利活動法人ジャパンハート
広報担当:高橋
電話:03-6240-1564
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