対象に採択決定 ー「働く女性へのオンライン支援プログラム」の効果をパソナと共同検証ー

産婦人科オンラインが【経産省補助事業】の対象に採択決定 ー「働く女性へのオンライン支援プログラム」の効果をパソナと共同検証ー

フェムテックを活用し、女性の就業継続を支えるための検証を行います 株式会社Kids Public(東京都千代田区 代表:橋本直也)は、 経済産業省が公募した【

令和3年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」における補助事業者】の対象に採択されました。 本プロジェクトでは産婦人科医が代表を務めます。

働く女性へオンラインでの支援プログラムを提供し、 有効性を前方視的に検証する試みは本邦初となります。

近年注視されるフェムテック(Female(女性)とTechnology(技術))とは、

女性が抱える健康の課題をテクノロジーで解決できるサービスやサービスのことを指し、 本取り組みはそれに応えるものです。

■「働く女性へのオンライン支援プログラム」として3つのサポートサービスを提供します

株式会社Kids Publicは、 妊娠前、 妊娠中、 産後、 更年期以降という全ての女性のライフステージで生じる悩みや不安に、

オンライン医療相談という形で対応してきました。 これまでに培ってきたノウハウと数万件に及ぶ相談対応実績、 そして専門職の豊富な知見をもとに、

「働く女性へのオンライン支援プログラム」として以下のサポートを協力企業(株式会社パソナ)の女性社員に提供し、 その効果を検証します。

なお、 本事業で対象とする女性社員は「妊娠中または産休・育休中ではない社員」とします。 事業期間は、 2021年7月下旬~2022年3月までです。

(1)オンライン相談窓口(遠隔健康医療相談)の提供

産婦人科・小児科領域におけるオンライン相談窓口を提供します。

相談方法は2種類あり、 平日夜間に予約制でメッセージチャットや通話によるリアルタイム相談が可能な「夜間相談」、

相談をメッセージでいつでも送ることができ24時間以内に返答をもらえる「いつでも相談」を自由に利用できます。

相談対応者は全て現役の専門家で、 産婦人科医、 小児科医、 助産師から毎回選択できます。 産婦人科医には不妊や妊活、 婦人科系の悩みを、

小児科医には子どもの健康や育児の疑問・不安を、 助産師には授乳や離乳・卒乳などの相談が可能です。

(2)産婦人科医とのオンライン定期面談

国内の調査*によれば、 フェムテックによって解決を期待する健康面の課題として、 「運動・食事・睡眠等の生活習慣管理に関する悩み」、 「精神的ストレス」、

「女性ホルモンのゆらぎによる悩み」が上位3つを占めていました。

そこで、 産婦人科医による月1回程度の定期面談の時間を設けることで、 不安や疑問を相談する心理的・物理的ハードルを下げるだけでなく、

日々の生活習慣や精神的ストレスへのアドバイスや、 女性の健康に関わる大切な知識・情報を提供します。

* SOMPOひまわり生命 健康応援リサーチ「日本のFemtech市場の可能性に関する調査」第2回(2021年)

(3)定期的な医療記事配信

日々の健康管理には、 セルフケアも重要です。 また、 自身の抱える症状や習慣が異常なものかどうかを知るためには、 日常的に適切な情報に触れることが必要です。

そこで、 メールやLINEを通じて、 定期的に医療記事を配信します。 この医療記事は、 株式会社Kids Publicに所属する現役の産婦人科医、 小児科医、

助産師が執筆したものです。

■支援プログラムの効果を学術機関と協同で効果検証します

働く女性への支援を提供しても、 それがどれだけ有効だったのか、 どのような部分に効果的だったのかを適切に検証しなければ、 有益な知見は得られません。 そこで、

本実証事業では、 産業医科大学の柴田喜幸教育教授と、 川島労働衛生コンサルタント事務所代表の川島恵美医師からの監修を受け、 前方視的に効果検証を実施します。

効果検証項目は以下のものなどを予定しています。 * ヘルスリテラシーの変化

* 生活習慣改善度

* 適切な医療機関受診

* 生産性の変化

* 就労継続の意向

■令和3年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」における補助事業

経済産業省による本実証事業は、 フェムテック等を活用し、 働く女性の健康課題等を解消するためのサポートサービスを提供する事業者の実証事業を支援する施策です。

働く女性の妊娠・出産・更年期障害等ライフイベントに起因する望まない離職等を防ぎ、

個人の幸福(well-being)向上と企業の人材多様性を高めることを目指すものです。

合計81事業の応募があり、 外部有識者による審査を行った結果、 当社を含む20事業が採択されました。

なお、 8月5日(木)の13時より、 本事業事務局のPwCコンサルティング合同会社主催によるキックオフミーティングが開催されます。

本事業に採択された20事業の代表者が参加するもので、 現時点でオブザーブとして90名以上のお申し込みがあり、 自治体、 事業会社、 フェムテック企業、

医療機関、 マスコミ関係等幅広い方から注目いただいております。

日時:8月5日(木曜日)13時00分~16時00分

場所:オンライン開催

(参加をご希望される場合は、 ぜひ以下のページに記載の申込フォームよりお申し込みください)

https://www.meti.go.jp/press/2021/07/20210727001/20210727001.html

●背景1:企業として「女性の健康問題」へ高い関心が寄せられている

近年、 健康経営の取り組みとして「女性の健康問題」に多くの企業が関心を寄せています(経済産業省 ヘルスケア産業課. 平成31年3月)。

女性特有の健康問題として、 「女性が比較的多い職場での健康課題」、 「月経や婦人科疾患における課題」、 「妊娠・出産に関する課題」などが挙げられ、

これらを各企業内で相談可能な専用窓口はこれまでほとんど存在しませんでした。 その背景として、 相談内容の専門性の高さや、 男性上司には相談しにくいこと、

自宅からでは相談ができないことなどが影響していたと考えられます。

●背景2:上司や管理職が企業に求める支援制度のトップは「専門家への相談窓口の設置」

上記のような背景から、 管理職を対象としたアンケート調査では「女性特有の健康課題などの事情を持つ女性部下への対応として職場に必要と感じたもの、

あれば助かったもの」への回答のトップが「専門家への相談窓口」でした(経済産業省 ヘルスケア産業課. 平成31年3月)。 これは、

男性にはアドバイスしにくい女性特有の症状や悩みであることや、 妊娠・出産と仕事のバランスに関して専門知識を持っていないことなどが根底にあると考えられます。

また、 女性の上司や同僚であっても、 同様の症状を感じたことがない場合には対応に困ってしまうことが少なくないでしょう。

■産婦人科オンライン代表 産婦人科医 重見大介コメント

近年、 健康経営という視点を含め、 働く女性の健康支援に大きな注目が集まっています。 しかし、

多くの企業が「直接的かつ専門的なアドバイスができずに困っている」と感じています。 女性特有の健康課題は男性社員にはわかりにくいですし、

女性の中でも個人差があるので、 やはり専門職への相談ができる仕組み作りが一番求められているのでしょう。

今回、 経済産業省によるフェムテック等サポートサービス実証事業の補助対象に採択されたことをとても嬉しく思っています。 弊社は、

これまでに数万件以上のオンライン相談に対応してきた知見とノウハウを持っており、 総勢170名を超える医師・助産師が所属しています。 また、

本実証事業では産業医の先生方に監修をいただき、 「働く女性の妊娠・出産・更年期障害等ライフイベントに起因する望まない離職等を防ぎ、

個人の幸福(well-being)向上と企業の人材多様性を高める」という事業目的に貢献できるような検証をして参ります。 ぜひ、 結果を楽しみにお待ちください。

《参考資料》

■ スマホで相談「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」

産婦人科オンライン(

)と姉妹サービスである小児科オンライン(

https://syounika.jp)の提供するサービスは下記の通りです。

様々なオンラインサービスを提供することで、 多様なニーズを満たします。 * 24時間365日、 利用者からいつでもメッセージを送ることができ、

24時間以内に医療者から返信が送られてくる一問一答形式のサービス「いつでも相談」

* 平日の18時~22時の間、 10分間の予約制で産婦人科医、 小児科医、

助産師に相談できる「夜間相談」

*

公式LINEアカウントやメールマガジンでの医療記事「産婦人科オンラインジャーナル」「小児科オンラインジャーナル」の定期配信

* 授乳、 育児に関する動画ライブ配信 (YouTubeで気軽に閲覧可能)

※本サービスは遠隔健康医療相談サービスであり、 医療行為ではありません。 診断や薬の処方はできません。

■お問い合わせ先

株式会社Kids Public 広報室(担当:川畑)

https://kids-public.co.jp/

所在地:東京都千代田区神田小川町1-8-14 神田新宮嶋ビル4階

TEL:03-4405-9862

E-Mail:[email protected]

設立日:2015年12月28日

代表者:代表取締役社長 橋本 直也(小児科医)

事業内容:「子育てにおいて誰も孤立しない社会の実現」を理念として、 インターネットを通じて子どもの健康や子育てに寄り添う。

遠隔健康医療相談サービス「小児科オンライン」(

https://syounika.jp/)「産婦人科オンライン」(

https://obstetrics.jp

https://obstetrics.jp)及び医療メディア「小児科オンラインジャーナル」(

https://journal.syounika.jp/)「産婦人科オンラインジャーナル」(

https://journal.obstetrics.jp/)を提供。

提供サービス:

【遠隔健康医療相談サービス】

「小児科オンライン」https://syounika.jp/

https://syounika.jp/

「産婦人科オンライン」https://obstetrics.jp

https://obstetrics.jp

【医療メディア】

「小児科オンラインジャーナル」https://journal.syounika.jp/

https://journal.syounika.jp/

「産婦人科オンラインジャーナル」https://journal.obstetrics.jp/

https://journal.obstetrics.jp/

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