台湾バイオテクノロジーはアメリカ100億ドル規模の健康食品市場へ進出
国内バイオテクノロジー産業へ吉報!綠茵生技は4月12日に開催した「台湾牛樟芝産業国際発展と臨床応用フォーラム」で長年開発を進めてきた牛樟芝菌糸体原料(Antromax(R))がアメリカ食品医薬品局(FDA)より新規栄養成分(NDI)を取得し、
これにより安全性に問題が無いことが確認され、 米国市場での販売が承認されたことを発表した。 牛樟芝製品が世界で初めてこの認証を取得したことにより、
国内における牛樟芝産業の発展や100億米ドル規模の健康食品国際市場への躍進が期待される。
牛樟芝は台湾特有の真菌で、 保育類の牛樟樹に寄生している台湾の特徴を備えた原料である。 それは肝機能の改善、 二日酔いの解消、
免疫力向上などにも補完効果が認められ、 「台湾の森のルビー」と呼ばれている。
中国医薬大学の高尚徳博士(中)と義守大学の洪哲颖教授(左)、 綠茵生技と共同で、
Antromax(R)のB型肝炎に関する臨床試験の結果と異なる剤形のバイオアベイラビリティを発表
Antromax(R)の異なる剤形─滴下錠剤、 菌糸体粉末、 水溶性粉末
米国FDA認証を取得 台湾牛樟芝が国際市場進出へ
綠茵生技CEO・羅藼氏は、 牛樟芝が台湾固有のものであり、 欧米諸国では過去に食経験や原料としての実用例がないことから、
健康食品への応用や補完療法としての普及はさらに困難を極めたが、 今回国際認証を取得したことにより台湾の牛樟芝製品が国際市場参入への重要なマイルストーンとなる。
「我々は(認証の)取得が実現することに対して、 われわれもに驚きました。 弊社より前にベニクスノキタケを研究した会社達は、 何回もNDIの取得への試み、
今回私たち(台湾)のは初めてアメリカ食品医薬品局から保留意見なし、
われわれはバイオ業界パイオニアを担当して台湾ベニクスノキタケ業界のみんなと一緒で努力を継続し国際市場で活躍できるように期待したい」と述べた。
綠茵生技研究開発長・徐榜奎博士は、 牛樟芝が野生では3歳になるまで食べられないことを指摘した。 また、 保護植物であるため、 牛樟芝の量産が困難だ。 現在、
綠茵生技の独自開発の固態発酵技術と科学的発酵により、 野生で3年要する有効成分を3~4ヶ月に短縮した。 「生育期間の短縮や環境破壊を軽減するだけでなく、
生産コストの削減が実現したことで、 一般の方々が牛樟芝の恵みをさらに享受しやすくなった」と述べる。
綠茵生技第2工場
牛樟芝のAntromax(R)菌糸体カプセルは台湾肝臓の健康食品の認証を取得(左)、 複合飲料としての牛樟芝水溶性粉末のビジネス化展示(右)
牛樟芝は健康食品の新機軸
セミナーではまた中国医科大学付属病院の高尚徳博士に「B型肝炎に関する臨床試験」を共有し、
義守大学医学部副学部長の洪哲颖教授に「影響利用性と有効性に関するAntrodiacinnamomea複数製剤の効果」を紹介した。 また、
B型肝炎治療薬との併用による補完効果が認められ、 血液や尿の生化学検査の値に悪影響を及ぼすことなく、 効果的にたかめの肝機能の数値を改善することが実証された。
また、 牛樟芝菌糸体は異なる剤形でも同様に肝機能数値、 脂肪肝、 抗酸化酵素活性の向上、 アルコール性肝障害の改善などにも補完効果が認められ、
異なる剤形や使用方法の組み合わせにより異なる効果を発揮できる。
現在、 綠茵生技の発酵工程は8件の特許を取得し、 中部科学園に国際標準工場が設立されている。 年間生産量は数十トンに達し、 国際市場へ有効供給できる。
徐榜奎博士は、 「綠茵生技は現在米国市場をターゲットにして、 次は日本、 オーストラリア、 東南アジアなどのアジア地域をターゲットにするかもしれない」と述べた。
綠茵生技は米国3000億健康食品市場を目指して、 牛樟芝が台湾を代表する国宝になって、 全世界に知れ渡される可能性がある。
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