がん患者、約3割は過去にセカンドオピニオンを利用と回答、リーズンホワイ、「がん患者のセカンドオピニオンに関する実態調査」発表
コロナ感染拡大以降、肺がん患者の約6割はオンラインでのセカンドオピニオンを利用
ネット型セカンドオピニオンサービス「Findme(ファインドミー)」を運営するリーズンホワイ株式会社(本社:東京都千代田区、 代表取締役:塩飽哲生、
以下「リーズンホワイ」)は、 がん患者の通院状況やセカンドオピニオンに関する調査を全国のがん患者440人に実施し、
その結果内容を「がん患者のセカンドオピニオンに関する実態調査」(以下、 本調査)として発表いたしましたのでお知らせいたします。 調査概要
・調査手法:web調査
・実施期間:2020年12月17日より1週間
・対象地域:全国
・調査対象:がん経験者440人
(1)対象者の罹患しているがん種(複数回答)
肺がん12.2% 胃がん12.8% 大腸がん22.9% 前立腺がん12.2% 乳がん14.8% 子宮頸がん10.9% 子宮がん4.7% 卵巣がん3.9%
膵臓がん2.6% 肝臓がん3%
(2)年齢分布:10代0.7%/20代12.5%/30代17%/40代15.9%/50代15.9%/60代18.2%/70代18.2%/80代/1.6%
■コロナ感染拡大以降、 肺がん患者の約6割がオンラインセカンドオピニオンを利用がん患者 セカンドオピニオン利用
がん患者 セカンドオピニオン利用
本調査は、 全国のがん患者440人に対し、 セカンドオピニオンの利用状況、
コロナ禍におけるオンラインセカンドオピニオンなどの利用状況に関するアンケート調査結果です。 まず「過去、
セカンドオピニオンを利用したことがありますか」との質問では、 約3割が「1回以上利用したことがある」と回答し、 半数以上は利用意向があることが分かりました。
(グラフ1.参照)さらに「利用したことがある」と答えた回答者の疾患部位別利用率(グラフ2.参照)を見ると、
「肺がん」疾患者は全体の7割がセカンドオピニオンを利用と回答しており、 次いで「前立腺がん」「胃がん」の順でセカンドオピニオンの利用率が高い結果となりました。
次に「コロナ感染拡大以降、 オンライン診療相談(セカンドオピニオン等、 自費診療として)を活用した」との質問に対し、
約3割のがん患者が「オンラインを利用した」と回答。 疾患部位別にオンライン診療相談利用率(グラフ3.参照)を見ても「肺がん」患者の利用率が最も高く、
利用率は半数を超える約6割となっています。 現在新型コロナウイルスによる呼吸器系患者の増加によって医療機関が逼迫しており、
コロナ渦での通院状況に関する質問でも「通院回数の減少」「治療の停止」に該当する回答が他の疾患部位回答数を上回っていることから、
オンライン診療相談を積極的に活用していることが伺えます。がん患者部位別 セカンドオピニオン利用率
がん患者部位別 セカンドオピニオン利用率
※利用率の高い部位別に上位5位をグラフ化コロナ感染拡大以降、
がん患者部位別オンラインセカンドオピニオン利用率
コロナ感染拡大以降、 がん患者部位別オンラインセカンドオピニオン利用率
■セカンドオピニオン利用者「新たな治療法が見つかった」7割超
セカンドオピニオン利用者へのセカンドオピニオン利用効果に関する質問では「現在の治療法に自信が持てた」に当てはまる回答者は約8割を超え、
「新たな治療法が見つかった」についても約7割が当てはまると回答するなど、 がん患者にとって様々な効果が伺えます。
一方「受診先までの移動に時間やコストがかかった」(67.9%)「セカンドオピニオン受診までに多くの労力を要した」(63.6%)など、
病院選びや病院までの移動に対する不満が多いことも事実です。 このような課題解決として、
自宅から全国のがん専門医へのセカンドオピニオンを依頼できるサービスなどの活用によって気軽にセカンドオピニオンを利用することができ、
新型コロナウイルス感染対策にもつながります。
■Findmeとは
がんの治療法は年々進歩しており、 様々な治療法が選べるようになりました。 しかし
「今の治療法でいいのだろうか?」「他に選べる治療法はないのだろうか?」といった悩みや不安を持たれているがん患者さまは多くいらっしゃいます。
そのような悩みや不安を持つ患者さまに、 少しでも安心して治療に臨んでいただくために、 2018 年4月、
インターネット上で書面にてセカンドオピニオンを提供するサービスとして「Findme」をスタートしました。 がん患者さまは手術や治療開始までの限られた時間の中、
「Findme」を利用することで、 複数の医師から同時にセカンドオピニオンを受けることができ、
迅速に悩みや不安を解消した上で治療に臨むことができるようになります。
詳細はこちら:
■リーズンホワイ株式会社について
代表者 : 代表取締役 塩飽哲生
本社所在地 : 東京都千代田区内幸町1-1-6 NTT日比谷ビル 6F.
設立 : 2011年7月
業務内容 : 医療 IT サービス、 病院・医療関連企業のコンサルティング
革新的な技術やビジネスモデルで世界に新しい価値を提供するスタートアップを育成支援するプログラム「J-Startup」に経済産業省より認定された企業です
※本調査結果引用時のお願い
本調査結果の引用時には、 以下のご対応をお願い申し上げます。
・クレジットに「がん専門医からのオンラインセカンドオピニオンFindme調べ」と明記してください。
・WEB上で引用いただく際には、 「Findme」(
へのリンク付与をお願いいたします。
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