社員間生理カレンダーを実施する整体院が女性患者さんの「生理痛ナチュラルケア」サービスを2021年5月31日より開始
社員間生理カレンダーを実施する整体院が女性患者さんの「生理痛ナチュラルケア」サービスを2021年5月31日より開始
社員の月経時働き方改革で得た経験を元に、通院者向けに「生理痛ナチュラルケア」サービスの一環として、カイロプラクティック施術、栄養・サプリメント指導、生理ケア用品の内容をビデオ化し、公開開始。
ファミリーカイロプラクティック三鷹院(株式会社Health Education)(本社:東京都三鷹市、 代表取締役:佃隆)は、
女性患者さん向けの「生理痛ナチュラルケア」サービスを2021年5月31日より開始予定。 兼ねてより、
「月経時働き方改革」として社員間にて「生理あるあるシェア」「生理カレンダー」「業務スイッチ」「生理時トイレフリー」を行い、 女性社員の生理時の負担を軽減。
そこで得た知識をもとに、 女性患者さんの「生理痛ナチュラルケア」サービスとして、 生理痛を軽減させるためのカイロプラクティック施術、 栄養・サプリメント指導、
生理ケア用品の紹介をビデオにまとめ、 通院者向けに視聴公開を始める。
▷公式サイトはこちら
http://mitaka-chiro.com/ * 「生理痛ナチュラルケア」ビデオサービス
28年間でのべ20万人を治療して蓄積してきた膨大な臨床データから、「生理痛」改善の鍵は、
『姿勢』と『栄養』と『知識』という3つに分類できるという結論に辿り着き、
スタッフへのインタビューを通じて得たノウハウと共に「生理痛ナチュラルケア」としてビデオにまとめ、 通院者向けに2021年5月31日より提供を開始します。
「生理痛ナチュラルケア」のビデオは、 佃美香副院長を中心に、 男女含めてのビデオチームを立ち上げ、 作成しました。
当社の取り組みを男女共に通院者のみなさまに紹介しつつ、 生理にまつわる情報をお伝えし、 男性にも生理についての情報を共有できるようにします。
栄養指導(食事・サプリメント)+生理用品ケア情報を提供し、 カウンセリングを行うことで、 ご本人、
もしくはその近親者の方の生理痛の軽減のサポートができるよう取り組んでまいります。
生理痛があるのが当たり前とか、 生理ケアって我慢するものという発想から、 いかに快適に生理時期を過ごすか、
個個人の状況に応じて適切なケアを提供していけたらと思います。 特徴的なのは、 出来る限り薬を使わず、 ナチュラルで体に優しいケアを提供するという点です。
姿勢を整えることで、 自律神経を整え、 ホルモンバランスが調整され、 生理痛の症状が軽減することが期待されます。
カイロプラクティック施術を受ける頻度、 時期についての相談、 アドバイスをします。 カイロプラクティックケアの頻度を生理関連の症状が出る少し前に受けることで、
生理痛が改善されているケースが多数あります。
臨床例としては、「1ヶ月のうち、 15日は生理痛による頭痛、 倦怠感、 腹痛があり、 痛み止めを1日5~6回服用していた方が、
7回の施術で薬を飲まなくてよくなった」「重い生理痛で寝込まなくてよくなった為、 スケジュール通りに仕事や予定をこなせるようになった」
などの嬉しいお声をいただいています。
カイロプラクティックを受ける際も、 ナプキンがずれるなどで、 カイロプラクティック施術を受ける予定をキャンセルしてしまう方がいらっしゃいますが、
その対策として横向きの体勢は避けるためのカードを用意します。 カードを施術前に提示いただくと、 会話をしなくとも察して、 横向きの施術をせずに対応します。
生理痛改善のために神経の流れを整えるのは、 カイロプラクティックの施術を受けるだけでなく、 日々の姿勢を整えことも大切です。
院長佃隆が2冊の著書として出版している「『姿勢の魔法』シャキーン!ケア」では、 姿勢をよくするための11のオリジナルメソッドをお伝えします。
栄養面からは、 医師による分子整合栄養医学(オーソモレキュラー栄養医学)の観点での血液検査分析レポートを基に、
栄養アドバイザーが食事指導やサプリメント指導をします。 既に、 当院のスタッフもその効果を強く感じています。
photo by PIXTA []
生理ケア用品としては、 布ナプキンやオーガニック素材のナプキンをお勧めします。 デリケートゾーンに化学物質の素材をつけることは、
体にとっては大きなストレスになるためと考えられます。 オーガニック素材のナプキンであると、 そういったことが軽減することが期待されます。
佃美香副院長自らも、 「私の経験ですが、 15年前よりオーガニック素材のナプキンを使うようになり、 月経期間が5日間だったのが、 3日か4日に減りました。
こちらを使用することで、 排尿とともに経血も出るため、 ナプキンかぶれもなく快適になっています」と語っています。
女性が一生の中で長期間共に過ごす生理について知識を持ち、 考え、 よりと気持ちよく過ごせるように私共スタッフ一同、
ライフケアのサポートをさせていただきたいと考えております。
* 導入の背景~生理痛の問題を男女で共有することに解決の糸口を見つける~
そもそも、 働く女性を対象に行われた健康調査によると、 月経前に症状がある方は6割。 8割以上が痛みの度合いは様々ですが生理痛を自覚していて、
4割以上は強い生理痛を経験されています。 そして、 特に生理痛が強く出ている方は、 人に話せなくて孤独になられている方が多く、
痛みがあっても我慢できるからといって病院の受診を控えられ、 治療を受ける方は、 2割ほどになっています。
日本では、 学校教育の中では、 保健の授業で習うことはあっても詳しい生理ケアに関しては男子は習わず、 タブー化されてしまっています。
男性が生理の話題を出すことはセクハラと捉えられかねられませんが、 そもそも女性同士でも個々の生理事情を話し合うことも多くはないようです。
生理痛の症状は、 個人差が大きい一方で、 労務的には生理休暇を取る権利は与えられているものの無給休暇となるし、
生理時に出勤してミスをすれば勤務評価は低くなります。 そのため、 現実的には、 生理のための休暇を取らずに、 痛み止めを飲んで、
なんとか症状を凌ぎながら上司や同僚にも相談せずに、 ただただ生理期間が過ぎるのを待つということが多いようです。
女性カイロプラクターの佃美香副院長は、 生理痛症状のある患者さんをカイロプラクティック施術をすることで症状が改善する臨床例を多数もってはいます。 ただし、
佃美香副院長自身の生理痛は軽く、 PMSでイライラしても家族に少し当たってしまうことぐらいで終わっていたので、
生理痛症状が重い方の気持ちを本当の意味では理解できていなかったことが、 とてもショックだったようです。 佃美香副院長が女性社員のインタビューしている内に、
カイロプラクティック施術を行うだけでなく、 気持ちにも寄り添って初めて身体もサポートできることで改善すると強く感じました。 そこから、
社員がよりスムーズに働けるようにというコンセプトのもと、 ようやく「月経時働き方改革」実施を推し進めることができました。
こうした状況は、 当院を利用する通院者にも当てはまることだと感じ、 「月経時働き方改革」のプロセスで得た経験を基に、
当院の通院者向けの映像コンテンツとして提供することにしました。 ビデオ視聴者には、 「生理痛ナチュラルケア」の一環として、
気持ちに寄り添ってカウンセリングを進めてまいります。
結論として、 生理痛は女性ならではの身体的な問題ですが、 男女でメカニズムなどの知識面、 お互いの気持ちを共有し、
理解し合うことで解決の糸口があると確信しています。
* 取り組みの具体的な5つの内容
1.生理あるあるシェア男性社員も含め、 生理のメカニズム、 生理時に必要なケアとその煩わしさのシェアを行いました。
2.生理カレンダー & 3.業務スイッチ生理カレンダーを作成し、 希望者のみ、 社員間で男女問わず生理時期を共有することにしました。 これにより、
生理時だけでなく、 生理前につらいという方、 その期間も把握し、 「業務スイッチ」とネーミングして、 業務をスタッフ同士で変更したり、
フォローし合ったりしています。 ネーミングすることで、 体調に応じて業務を変更するストレス緩和につながります。
4.生理時トイレフリースタッフの主な業務が受付であり、 開院中の3時間は離席がしづらい環境です。 経血量が多い方の場合は、 ナプキン自体が冷えてしまい、
体全体が寒くなってしまうということが分かりました。 そのため、 ナプキンの交換がスムーズにできるように、
一時的に業務をスイッチする必要性があることを認識しました。 また、 ネーミングすることで、
業務中にトイレに行って申し訳ないと感じるストレス緩和につながりました。
5.生理痛ナチュラルケア
月経時働き方改革のプロセスで得た上記の1.~4.の取り組みを通じて、 スタッフにも効果のあった内容を当院に通院する通院者向けの生理痛ケアのビデオを作成し、
2021年5月31日より公開予定です。 内容は、 生理についての一般的な知識、 女性に寄り添っていくこと、
男性には女性の生理事情について耳を傾けることのご提案、 当院で出来る生理ケアのご紹介です。
* やってみてよかったこと
インタビューを重ねる中で、 社会的にも生理がタブー視されていることが分かり、 発信を通じて自分や同じ社員の仲間の事情を理解することで、
お互いをよりよく知る機会となりました。 そもそも、 社員の生理事情のカウンセリングは、 カイロプラクターで、 当院副院長の佃美香が行いました。
すると、 人によってこうも個人差があるものかと改めて認識をし直したとのことです。 それぞれの社員も他人と生理事情をシェアする機会があまりなかったので、
生理痛はこんなものでこれが閉経までは続くもので対策は特に無いと思っていたようです。
生理カレンダーをつくることで、 生理前の症状、 生理中の症状のある期間は、 スタッフの在勤時間で★のマークを0~5個の6段階にしてつけます。
当院は出勤はシフト制で、 日によって通院者の対応業務、 検査補助業務、 パソコン業務など分かれています。 中でも通院者の対応業務は、
全体の流れを統括する役目も加わるので、 勤務時間帯は気遣いがかなり必要で緊張もします。
★のマークの数によっては、 なるべく持ち場を動かなくてよい業務に変更したり、 フォローの意識を高めたりという意識を持つようになりました。
例えば、 ナプキンが濡れてしまっていても、 勤務時間中に頻繁にトイレに行くのはよくないことと思っていて、 それが原因で冷えて集中力を欠いてしまい、
普段ならしないようなミスをしてしまうことがあったり、 生理痛の時だからこそとテンションを上げてなんでもやろうとしてして、 それが逆効果でミスが出てしまったり、
ということがあったようです。
男性にとっては、 これまでに家族、 パートナーから聞く内容がほとんどで、 その情報は偏りが出るように感じました。
実際の変化としては、 通常であれば持ち場を離れにくい仕事内容でも、 他の社員のチームワークで、 比較的自由にトイレに行き、
ナプキン交換ができるようになったということです。 生理時に苦しみを抑えながら仕事をしていた方にとって生理時期に関わらず常時ストレスに感じていたが、
気持ちが楽になり、 痛み・症状が緩和し、 ポジティブに自身の体調変化と向き合えるようになったということです。
ただし、 やってみて分かったことは、 生理の時期を共有するということは、 個人情報でもかなりディープとされている内容のシェアになるので、
お互いに信頼関係ができていること、 生理症状を緩和させたり、 ケアしたりして、
お互いに働きやすい環境づくりをするという目的意識が共有できていることが大事だと感じました。
例えば、 ライフステージの中では、 妊活中の方もいらっしゃるでしょうし、 ピルを服用しているという方もいらっしゃるでしょう。
プライベートな情報公開を強制的にシェアするようにと感じる方も出てくるのではないかということが懸念されましたので、 あくまで趣旨を理解した方で、 自由参加、
自由退出という約束事の中で行っています。
そもそも、 当社の取り組みがうまくいったのは、 いくつかの条件が重なっていたからと分析しています。
当社は、 10人のチームで運営しており、 その内女性が8人、 男性が2人で、 20代前半から50代前半までの年齢層です。 また、
職場環境がカイロプラクティックの治療院ということで、 女性の生理痛の症状を緩和させるお手伝いをする施設です。
正社員5人がカイロプラクティックアシスタントということで体の情報を客観的に捉える土台があるということ、 加えて、
院長と副院長が夫婦であるということも功を奏した点だと分析しております。 チーム内で、 ミーティングは毎日のブリーフィング以外にも、
毎月業務運営についてはディスカッションを重ねています。 そして、 当社自体がカイロプラクティックという日本ではまだまだフロンティアの部分も多い分野で、
無いものは創り出す、 という社風であることも付記しておきます。
一般的なオフィスで、 さまざまな年代で、 たくさんの方がいる職場において、 さまざまなライフステージ、 さまざまな価値観がある環境で、
同様に実施することができるのかどうかはまだ懸念はありますが、 それでも条件が揃えば全部と言わずとも一部は叶うのではないかと感じております。
女性社員の1人からは、 こんな感想をもらっています。「生理は女性が生きていく上で何十年も付き合わなければならない生理現象です。
このような取り組みを行う会社が増え、 もっと月経について理解が深まり、 性別関係なく意見が交わせるような社会になっていければ良いなと感じました」。
30代男性社員からは、 こんな感想をもらっています。 「20代の頃は生理と聞くと、 小中学生の頃に感じた男子禁制という感覚がありました。
周囲の女性も大半が秘めた話題だったため、 男性側から触れてはいけないことかな?とも感じていました。 社会人になってからは、
様々なハラスメントのニュースを聞くことが多くなり、 話題にする(なる)ことでセクハラになるのではと、 より委縮したこともあります。 時に近しい友人や同僚から、
オープンに話してもらえることがありましたが、 先のイメージと、 自身に経験ができない感覚であること、
人によって重い時期や体に起こる変化が異なると聞いていたことから、 当たり障りのない返答しかできずにいました。
職場全体で互いの体調を開示しやすい環境を作ってもらえると、 男性側の心の準備もできると思います」。
* ファミリーカイロプラクティック三鷹院とは
ファミリーカイロプラクティック三鷹院の運営母体は、 株式会社Health Education。 1993年開院。
オーストラリア公立マードック大学健康科学学部カイロプラクティック学科卒の院長佃隆と副院長佃美香の夫婦が運営するカイロプラクティック院。 臨床数は20万人以上。
院長佃隆は、 「1日3回で、 ねこ背がよくなる『姿勢の魔法』シャキーン!」「姿勢をよくすると、 人生がきらめく!」の2冊の書籍を出版する姿勢の専門家。
カイロプラクターをリーダーとして、 医師、 看護師、 管理栄養士、 カイロプラクティックアシスタントがチームで姿勢、 栄養、
知識を3つの柱として健康サポートを行う。
院長佃隆、 副院長佃美香は、 中2の娘の親としての目線も大切に、 女性が女性らしく輝くために、 小児ケア、 思春期ケア、 妊活ケア、 マタニティケア、
産後ケア、 更年期ケア、 高齢者ケアという一生涯のケアの大切さをライフステージに応じて提案している。
栄養アドバイザーの山中 庸子は、 看護師で、 分子整合栄養医学(オーソモレキュラー栄養医学)を共に学んだ仲間。 当院にて、 カイロプラクターや医師と連携し、
分子整合栄養医学に基づいた栄養指導を行う。
ファミリーカイロプラクティック三鷹院 公式サイト
・初回料金:11,000円
・施術料金:6,600円
・「姿勢の魔法」シャキーン!ケア(姿勢指導)セットプラン 13,200円
・生理痛ナチュラルケア
○ビデオ視聴:無料
○カウンセリング:4,400円
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