コーセー企業年金基金、責任ある機関投資家の諸原則となる『日本版スチュワードシップ・コード』の受け入れを表明
人へ、 地球へ。 』を掲げるコーセーグループの一員として、 「資産保有者としての機関投資家」の立場で、
責任ある機関投資家の諸原則となる『日本版スチュワードシップ・コード』(以下「本コード」という)の受け入れを表明しました。
本コードは、 機関投資家を「資産運用者としての機関投資家(投資運用会社など)」、
「資産保有者としての機関投資家(企業年金基金や保険会社などのアセットオーナー)」の2種類に分けて果たすべき責務を規定しています。
当基金は全資産を運用機関に委託しているため、 「資産保有者としての機関投資家」の立場として本コードの受け入れを表明し、 運用委託機関に対して、
投資と対話を通じて投資先企業の持続的成長を促すことにより、 当基金・受益者の中長期的な投資リターンの拡大を図るよう行動することを求めます。
◆コーセー企業年金基金HP
◆HP内「スチュワードシップ・コードの受け入れについて」
http://kosekikin.or.jp/guide/stewardship.html
◆HP内「日本版スチュワードシップ・コードの受入れに関する取組方針」
http://kosekikin.or.jp/guide/pdf/stewardship202107.pdf * スチュワードシップ・コードとは
コーポレートガバナンスの向上を目的とした、 機関投資家の行動規範であり、 企業統治の不十分さが深刻化の一因となったリーマンショックを背景に、
2010年にイギリスで発祥しました。 このたび当基金が受け入れ表明をした、 日本版のスチュワードシップ・コードは、 イギリス版コードを元に、
金融庁によって2014年に策定され、 2017年と2020年に改訂されました。
※ スチュワード〈steward〉は「執事・財産管理人」の意。
本コードは、 「目的を持った対話」などを通じた投資先企業の中長期的な企業価値向上、 および受益者への投資リターンを最大化する狙いの下、
機関投資家の行動規範を規定する8つの原則から構成されています。 機関投資家に求められる本コードと、 上場企業に求められるコーポレートガバナンス・コードは、
いわば「車の両輪」といえます。
※ 【参考】 金融庁HP :
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