長野県観光機構とAirbnbがポストコロナを見据えたパートナーシップを締結、共同で長野県内の関係人口創出と新しい価値創造を促進

長野県観光機構とAirbnbがポストコロナを見据えたパートナーシップを締結、共同で長野県内の関係人口創出と新しい価値創造を促進

Airbnbコミュニティを起点にしたホストとゲスト、そして現地コミュニティの交流を加速

長野県内の観光振興事業を推進する一般社団法人長野県観光機構と世界最大級の旅行コミュニティプラットフォームのAirbnb(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、

以下:Airbnb、 日本語名:エアビーアンドビー)の日本法人は24日、 ポストコロナを見据えて県内の観光や体験を推進するパートナーシップを締結いたしました。

1. 目的

「県内の関係人口創出と新しい観光需要の創出を推進」

・ コロナ禍で弱まった「人と人との繋がり」への需要が高まる中で、

ポストコロナを見据えた地域コミュニティとの「関係人口」創出を推進

・ 特に、 若年層を中心としたゲストと現地コミュニティが繋がり、

「暮らすように旅する」というAirbnbの特徴的な旅行スタイルを通じた

新しい観光需要創出と早期回復を共同で目指す

・ 良質なホスト(宿泊先提供者)育成支援による健全な民泊の普及啓発

2. 主な概要

1) 仕事観・生活観の変化に伴うポストコロナの新しいライフスタイルを、 長野県の魅力とともに若年層に向けて提案

・ Airbnb公式サイト内に長野県の特設ページの開設

・ 包括連携記念ウェビナーの開催

・ ホストコミュニティ同士の横連携の支援

2) 「つくる観光」から「再生活用する観光」を通じた地域観光への貢献

・ 大型の商業施設や観光地がない地域でも、 Airbnbコミュニティを通じて

「何もしない贅沢」など地域の日常を体験したり、 地域の課題に一緒に取り組むことで、

長野県が誇る観光資源を有効活用し、 空き家対策などの課題解決に共同で取り組んでいく

・ ホスティングガイドライン(ホスト自身が理解実践するための項目)の作成支援

・ 関係者による意見交換会の開催

3) 包括連携を契機として当面の間、 具体的に取り組む対象県内地域での観光資産の再生

・ 辰野町を含む伊那谷エリア(空き家再生、 まちづくり)

・ 須坂市峰の原高原(ペンション再生)

「関係人口」は観光業において、 旅行者として目的地を訪れる一時的な「交流人口」と定住者として住居を構える「定住人口」の間に位置し、

より多様な人材が地域づくりに貢献することが期待されており、

コロナ禍で顕著になった多拠点・二拠点生活へのニーズの高まりやテクノロジーの進化によってより活発になった「どこでも暮らせる・仕事ができる」意識の変化で、

近年特に注目が集まっています。

日本でもミレニアルズ世代・Z世代の若年層を中心に利用者の多いAirbnbでも、 自由な旅を提案する「暮らすように旅する」を実際に体現するゲストが増え、

そうしたゲストと交流を深めるホストも新しい時代の旅行・ステイのあり方を実感することが増えています。 特に新型コロナウイルス感染が拡大した昨年以降、

自然にほど近く、 キッチンやWifi、 仕事向きのデスク等を備えた宿泊施設環境でのワーケーション目的などの長期ステイの傾向、

東京など大都市から比較的近郊エリアでの利用傾向が強くなっていることから、 今後長野県観光機構とAirbnbが連携し、 長野県の魅力を積極的に発信し、

県内の利用促進に努めていく考えです。

<長野県観光機構・野原莞爾理事長コメント>

新型コロナウィルス感染が収まりきらない状況の中、 地域のさまざまな産業に甚大な影響を与えています。 こうした中、

新しい行動様式(ニューノーマル)を念頭に置いた持続可能な地域づくりが重要になっています。 この度のAirbnb Japanとの協定のもと、 人口減少、 高齢化、

空き家対策などの時代の流れの中、 観光面でも高い可能性を有する長野県において、 特に若年層を中心としたゲストと地域の人々、

コミュニティが繋がることによる心の通い合う新しいスタイルの観光需要創出を共同で目指していきたいと考えています。

<Airbnb Japan 代表取締役 田邉泰之コメント>

長野県は日本国内でも特に魅力的な県の一つとしてゲストの人気も高く、 ホストコミュニティの活動が盛んな地域です。

この度の長野県観光機構とのパートナーシップのもと、 新型コロナウイルス感染収束後を見据えて、 リスティングを運営するホストとゲストの交流を加速し、

地域のコミュニティと密接に結びつくことで新たな発想や繋がりが生まれ、 一時的な旅行先としての訪問によって生まれる「交流人口」から、

多様な人材交流を創造する「関係人口」の拡大と長野県の観光に貢献していきたいと考えています。

【今後の主な活動予定】

1.5/24 Airbnb特設ページオープン、 Airbnbの各種SNS等での情報発信開始

2.6/9 長野県観光機構 x Airbnb包括連携記念 オンラインイベント

3.6月内 伊那谷エリアホストコミュニティ作り開始(Airbnb SNSグループ化)

4.6月内 須坂市峰の原エリアでの現地調査開始+コミュニティ作り開始

5.7月内 Airbnbによる各種データ提供・分析によりPDCA運営並びにDXの取り組み強化(予定)

6.7月内 Airbnbホストと長野県観光機構の意見交換会・第1回(予定)

【関連ウェブサイト】

長野県公式観光サイト 「Go NAGANO」

https://www.go-nagano.net/

Airbnb特設サイト

https://www.airbnb.jp/d/travellocalinnagano

<一般社団法人長野県観光機構について>

長野県内の市町村、 観光関連団体、 企業などが加盟、 2017年11月に観光庁の観光地域づくり法人(DMO)に登録。 長野県の観光事業のマーケティング、

観光地域づくりなど県全体の観光振興をけん引しています。 また、 観光と物産の力で長野県を元気にすることをミッションとし、

県内関係者など多くの皆様から頼られる価値創造のプロフェッショナル集団を目指して、 地域の皆様とともに取り組んでいます。

<Airbnb (エアビーアンドビー)について>

Airbnbのコミュニティは、 2人のホストがサンフランシスコの自宅に3人のゲストを迎えた2007年に生まれ、 以来、 ホスト数は400万人に増え、

世界中のほぼすべての国と地域にわたる約100,000都市で、 8億人を超えるゲストをお迎えしてきました。 Airbnbのホストは、

今日もまたオリジナリティあふれる滞在とユニークな体験を提供しており、 ゲストが心のつながりと居心地の良さとともに世界を体験することを可能にしています。

※「Airbnb」「エアビーアンドビー」「エアビー」の各名称およびロゴはAirbnb Inc.の登録商標です。

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