埼玉県新座市「ママ・パパ会 クプ」始まるよ~♪
0~3歳迄のお子さんと親御さんを対象とした、平日午前中のこども食堂企画がスタートしました。 毎月、 最終火曜日の10:30~11:30、
新座市立中央公民館の和室にて、 月替わりで様々な企画を開催しています。
もちろん、 お昼のお弁当付きです。
お子さんと一緒に遊んだり、 親御さんのお話を聴くスタッフも常在しています。
* ママ会、 パパ会 クプ-KUPU-
クプ(KUPU)は、 ハワイ語で「芽生え」という意味です。
オハナ合同会社では小さなお子さんのいるご家庭向けに新しい企画を行うこととしました。
ママ会、 パパ会を通して、 新しいお友達づくりを応援したり、 顔見知りのご近所さんになれるような企画を月替わりで開催します。
現在はコロナ禍でもあるため人数制限を行っており、 参加者が少ない時もあるかと思います。
そんな時には、 常在しているスタッフがお子様と一緒に遊んだり、 親御さんのお話を聴いたりと対応します。
" 0~3歳迄の小さなお子様と過ごす時期に、 ひとつでも多く、 楽しい思い出になるような企画を手掛けたい。 “
ほんのひと時ではあるかと思いますが、 そんな思いで企画、 運営しています。
* クプの詳細はこちら
開催日:毎月、 最終火曜日
時 間:10時30分~11時30分(10時頃から入室できます)
場 所:新座市立中央公民館、 和室
対 象:0~3歳迄のお子様と親御さん
その他:現在、 4組様迄の人数制限を実施しております
参加費:500円/1組様
後 援:新座市、 新座市教育委員会
月替わりのあそび企画と、 お昼のお弁当を準備しております。
赤ちゃんや小さなお子様へは液体ミルク、 離乳食もご対応します。
詳細は下記、 HPをご覧ください。
https://ohana-project-niiza.net/?page_id=1790
* スタッフ紹介
お子さんと遊んだり、 親御さんのお話を伺うスタッフとして、 もてきめぐみさん(写真左)と高橋優子さん(写真右)が常在しています。
二人がどんな気持ちでこの企画に取り組んでいるのか、 オハナが掲げている「こどもたちを中心とした “みんな" の居場所づくり」にどのような想いを持っているのか、
少し長くなりますが紹介させてください。
≪ もてき めぐみさん 自己紹介 ≫
心理カウンセラーのもてきめぐみと申します。 メイクセラピー&カラーレッスン などを自宅サロンで開催しています。
人生を主役で生きるメイク・カラーレッスンと共に、 子育てや人間関係のイライラ、 モヤモヤ、 グルグルする自分と向き合い軸を明確にし、
親も子もお互いの心が満足する親子関係構築メソッドをお伝えしています。
2021年からは、 私が私で良かった!と心から人生を楽しむためのメイク、 カラー、
コミュニケーションをコンセプトに「イロトリドリ」というサロンをオープンしました。
オハナでは「ママはいつでも、 どんな時でも笑顔でいられる “太陽" じゃない。 イライラ、 モヤモヤ、 グルグルの感情は吐き出そう」と、
育児中のママの心のセルフケア方法をインスタLIVEで解説するなど、 プロボノとして共に活動しています。
* 育児ノイローゼのようになった過去
私にはこどもが3人います。 よく、 「育児なんて大昔からみんなやっていること」と言われたのを真に受けて、 現実の育児とのギャップに悩み、
なんて自分はダメな母親なんだろうと悩んだり、 こども達に怒ったり、 育児ノイローゼのうような状態になりました。
マンションの階段から飛び降りたら楽になる…と毎日思っていました。
こども達を怒りすぎて「私、 このままだと新聞に載る」と苦しい時期も長かったです。
そんな苦しい中でも、 マンションの階段から飛び降りたら楽になる、 と思う自分と「このままじゃヤバイ。
この状況を変えたい」と思いとどまる自分がいることを感じ取って、 グルグルしている自分自身について知るために、
様々な心理講座などを受講して心のことを学び始めました。
色んな講座を受ける中で、 こどもに対してイライラが募り、 怒ってしまったり怒鳴ってしまったりする自分の中にも、 ちゃんとこどもへの愛情があるのだと教えてもらい、
その時には一瞬、 楽になるんですね。
だけど…「自分の中にこどもへの愛情がある」と分かっても、 だからといって、 こどもと向き合うとまたイライラしたり、 怒ってしまったりと、
実際に怒る回数は減らなかったんです。 私の場合は。
私が求めていたのは、 自分の中にこどもへの愛情があることの確認もだけど、 それ以上に、 現実にこどもを怒る回数を減らしたかった。 こどもを怒ることなく、
イライラすることなく過ごせる毎日を求めていました。
だから、 色んな心理療法を学びはしたけれど、 どうして思うような効果が出ないんだろう?とまたモヤモヤしてしまって、
なんだか悪循環に陥ってしまった時期がありました。
* 「嫌」という気持ちは悪くないことを伝えたい
色んな心理療法を試してみたけれど、 根本的な解決に至っていない気がして、 こどもに対して怒りが湧くのは過去の自分のトラウマを癒せていないから?などグルグル、
モヤモヤしていた時に、 今学んでいる「しなやか自分軸」のメソッドを知りました。
こどもへアイメッセージを使って「今、 私は夕飯を作りたいの(あそび相手はできないよ)」と伝えていたつもりだったけれど、 「それ、
夕飯作れないとなぜ困るの?」と代表の川西先生とのカウンセリングで指摘され、 「え?困りますよ。 だって、
一番下の娘が大好きなわんわんのテレビを見ているうちに夕飯を作らないと、 そのあと、 黄昏泣きが始まってしまうから…」と答えました。 川西先生から「それ、
長男くんに伝えてるの?」と指摘され、 「…伝えてないです…!」というやりとりを今でも覚えています。
その日は帰宅後、 一番下の娘の機嫌が良いうちに夕飯を作ってしまいたいのだ、 まで上の子どもたちへ伝えたところ、 「うん!分かった」といつものように言って、
私に夕飯を作る時間をちゃんとくれました。 ずっとずっと、 夕飯作りの際に上のこどもたちが「ねぇねぇ!」とやってきてイライラしていたので、
「分かってくれたんだ…」と驚きました。
これまで私の中でモヤモヤ、 グルグルしていた「なんでこんなに分かってもらえないんだろう」、
「なんで私ばっかり頑張っているんだろう」これらの気持ちの解消法として、 自分が何に困っているのか、 きちんと知ることの大切さに気が付いたんです。
それを自分で分かっていないと、 相手に伝えられるはずがないよね、 と。
自分が何に困っているのか、 というのは、 自分の「嫌だ」という気持ちを見つめてみると明らかになることが多いです。 「こんなこと嫌だと思っちゃ、
親として失格だ」と落ち込んでいる親御さんもいると思います。 そんな親御さんに「嫌だと思って大丈夫ですよ。 私が話を聴きますよ。 」と関って、
少しでも根本的な部分が明確になったら、 毎日が楽になるんじゃないかなと思っています。
* ありのままの気持ちを、 大人もこどもも大切にできる社会を目指して
心理療法には様々な手法がありますが、 これまでの自分の考え方をガラッと変えるものが多いように感じています。 ですが、 それは自分の思い込みも含めて、
これまでの自分の考えをガラッと変えていく手法なので、 即効性はある一方で、 反動もあるように私は感じているんです。
例えば、 10個入りの卵を買ってきて、 帰りに落として5個割れてしまったという時。 ショックですよね…
心理療法では「5個残っているよね」という方に目を向けよう、 というものがあります。
でも、 「5個割れてしまった、 ショック…」という気持ちに蓋をせず、 素直な気持ちを受け止めることが私は大切だと思っているので、
ショック…という気持ちをまず受け止めることをファーストステップとし、 その次にやっと「じゃあ、
割れた卵で何を作ろうか?」とか「割れないために次はどうしようか?」としています。
在るものに目を向けることももちろん大切なのだけど、 ショックだったな、 嫌だったなという気持ちを悪とせず、 「ショックだったな、
嫌だったな」と素直に思えることで、 楽になる場面がたくさんあると感じています。
また、 これはこどもたちにも身に着けてほしいスキルというか、 こどもたちが自分の人生を思うように生きてほしいから、
ありのままの素直な気持ちを大切にできると良いな、 と思っています。
* クプでひと時でも、 ホッとしてもらえたら嬉しい
小さなお子さんのイヤイヤ期は、 こどもと親御さんは別の人格なのだとハッキリ感じ取ることのできる大きな機会ではないでしょうか。 親御さんもきっと、
ありのままのお子さんを受け止めたいと思っていらっしゃると思いますが、 小さなお子さんの育児は平常時でも大変です。 親御さんの心に余裕がないと、
お子さんの対応ができないと感じる場面も多いと思います。
クプでは、 私はお子さんとのあそびや親御さんのお話を聴くスタッフとして皆さんと関わらせてもらいます。
短い時間の中ですが、 楽しいあそび企画やお話することでホッとひと息ついてもらえたら良いなと思っています。
「私は親としてダメだ」と思い込んでいる人へも、 そんなことないよ、 と伝えたいと思っています。
親が何でもできないといけない訳じゃないし、 親ができないから他の大人と関わる機会ができたりして、 できなくて良かったよねと後から思うことだってあると思うんです。
できないことはダメなこと、 ではなく、 できないことを責めない社会にしたいと願い、 私にできることで関わっていこうと思っています。
親御さん一人で育児をするものでもないはずです。 こどもたちがこれから生きていくうえで、 親御さんの手や価値観だけではなく、 色んな大人や社会の手を触れ、
価値観に触れられる世の中になって、 社会全体でこどもたちを大切にできるようになってほしいです。
何よりも、 自分のように育児で辛い思いをしている方や、 遠回りしている人がいるとしたら、 もしかしたら、 その方たちに寄り添うことができるかもしれない。
楽しい場にしたい、 ホッと一息つける場にしたい、 親御さんが安心できる場にしたい、 こども達を大切にできる場にしたい、 色んな想いを胸にやっていきます!
≪ 高橋 優子さん 自己紹介 ≫
新座市で暮らし、 早、 半世紀たっています。 いたって普通の主婦です。
ちょっと違うのは、 私の娘が身体と知的の両方の障がいを持って生まれて来たことですかね。
娘は座位は取れますが、 自力で歩行は出来ず、 お話しすることも出来ません。 ほとんどの日常生活に介助が必要で、 ひとりで生きていくことは出来ません。
エレベーター式で特別支援学校を卒業し20歳になるpretty girlがおります。
今も子育て継続中。 いやもー介護に入ったのかな。 笑。
* 居場所づくりについて
娘が、 中学生になる前にデイサービスが出来ました。 療育を目的とした障がい児が放課後に使えるサービスです。 そのおかげで、
娘は学校から自宅の往復だけの生活から、 活動範囲が広がり、 対大人との関わりだけでなく、 友だちも増えました。
ただ生まれてからずっと障がいがある人たちとしか一緒にいません。
自宅まで送迎していただけたので、 夕方6時くらいまで、 私にも仕事をしたり、 自分の為に時間を使うことが出来ました。 でも、
高校を卒業すると同時にデイサービスも終了し、 今は4時頃帰宅します。 障がい者を預かってくれる制度はありますが、 年間の時間数が決まっており、
希望日に利用できるとは限りません。 娘の日常は、 作業所と自宅の往復だけになり、 私の生活も大分制限されました。 高校を卒業したからといって、
娘が生きていく為、 生活していく為に人の手を借りなければ生きていけませんから。
娘は一人っ子ですから、 余暇の過ごし方や保護者が高齢になった時や、 親なき後の生活については心配がつきません。 まずは、 余暇の過ごし方について、
居場所を見つけてあげたい、 作ってあげたいと考えました。
でも、 もう障がい者だけの施設やサービスはいや。
障がい児や障がい者、 高齢者、 行き場のない人、 もちろん普通の人も、 色々な人が利用でき、 過ごせる居場所が作れたら。
そんな居場所づくりをやってみたい、 そう思いながらも、 何から、 どのように始めて良いか分からないまま過ごしていました。
* 何から始めれば良いのか…コロナ禍で活動するこども食堂を知って
私や娘の困り事をどこに相談すれば良いかわかりませんでした。 そこで、 教えていただいたのが、 協議体でした。 システムがあまり良く分かりませんでしたが、
一昨年四月から話し合いに参加して、 自分の困り事をお話しさせていただいています。
協議体の会議などに参加していたつながりで、 オハナを知りました。
コロナ禍でもこども食堂を開催していると知り、 お弁当配布の受付などからボランティアとして参加することになりました。
そして、 代表の佐野さんから「ずっと赤ちゃんと小さい子向けの企画をやりたいと思っていたから、 手伝って」と言われて、 お手伝いすることになりました。
私は、 もてきさんのようにお話を上手に聴いたりはできないかもしれないし、
障害のない小さなお子さんや親御さんたちとの接し方もこれから学んでいかなくてはならないと思っています。
ですが、 「高橋さんと会ったらなんか元気もらえた~!」と思ってもらえるように、 私が出来ることは精一杯やっていきたいです。
※オハナでは、 2021年4月にスタッフ研修として「話を聴くこと」等のスタッフ向け講座を開講し、 スタッフさんのフォローを行っています。
* 今、 育児を頑張っているママ、 パパたちへ
まずは自分を大切にしてね。 そこから全てがはじまると思いますよ。
私は、 いわゆる「育児は女の仕事」という環境での子育てでした。 産後、 生まれたての娘と自宅へ戻ったその日に「今日の夕飯はどうするんだ?」と言われ、
涙が出たのは忘れられません。
だからこそ、 今育児で涙が出そうなママやパパに「私も乗り越えてきたんだから、 あなたも乗り越えて」なんて言うつもりは一切ありません。
夫婦や家族、 地域のみんなで助け合って子育てしていったり、 色んな困りごとなどを話し合えたりする場ができてほしいと思っています。
あとは、 1人で生きていくことがらできない娘を守り育てていくことを決めて、 健康で長生きしなければと思い、 タイ式ヨガをはじめ、
いつの間にやら私はインストラクターになってました。
娘に障がいがあることがわかり、 心も身体もいっぱいいっぱいでボロボロになっていた時、 ホットストーンセラピーラストーンを知り、 その施術で癒されました。
そして、 その出会いから10年以上経ち、 娘の卒業に合わせ自宅でサロンができるようにラストーンセラピストになりました。
オハナでの居場所づくりを一緒にやりながら、 私ができることも提供して、 色んな方面で自分が出来ることをやっていきたいと思っています。
コロナ禍のため人数制限中ですが、 お気軽にお問い合わせくださいね。
お申し込みをお待ちしております。
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