FRONTEO、電子カルテなどの医療情報から診断・診療支援等を行うソリューションの提供を開始
正宏、 以下 FRONTEO)は、 電子カルテなどの医療情報を基に潜在疾患のスクリーニングや予後予測、
診断・診療支援などを総合的に行うソリューションの提供を開始しました。 近年、
健康維持や適切な医療を受けるためにパーソナル・ヘルス・レコード(PHR:個人の健康や医療、 服薬に関する種々の情報)をはじめ、
膨大かつ多様な医療情報を活用する取り組みが注目されています。 また、 政府は2021年9月の「デジタル庁」新設を目指すなど、
社会全体のデジタル改革を推進しており、 この中でも、 医療分野におけるデジタル化は重点分野のひとつとされています1)。
FRONTEOは、 こうした医療情報活用へのニーズの高まりを背景に、 AIによる自動医療辞書や、 自動診断・診療支援システムを構築するに至りました。 これは、
FRONTEOが持つ独自の人工知能「Concept Encoder(商標:conceptencoder、 読み:コンセプトエンコーダー)」や、
医療事業・医療情報に関する専門知識・経験を礎としています。 本システムにより、
電子カルテに記録されたテキスト情報に隠れた患者の心理的な側面などを解析することで、 診療効率や患者治療満足度の向上を目指します。
FRONTEOは、 今後も独自のAIシステムの開発を通じ、 医療のDX(デジタル・トランスフォーメーション)推進や標準化・効率化、
患者のQOL向上に貢献してまいります。
1) 首相官邸WEBサイト「デジタル改革」より規制改革推進会議の公表資料(ページ中段)
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/tokushu/digital.html
■Concept Encoderについて
URL:
https://lifescience.fronteo.com/technology/conceptencoder/
Concept Encoderは、 FRONTEOがライフサイエンス分野に特化して開発した自然言語解析AI(人工知能)です。
自由記述のテキストデータを大量に含むメディカルデータを、 エビデンスに基づいて有効に解析・活用することを目的に2018年に開発しました。 Concept
Encoderはテキスト以外のデータとの共解析も可能であり、
ライフサイエンス領域に蓄積されてきた遺伝子発現情報・バイタルや各種検査値などの数値データとの共解析の研究を進めています。 特許登録番号:特許第6346367号
■FRONTEOについて URL:
FRONTEOは、
自然言語処理に特化した自社開発AIエンジン「KIBIT」と「conceptencoder」を用いて膨大な量のテキストデータの中から意味のある重要な情報を抽出し、
企業のビジネスを支援する、 データ解析企業です。 2003年8月の創業以来、 企業の国際訴訟を支援する「eディスカバリ(電子証拠開示)」や、
「デジタルフォレンジック調査」というリーガルテック事業をメインに、 日本、 米国、 韓国、 台湾とグローバルに事業を展開してきました。
リーガルテック事業で培ったAI技術をもとに、 2014年よりライフサイエンス分野、 ビジネスインテリジェンス分野、 OSINTへと事業のフィールドを拡大し、
AIを用いて「テキストデータを知見に変える」ことで、 創薬支援、 認知症診断支援、 金融・人事・営業支援など、 様々な企業の課題解決に貢献しています。
2007年6月26日東証マザーズ上場。 2021年1月13日第一種医療機器製造販売業許可(許可番号:13B1X10350)を取得。
資本金2,568,651千円(2020年3月31日現在)。
※FRONTEO、 KIBIT、 conceptencoderはFRONTEOの日本における登録商標です。 当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000369.000006776.html
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