次世代に向けたサステナブルなライフスタイルを提案。「UPCYCLE B」プロジェクトを展開
・サステナブルファッションブランド「ECOALF(エコアルフ)」(※1)とのコラボレーション、 衣食分野におけるサステナブルなライフスタイルを訴求
・第一弾は廃棄コーヒー豆をアップサイクルし、 コーヒークラフト「蔵前BLACK」を製造、 7月3日から数量限定で販売開始
アサヒグループホールディングス株式会社(本社 東京、 社長 勝木敦志)は、 サステナブルファッションブランド「ECOALF」とコラボレーションし、
次世代にむけたサステナブルなライフスタイルを提案する「UPCYCLE B」プロジェクトを展開します。
日常生活にかかすことができない衣・食が連携することで楽しみながら環境問題と向き合っていくことを訴求します。 プロジェクト名の「B」はBeerと、
「ECOALF」のブランドメッセージ「Because there is no planet B(第2の地球はないのだから)」、
Band(団結する)を由来としています。
「UPCYCLE B」プロジェクト第一弾は、 廃棄コーヒー豆のアップサイクルをテーマに、 台東区、 墨田区の事業者が連携し、
廃棄物の削減・有効活用を推進すると共に、 障害者の多様な就労機会の創出や地域経済活性化を促進させることを目指し、
地域循環共生圏の創出(ローカルSDGs)の新たなモデルケースとして取り組みます。
【「UPCYCLE B」第一弾概要】
・コーヒー豆焙煎専門店・株式会社縁の木(※2)と、 台東区蔵前の焙煎店2店舗において、 テスト焙煎や店頭での販売期間管理の結果、
やむなく飲まずに廃棄されていたコーヒー豆を回収し、 コーヒークラフト「蔵前BLACK」の原料にします。
・焙煎所からのコーヒー豆の回収や保管作業は、 「つなぐ台東第三福祉作業所」に委託し、 知的障害者の方が担います。
・コーヒークラフト「蔵前BLACK」は、 スタウトビールを醸造した後に、 抽出したコーヒーを加え、 アルコール度数4.5%に仕上げています。
コーヒー豆本来のフルーティーな香りとほのかな酸味、 ビターチョコレートのような苦味が楽しめます。
アサヒグループのクラフトビールの開発拠点である「東京隅田川ブルーイング」で製造し、 7月3日(土)から、
醸造設備に併設している店舗「TOKYO隅田川ブルーイング」をはじめ、 アサヒグループの外食店舗8店舗(※3)において数量限定で販売します。
・7月10日(土)には、 「UPCYCLE B」プロジェクト発足に関わった企業、 タレント、 インフルエンサー、 学生などが集結し、
サステナブルなライフスタイルを啓発する「ACT NOW!」イベントを実施します。 イベントの様子は一部、 SNSやオンラインにて後日配信する予定です。
・店舗では「ECOALF」のブランドメッセージをデザインした「UPCYCLE B 森のタンブラー」(※4)とセット販売も行います。
「蔵前BLACK」単品は700円(税込み、 各店舗のグラスで提供)、 「蔵前BLACK」と「UPCYCLE B
森のタンブラー」のセットは1,880円(税込み)です。 「UPCYCLE B 森のタンブラー」の単品購入は1,100円(税込み)です。
・「ECOALF」はサステナブルファッションブランドがもつ発信力やメッセージ性を活かした「蔵前BLACK」の商品訴求を行い、
従来のビールユーザーだけに留まらないエシカルな消費を選択する層に向けて、 普及啓発活動を行います。
「UPCYCLE B」プロジェクトは第二弾以降の開発も予定しています。 本事業者の連携をさらに強化するとともに、 取り組み地域や商品販売経路、
取り扱い商品の拡大も検討し、 衣食分野のコラボレーションで実現するサステナブルなライフスタイルを訴求します。
アサヒグループでは、 グループ理念“Asahi Group Philosophy”において、
行動指針の一つとして「事業を通じた持続可能な社会への貢献」を掲げています。 「自然の恵み」を享受しながら事業を営む企業として、
様々な環境課題に対し積極的な取り組みを推進していくことで「自然の恵み」を次世代に引き継ぐことを目指しています。
アップサイクルを通して新たな価値を提案することで、 持続可能な社会の実現に貢献すると共に、 アサヒグループが掲げる“楽しい生活文化の創造”を目指します。
※1)「ECOALF」は、 すべてのアイテムを再生素材や環境負荷の低い天然素材のみで製造し販売するヨーロッパ発のサステナブルファッションブランドです。
これまで、 ペットボトル、 タイヤ、 漁網などを独自の技術でリサイクルした300種類以上もの生地を開発し、 新たなシリーズをつくり出しています。 また、
海洋ゴミを回収・分別・再生し、 製品としての新たな命を与えるプロジェクト「UPCYCLING THE OCEANS(UTO)」(アップサイクリング ジ
オーシャンズ)を推進するなど、 “地球環境を守るために服をつくる”という新しい発想のエコサイクル型ファッションブランドです。
コーヒーかすを生地の原料として再利用したジャケットを販売していることでも知られています。
日本では2019年に株式会社三陽商会とスペインECOALF社にて合弁会社となるエコアルフ・ジャパン株式会社を設立し、
三陽商会が国内でのブランド運営を行いエシカル消費層に支持されています。
※2)台東区のコーヒー豆焙煎専門店で、 生豆を焙煎し周辺のカフェやオフィス、 またオンラインで販売しています。 蔵前地区の事業者と連携し、
コーヒーかすをアップサイクルする「KURAMAEモデル」を立案、 運営し、 第一弾として有機質肥料の製造に関わっています。
コーヒーかすの回収・加工は地域の福祉作業所に委託するなど、 持続可能な社会の実現に向けた活動に取り組んでいます。
※3)「蔵前BLACK」販売店舗
店舗名(住所)
■TOKYO隅田川ブルーイング(東京都墨田区吾妻橋1-23-36 アネックスビル2F)
■TOKYO隅田川ブルーイング バルstyle(東京都墨田区吾妻橋1-23-36 アネックスビル1F)
■フラムドール(東京都墨田区吾妻橋1-23-1 スーパードライホール1・2・3F)
■展望喫茶アサヒスカイルーム(東京都墨田区吾妻橋1-23-1 アサヒグループ本社ビル 22F)
■スーパードライ新宿(東京都新宿区新宿3-36-12 杉忠ビル1F)
■お茶の水テラス SUPER “DRY”(東京都千代田区神田駿河台2-1-20 お茶の水ユニオンビル1F)
■BEER&SPICE SUPER “DRY”KITTE丸の内店(東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワーKITTE 1F)
■スーパードライ京都(京都市中京区河原町通三条下ル大黒町50 アサヒビール京都三条ビル1・2・3F)
※4)“使い捨て”という消費行動自体を変革することを目標とし、 使い捨てしない飲料容器として開発したエコカップです。 「UPCYCLE B 森のタンブラー」は、
アサヒビールモルト株式会社の副産物(加工する際に発生する廃棄物)である焙煎麦芽粉末を55%含有した「森のタンブラー MUGI」を使用しています。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません