FRPの用途別動向とビジネス戦略の再構築 著者:平野 康雄 発行:(株)シーエムシー・リサーチ
康雄 発行:(株)シーエムシー・リサーチ コロナ禍、炭素繊維メーカーは航空機の機体の減産影響でどう展開してきているのか!
コロナ前と後ではビジネス戦略をどう再構築したか!
材料科学や化学の先端技術やその市場動向に関するレポート発行やセミナー開催を行う(株)シーエムシー・リサーチ(東京都千代田区神田錦町、
このたび「CFRPの用途別動向とビジネス戦略の再構築」と題する書籍を2021年6月4日発行いたしましたので、 お知らせします。
書籍の定価は、 70,000 円(税込 77,000 円)(書籍)、 書籍とCDセットの定価はセット 90,000 円(税込 99,000
円)(書籍+CD)となっており、 ご購入受付中です。 書籍目次の詳細や販売については以下の弊社サイトをご覧ください。
【新刊案内】CFRPの用途別動向とビジネス戦略の再構築
Trends in CFRP Market by End-Use Industry and Restructuring of Business Strategy
◎刊行に当たって
CFRPは航空宇宙、 自動車、 風力発電、 圧力容器分野を中心に市場拡大が進んできた。
航空宇宙分野では、 旅客機および貨物機の納入機数が2018年まで8年連続で増加してきたのに続き、 今後約20年間で就航機数は倍増するとの期待が寄せられていた。
これに伴い、 CFRPは製造機数の増加に加え、 燃費向上ニーズに対応してますますその採用が増えると期待されていた。 しかし、
COVID-19パンデミックにより環境は一変し、 民間航空分野は危機的な状況に陥った。
自動車、 風力発電、 圧力容器分野もCOVID-19の影響を大きく受けている。
一方で、 CFRPが採用されてきた理由でもある燃費向上・CO2削減ニーズの継続に加え、 カーボンニュートラルの考えがますます具体化されるにつれて、
再生可能エネルギーやクリーンエネルギー利用の潮流がさらに強くなり、 風力発電、 水素ガス利用の社会的要請に対応するCFRPの採用増が進む環境が整ってきている。
さらに、 空飛ぶクルマのような新しいCFRP市場も具体化に向けて進んでいる。
また、 量産乗用車へのCFRP採用が視野に入ってきた現在、 CFRPのリサイクルの重要性が強く求められるにようになってきている。
このような状況に対応する、 CFRPの需要家・サプライチェーンの動向をまとめた。
平野康雄
■ CFRPの用途別動向とビジネス戦略の再構築
■ 発 刊:2021年6月4日発行
■ 著 者:平野 康雄
■ 定 価:本体価格 70,000 円(税込 77,000 円)
本体 + CD セット 90,000 円(税込 99,000 円)
■ 体 裁:A4判・並製・127頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-03-3
◆ コロナ禍、 炭素繊維メーカーは航空機の機体の減産影響でどう展開してきているのか!
◆ 脱炭素の追い風により、 炭素繊維メーカーは風量発電のブレード用に注力している!
◆ 近年注目を集めている、 “可変軸複合材料(VAC)”についての開発状況をまとめた!
◆ 燃料電池・水素タンク用にCFRP などの高機能素材の採用拡大が一層見込まれている!
◆ コロナ前と後ではCFRP の用途がどう変わり、 ビジネス戦略をどう再構築したか!
◆ 話題の“空飛ぶクルマ”、 環境対応の動向としての“リサイクル”について解説!
https://cmcre.com/archives/80537/
【本書の構成および目次概要】
第1章 はじめに
1. 新型コロナウイルス感染症の影響
2. CFRPを取り巻く環境
2.1 風力発電
2.2 航空宇宙
2.3 自動車
2.4 土木建築
2.5 圧力容器
2.6 スポーツ・レジャー
2.7 電線
2.8 海底油田
2.9 船舶
2.10 コンポジットロール
2.11 医療機器
3. ニュースリリース
参考文献
第2章 CFRP業界の動向
1. 素材メーカー(炭素繊維)
1.1 生産能力
1.2 2020年度の業績変化
1.3 ニュースリリース
2. 素材メーカー(プラスチック)
2.1 熱硬化性樹脂
2.1.1 エポキシ樹脂
(1) Dow Automotive Systems(スイス)
(2) Hexion(米)
(3) Hexcel(米)
(4) Sicomin(仏)
(5) Entropy Resins(米)
(6) Huntsman(米)
2.1.2 ビニルエステル樹脂
2.1.3 フェノール樹脂
2.1.4 シアネートエステル樹脂
2.1.5 ビスマレイミド樹脂
2.1.6 ポリイミド樹脂
2.1.7 ベンゾオキサジン樹脂
2.1.8 フタロニトリル樹脂
2.2 熱可塑性樹脂
2.2.1 ポリアミド
2.2.2 ポリフェニレンサルファイド(PPS)
2.2.3 ポリエーテルスルホン(PES)
2.2.4 ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)
2.2.5 ポリエーテルイミド(PEI)
2.2.6 ポリエーテルケトンケトン(PEKK)
3. 中間材料メーカー
3.1 熱硬化性プラスチック系SMC
3.2 熱硬化性プラスチック系プリプレグ
(1) Toray Advanced Composites(米)
(2) Hexcel(米)
(3) Solvay(仏)
(4) Renegade Materials Corp(米)
3.3 熱可塑性プラスチック系プリプレグ(テープ)
3.4 その他
(1) Cevotec(独)のFPP(Fiber Patch Placement)プロセス
(2) NAWA Technologies(仏)のNAWAStitch(VACNTフィルム:垂直配向カーボンナノチューブフィルム)
3.5 ニュースリリース
4. 成形・加工メーカー
4.1 成形法と中間基材
4.2 可変軸複合材料
4.2.1 連続繊維三次元造形法(Continuous Fiber Printing:CFP)
4.2.2 Tailored Fiber Placement(TFP)
4.2.3 Automated Fiber Placement(AFP)
4.3 ニュースリリース
参考文献
第3章 CFRP需要分野の動向
1. 自動車
1.1 環境
1.1.1 温室効果ガス排出量の削減
1.1.2 燃費規制・CO2排出規制
1.1.3 EV化を推進するための支援策
1.2 自動車業界の対応
1.3 CFRPに関連する動
1.3.1 車両構造
1.3.2 バッテリー
(1) TRB Lightweight Structures(英)
(2) SGL Carbon社(独)
(3) SHD Composites(英)
(4) Continental Structural Plastics(米)
1.4 ニュースリリース
2. 航空宇宙
2.1 民間航空機
2.1.1 ボーイング
2.1.2 エアバス
2.1.3 エンブラエル(Embraer)(ブラジル)
2.2 防衛
2.2.1 ボーイング
2.3 技術開発動向
2.4 水素を動力源とする航空機
2.5 ニュースリリース
3. エネルギー
3.1 風力発電
3.1.1 風力発電機メーカー
3.1.2 風力発電機の構造とCFRPの採用
3.1.3 ローター直径と発電容量
3.1.4 CFRPスパーキャップ
参考文献
第4章 トピックス
1. 熱可塑性樹脂(CFRTP)
2. 自動車・運輸
2.1 燃料電池車(FCV)
2.1.1 燃料電池
2.1.2 水素タンク
2.2 持ち運べるクルマ
2.3 鉄道
2.4 ニュースリリース
3. 航空宇宙・防衛(空飛ぶクルマ)
3.1 はじめに
3.2 機体の開発状況
3.3 主要参入企業
(1) Beta Technologies
(2) Joby Aviation
(3) Volocopter
(4) Ehang216
(5) Lilium
(6) SkyDrive(SD-XX SkyDriveコンセプトモデル)
(7) Pipistrel(Nuuva V300)
(8) Wisk(ボーイング社とキティホーク社の合弁会社)
3.4 許認可・標準化の動向
3.5 日本での実用化検討状況
3.6 ニュースリリース
4. 風力エネルギー
5. 建設・インフラ
6. タンク(圧力容器)
6.1 水素用圧力容器に関連する動き
(1) Universal Hydrogen
(2) SpaceTech4Sea(航空宇宙技術を海上で使用できるように改良するプロジェクト)
(3) Cimarron Composites(米)
6.2 LNG用圧力容器に関連する動き
6.3 ニュースリリース
7. 海洋・船舶
8. 電気・電子製品
9. 医療
9.1 医療機器
9.2 福祉・介護機器
9.3 ニュースリリース
10. スポーツ・レジャー
参考文献
第5章 リサイクル
1. 初めに
2. CFRPのリサイクル
3. ニュースリリース
参考文献
第6章 まとめと今後の課題
☆目次の詳細とお申し込みはこちらをご覧ください↓
https://cmcre.com/archives/80537/
◎関連書籍・注目書籍のご案内
(1) 触媒からみる炭素循環(カーボンリサイクル)技術 2021
Strategy of Carbon Recycle on Catalysts 2021
https://cmcre.com/archives/78988/
・二酸化炭素削減技術と二酸化炭素利用技術の2部構成! グリーン水素戦略など水素の製造と利用も詳説!
(2) 世界の炭素繊維・応用製品の技術と市場 2020
Global Market Status and Prospects of Carbon Fibers and Carbon Fiber Composites
https://cmcre.com/archives/53955/
・繊維強化プラスチックの専門家による全面見直し、 改訂版
(3) 廃プラスチック問題の現状および解決のための最新技術と展望
~ 循環経済(Circular Economy)に向けて ~
https://cmcre.com/archives/57629/
・プラスチックリサイクルの全容およびマテリアルリサイクル、 ケミカルリサイクル、 エネルギー回収の技術 体系を各分野の専門家が詳説!
(4) 触媒からみる二酸化炭素削減対策2020
~ 動き始めた二酸化炭素利用 ~
https://cmcre.com/archives/57523/
・ご好評の2019年1月発行「触媒からみる二酸化炭素削減対策 2019」を全面見直し、 情報更新・大幅加筆!
(5) 日本の機能性包材とグローバルブランドの環境対応包材の動向
~ 二酸化炭素排出抑制か、 内容物ロス低減・賞味期限延長か ~
https://cmcre.com/archives/56787/
・ 日本と世界のグローバルブランドの「地球環境保護に対するスタンス」、
「環境対応パッケージについての考え方と指針」を分析!
◎最新セミナー/ウェビナーのご案内
〇 バッテリマネジメント、 及びセルバランス技術の基礎と応用
開催日時:2021年7月1日(木)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/74474/
〇 電子機器のEMCの基礎とノイズ対策の勘所
開催日時:2021年7月1日(木)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/76227/
〇 身体洗浄料の起泡力・抗菌/抗ウイルス力の制御と界面活性剤
開催日時:2021年7月2日(金)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/76160/
〇 セルロースナノファイバー研究:分散・表面・集積・複合化の高度制御と特性発現
開催日時:2021年7月2日(金)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/68297/
〇 はじめてのコンパウンドプロセス2軸押出機スクリュー構成 ~ 初心者向け ~
開催日時:2021年7月2日(金)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/76145/
〇 CFRP入門
開催日時:2021年7月5日(月)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/75620/
〇 5GおよびBeyond 5Gで求められる部品・材料の技術動向と応用展開
開催日時:2021年7月5日(月)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/74942/
〇 外観検査の自動化技術と運用ノウハウ
開催日時:2021年7月6日(火)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/79785/
〇 全固体リチウムイオン電池に要求される材料技術と用途展開
開催日時:2021年7月6日(火)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/79572/
〇 非接触・抗菌・抗ウイルスタッチパネルと透明導電性フィルムの応用展開
開催日時:2021年7月6日(火)12:30~16:30
https://cmcre.com/archives/78853/
〇 ノンパラと多変量解析入門
開催日時:2021年7月6日(火)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/68311/
〇 医用高分子材料の基礎と応用
開催日時:2021年7月7日(水)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/79675/
☆続々追加中!
☆開催予定のウェビナー一覧はこちらから!↓
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません