観測ロケットMOMO「ねじのロケット」打ち上げ成功! 花キューピットは宇宙までお花をお届けしました
花キューピットは宇宙までお花をお届けしました 花キューピット株式会社(所在地:東京都品川区 代表取締役:吉川登)
がインターステラテクノロジズ株式会社(本社:北海道広尾郡大樹町 代表取締役社長:稲川貴大)とスポンサー契約している観測ロケットMOMO「ねじのロケット」は、
7月3日17時45分、 打ち上げを北海道スペースポート(北海道大樹町)にて実施しました。
エンジンの燃焼を正常に終え高度約100km(宇宙空間)に到達することに成功しました。 今回の「花キューピットは宇宙まで」プロジェクトでは、
バラの花を機体に搭載し宇宙空間へ届けるチャレンジを行いました。 無事に成功したことで、
日本中にまた海外にも届けられる花キューピットの未来への新たな可能性につながりました。
* 遠くの大切な人へ ~花キューピットは宇宙まで~
花キューピットは、 お届け先に近い加盟店が新鮮なお花をお届けする生花通信配達システムです。 贈り主様の気持ちをお花に添えて、
遠く離れた大切な人へお届けしています。 当時まだ遠隔地に花を贈ることが難しい時代だった1953年に創立者が22名の同志とともに日本で初めてスタートしました。
現在は全国約4,300店からなる花店の配達ネットワークです。
花キューピットグループは、 生花販売事業の中で永くつちかわれてきた「花贈り・花飾り」についての知識や技能を文化として確立し、
国民生活の中に広く普及・発展させることにより、 花による豊かな生活環境、 快適な人間社会関係をつちかい、
国民情操の向上と花き産業の発展に寄与することを目的としています。
遠くの大切な人に想いを届けるという花キューピットのコンセプトを体現するプロジェクトとして未来への可能性に挑戦しました。
* ロケットに搭載したペイロード(搭載荷物)は、 「大切な人へ贈るバラ」
今回の「花キューピットは宇宙まで」プロジェクトでは、 ねじのロケットにペイロード(ロケットの搭載荷物)として「大切な人へ贈るバラ」を搭載しました。
大切な人へ贈る花の象徴として、 花言葉に「愛」をもつバラを選定しました。
* 観測ロケットMOMO「ねじのロケット」
2020年7月に行った「ねじのロケット」の打上げは、 エンジンの点火器の不具合によって打上げ直前に安全装置が正常に作動し、
打上げシーケンスを自動停止したため打上げ延期となりました。 また、
2020年6月に打ち上げた「えんとつ町のプペルMOMO5号機」は飛行中のエンジンノズルの破損が原因で飛行中の姿勢が乱れ、
安全確保のために緊急停止をいたしました。 これらを受けて、 2020年夏から改良開発が着手されました。 「えんとつ町のプペルMOMO5号機(以下、
MOMO5号機)」と「ねじのロケット」でそれぞれ不具合がでていたエンジンを中心として、 アビオニクス(電子装置)、 機体艤装、
地上支援設備等全体でのメジャーアップデートが施されました。
* 観測ロケットMOMO「ねじのロケット」打ち上げ結果について
観測ロケットMOMO「ねじのロケット」は高度約100kmの宇宙空間に到達し、 打ち上げ成功となりました。
民間企業が単独で開発・製造したロケットとして国内で初めて宇宙空間に到達したインターステラテクノロジズ「宇宙品質にシフト
MOMO3号機」に次ぐ二度目の成功となります。
実験結果は以下の通りです。
打上時刻:2021年7月3日(土)17時45分01秒
最高高度:約100km
最高高度の到達時刻:2021年7月3日(土)17時49分
着水時刻:2021年7月3日(土)17時55分
着水場所:射点より沖合南東方向73km
※上記の数値は暫定値のため今後の解析により変動する可能性があります。
打ち上げの様子は以下からご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=XqPOe45VzK0
■インターステラテクノロジズ株式会社
代表者:代表取締役社長 稲川 貴大
所在地:北海道広尾郡大樹町字芽武149番地7
主な事業内容:ロケットの開発・製造・打上げサービス
URL:
■花キューピット株式会社
代表者:代表取締役 吉川登
所在地:東京都品川区北品川4丁目11番9号日本フラワー会館2階
主な事業内容:花キューピットブランドによる生花の通信配達受注業務/花材供給事業/小売支援事業
URL :
■今後の展望
花キューピット株式会社では、 スローガン「その先に 笑顔の見える 贈り物」のもと、 様々な広報活動を通じて、
新しい花贈りの文化を啓蒙する活動を続けてまいります。
■花キューピットfor SDGs
「花キューピット」はお届け先近くのお花屋さんが直接お届けするサービスです。
商品の遠距離移動がないため、 CO2の排出を抑制できます。 また段ボール箱や梱包材を使用せずに、 お花屋さんが手渡しでお届けします。
花キューピットのお届けで1日に削減している移動距離の合計は約100万km、
CO2に換算すると1日で約264kgの排出を抑制する地球にやさしいフラワーギフトです。 ※
※注文店舗から配送店舗までの直線距離を積算。 また、 その距離を軽油10tトラックで輸送した想定の上、 改良トンキロ法を使って算出。 (監修:工学博士
西尾匡弘氏・・・国立研究開発法人 産業技術総合研究所 エネルギー・環境領域ゼロエミッション研究戦略部・イノベーションコーディネーター)
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