レシピ提案アプリ「うちレピ」が7月1日から、ネットスーパー、冷蔵庫内食材残量管理サービスとのフードテックサービス構築に向けた実証実験を開始
大手異業種企業とのDX領域の協業検証で「家庭での料理体験」にイノベーションをもたらす、未来のスマートライフ実現を目指します サッポロホールディングス(株)は、
2021年1月にリリースした(注1)おうちにある食材からつくれるレシピや買い足す食材候補を提案し、
料理を通じた家族コミュニケーションができる「うちレピ」のβ版(注2)webアプリにおいて、
料理に関連する一連の体験をシームレスにつないだフードテックサービスの構築を目指し、 以下2つの実証実験を、 それぞれ2021年7月1日より展開します。 尚、
両案件はそれぞれ独立して、 個別に実施するものです。
1. 株式会社イトーヨーカ堂(以下、 イトーヨーカ堂)と、 同社が運営するネットスーパーとの連携に関する実証実験
2. パナソニック株式会社 アプライアンス社(以下、 パナソニック)と、
同社が運営する冷蔵庫内食材残量管理サービス「ストックマネージャー」との連携に関する実証実験
現在の「うちレピ」は、 ユーザーの料理に関連する行動体験のうち、 「在庫管理」「レシピ決め」にフォーカスしたサービス設計となっていますが、
以下の各種連携を構築することで、 「買い物」「調理」「保存」へのサービス拡張を図ります。 イトーヨーカ堂との取り組みは、
このうち「1.購入情報連携」に関する実証実験に、 パナソニックとの取り組みは「3.冷蔵庫内在庫情報連携」に関する実証実験にとなります。
「うちレピ」は本施策を含めた複数の実証実験を今後展開することにより、 現在新型コロナウイルス感染拡大の影響からその機会が急増しているご家庭での「料理」において、
未来のスマートライフ実現を目指します。
1. 購入情報連携:スーパーマーケット等でのお買い物情報を、 「うちレピ」の食材在庫として取得します。
2. 買足し提案連携:スーパーマーケットの特売情報等と連携し、 「うちレピ」から買足すべき食材候補を提案します。
3. 冷蔵庫内在庫情報連携:専用機器で取得する冷蔵庫内の特定商品の在庫情報を、 「うちレピ」の食材在庫として取得します。
4. レシピデータ連携:調理家電を使用したレシピを「うちレピ」に掲載し、 当該レシピを選択すると調理家電へ情報連携して、 使用する機能が自動選択されます。
1. イトーヨーカドーネットスーパーとの実証実験
◆概要
「うちレピ」は、 イトーヨーカ堂が運営する「イトーヨーカドーネットスーパー」と連携し、 2021年7月1日~8月31日の期間において、
「1.購入情報連携」に関する実証実験を、 イトーヨーカドーネットスーパー西日暮里店限定で行います。
ユーザーはイトーヨーカドーネットスーパー西日暮里店で購入した食材情報を画像などで「うちレピ」のアプリに登録することで、
購入して届いた食材と自宅にある食材とを組合わせてつくれるレシピの提案を、 「うちレピ」から受けることができます。
◆実証実験の背景
新型コロナウイルス感染拡大の影響から、 いつでも注文でき、 自宅まで配送されるネットスーパーの需要が急速に高まっています。 一方、 ネットスーパーは、
旬や鮮度を感じながら実際に商品を手にとって選べないといった制約から、 リアル店舗と比べるとレシピを考えながらの買い物がしづらい側面がありました。
「うちレピ」とネットスーパーが連携して、 自宅にある食材とネットスーパーでの購入食材との組合せでつくれるレシピを生活者へ提案することで、
そのような課題を解消し、 より快適で便利にネットスーパーを利用できるようになることを期待しています。
◆今後の展開
今回の実証実験により、 生活者のネットスーパーでの買い物と食材の在庫管理、 レシピ・献立の検討を結ぶ新しいサービスの可能性を検証します。
期待する効果が得られれば、 対象店舗を広げてより多くの生活者へ本サービスを提供するとともに、 ネットスーパーだけでなくリアル店舗での拡張可能性を検討します。
また将来的には、 購入情報をユーザーの操作を介さずにダイレクトに「うちレピ」へ連携し、 購入食材でつくれるレシピが自動提案される仕組みや、
自宅にある食材情報からユーザーへおすすめの食材を提案・ネットスーパーで発注できる仕組みなど、 生活者へさらなる利便性を提供できるよう、
協業で革新的なDXの取組みを推進します。
◆イトーヨーカドーネットスーパーについて
イトーヨーカドーネットスーパーは、 「忙しいあなたをしっかりサポート」をコンセプトに、 いつもの品からネットスーパーオリジナル商品まで、
欲しい商品をお届けする便利なサービスです。 (注3)
【連携詳細説明】
2. パナソニックが運営する冷蔵庫内食材残量管理サービス「ストックマネージャー」との実証実験
◆概要
「うちレピ」は、 重量検知プレートとスマートフォンの連携で食材管理をサポートするサービス「ストックマネージャー」を運営するパナソニックと連携し、
2021年7月1日~8月31日の期間において、 「3.冷蔵庫内在庫情報連携」に関する実証実験を行います。
ユーザーは予め設定した食材を重量検知プレート上で保管することで、 その食材の残量情報を、 ストックマネージャーを介して「うちレピ」に自動反映し、
その食材と他の自宅食材を合わせてつくれるレシピの提案を受けることができます。
◆実証実験の背景
「ストックマネージャー」は冷蔵庫内の特定食材の残量情報を定期的に自動取得できます。
「うちレピ」ではご家庭の在庫情報をアプリ上に反映するための食材の登録・削除作業がユーザーにとって最大の手間であり、
「ストックマネージャー」との連携によりこの課題を解消し、 ユーザーがより快適に自宅食材を管理できることを期待しています。
◆今後の展開
今回の実証実験において、 冷蔵庫内の自動取得される食材情報と、 家にある食材でつくれるレシピ・献立の検討を結びつける新たなサービスの可能性を検証します。
期待する効果が得られれば、 食材の残量および賞味期限に応じて提案するレシピ内容をアレンジする、 残量が少なくなってきた際に自動で当該食材を発注する等の、
ユーザーへ更なる価値提案ができるサービスの構築を図ります。
◆「ストックマネージャー」について
「ストックマネージャー」は、 「重量検知プレート」と「キッチンポケット」アプリで食材のストック管理を行うサービスです。
重量検知プレートが上に置かれた食材の重さを検知して、 離れた場所でもスマートフォンから残量が確認できます。 よく使う食材を登録しておけば冷蔵庫を開けなくても、
買い物が必要か分かります。 また、 冷蔵庫内の食材情報を見える化することで、 家庭における食品ロス削減にも貢献します。 (注4)
【連携詳細説明】
◆「うちレピ」について
「うちレピ」は、 各ご家庭にある食材を登録して、
それらの食材を組合わせてつくることができるレシピや買い足す食材候補をAIが提案するwebアプリです(特許出願中)。 日々の献立や買い物を考える手間を減らし、
さらにご家庭の食材を使い切ることで気になる食品ロスが削減でき、 家計にも嬉しいサービスです。
提案するレシピはサッポログループのポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)、 神州一味噌(株)、 ヤスマ(株)に加え、
食関連の多くの企業様よりご提供いただいており、 バラエティに富んだ信頼できるレシピに出会うことができるので、
不慣れな方であっても家庭での料理に取り組めるようになります。
また、 家族でご利用いただくことで食材在庫やお気に入りのレシピをシェアしたり、 「とてもおいしかったよ」「今度、
これ作ってみたい」といったコメントを残せるなど、 料理に関するコミュニケーションをとることができます。
【うちレピβ版(注2)Webアプリ登録(無料)】
(ブランドサイト)
*登録方法、 動作環境も紹介しています。 (アプリのご利用には、 LINEアカウントが必要です。 )
【SNS】
https://www.instagram.com/uchirepi/
https://twitter.com/uchirepi/ハッシュタグ:#うちレピ
*推奨ブラウザ: Google Chrome (最新版)、 Safari(最新版)
当社は「潤いを創造し 豊かさに貢献する」を経営理念に掲げています。 今後も「うちレピ」を通じ大切な家族のことを思ってつくる料理の時間を、 もっと手軽に、
もっとワクワクするものに変え、 食卓でたくさんの笑顔が生まれるような取り組みを進めていきます。
(注1)
https://www.sapporoholdings.jp/news/dit/?id=8739
(注2) 開発途中にあるソフトウエアなどの製品。
(注3)
(注4)
https://panasonic.jp/reizo/function/stock.html
<消費者の方からのお問い合わせ先>
サッポロビール(株)お客様センター
TEL 0120-207-800
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