秋田県にかほ市、ひとり親世帯の移住支援を強化「ひとり親移住体験リアルツアー」参加者募集を9月2日より開始

~コロナ禍で悩むひとり親世帯に「地方移住」の選択肢を訴求~ 秋田県にかほ市(市長・市川 雄次)は、

全国の都市部に暮らすひとり親世帯に向けた移住支援の取り組みを強化する方針を固め、

にかほ市移住・Uターン推進協議会との共催により「ひとり親移住体験リアルツアー」を2021年10月から開催することを決定しました。

このツアーの参加者募集を9月2日(木)より開始します。 同市の“子ども・子育てのまち”としての充実した子育て支援体制を紹介するとともに、

コロナ禍で様々な悩みを抱えている都市部のひとり親世帯に向けて「地方移住」という選択肢を考えるきっかけにしていただきたいと考えており、

年度内にひとり親世帯5組程度への実施を計画しています。 * 「子ども・子育てのまち」にかほ市で、 子どもと一緒に移住体験を

全国(主に都市部)に暮らすひとり親を対象に、 にかほ市でのリアルな移住体験を通じ、

にかほ市の子育て支援施策や子育て環境について知っていただく機会として「ひとり親移住体験リアルツアー」を10月から開催します。

新型コロナ感染症対策に万全を期した上で、 お子様と一緒に楽しんでいただけるよう、 ツアー内容の一部は応募者から寄せられたご要望をもとに構成する予定で、

集合場所からの交通費や現地での宿泊費等は市が全額負担します。 地方移住に興味のある方、 より良い子育てサポート・子育て環境を求めている方、

現在の暮らしを変えたい方、 地方での子育てについて知りたい方など、 ひとり親の皆様からのご応募を広くお待ちしています。 また、 ツアーへの応募・当選に関わらず、

希望者にはオンラインでの移住相談も随時受け付けています。

<市長・市川 雄次からのコメント>市川 雄次市長

市川 雄次市長

コロナ禍で多くの悩みを抱えるひとり親。 この度、 にかほ市は市外、 都心に住むひとり親世帯を対象とした移住促進を強化します。 その第一弾として、

移住ツアーを実施します。

これまで進めてきた、 「子ども・子育てに寄り添うまち」として、

1.親の経済状況による不平等を解消し

2.地域全体で子ども・子育てに寄り添い

3.地域の特色を生かした教育を行う環境づくり

をアピールしつつ、 今後も移住ツアーに続くひとり親対象の取り組みを拡げ、 「地方での子育て」に期待する声をいただき、

より魅力的な子育て環境の充実を図りたいと考えています。

<にかほ市・ひとり親移住体験リアルツアー概要>

日 程:1回目:2021年10月23日(土)~24日(日)1泊2日

2回目:2021年11月6日(土)~7日(日)1泊2日

対 象:ひとり親世帯 各回限定1組(お子様は中学生以下まで参加可能)

内 容:自然が満喫できるジオツアー、 市内子育て関連施設の紹介、 博物館・資料館訪問、 体験型アクティビティなど、 応募時アンケートのご要望に応じて選定

参加費:無料 ※集合場所までの交通費は自己負担

旅 程:(首都圏にお住いの参加者)東京駅又は羽田空港に集合→秋田駅又は秋田空港着→送迎バスにてにかほ市へ移動

※首都圏以外にお住いの方は別途相談

<ツアー参加者募集要項>

募集期間:2021年9月2日(木)開始~9月30日(木)締め切り

対象者:全国のひとり親世帯

応募方法:nikahodaysサイト内の応募フォームにて申込受付:

https://nikaho-days.com/event09

当選候補者には10月上旬にご連絡いたします。

* 地方移住に興味があるシングルマザーは約半数、 コロナ禍での状況変化

にかほ市が一都三県のシングルマザーを対象に2020年9月に行った「一都三県在住シングルマザーへのインターネット調査」では、

経済面での悩み・将来に対する不安など、 コロナ禍における生活変化により首都圏のシングルマザーの多くが様々な面で困難を抱えている状況が浮き彫りとなりました。

また、 田舎暮らし・地方移住に興味があると答えたシングルマザーは44.5%で、 関心の高さも明らかになりました。

【調査概要】

「一都三県シングルマザーへのインターネット調査」回収サンプル:348件

・調査時期:2020年9月11日~9月18日

・調査方法:インターネットリサーチ

・対象者:東京・神奈川・埼玉・千葉に在住、 子どもと同居する20~40代シングルマザー

* 「子ども・子育てのまち」にかほ市の子育て支援制度

高校生までの医療費無料、 0歳からの保育料完全無償化をはじめ、 充実した子育て支援制度は高い評価を得ています。

(東洋経済「2021年の住みよさランキング」で3年連続秋田県1位)

にかほ市内には、 小学校から高校までの公立学校をはじめ、 学童保育クラブも整備。 保育所、 認定こども園もあり、 待機児童はゼロです。 また、

赤ちゃんから高校生までの医療費が無料で、 入院時の食事代も半額を助成。 妊娠・出産から子育てまで切れ目のない支援に加え、

豊かな自然が子どもの伸びやかな成長を支えます。 秋田県は全国学力・学習状況調査トップクラスであり、 恵まれた教育環境も魅力です。

また、 子どもの医療費無償化に併せて、 ひとり親への医療費も無償(所得制限あり)としています。 他にも自立支援給付金の支給、 住宅整備資金貸付、

母子・父子自立支援員による相談受付など、 シングルマザーを支える制度も整っています。

●移住者に対する奨励金、 住まい・就職のサポート

にかほ市では、 定住奨励金などの助成、 空き家情報を受け取れる「空き家バンク」、 市営住宅の利用など移住希望者への住まいに関するサポートが充実。

就職に関しても、 製造業をはじめとした職場への就職支援・マッチングを無料職業紹介所にて行っているほか、 最大100万円の移住支援金を受け取れる制度も。

子育てのみならず住まいから仕事まで、 移住者の受け入れ体制が幅広く整っています。

<子育て移住相談オンライン窓口>

忙しい子育て世代のために、 土日も含め都合に合わせて日時を調整でき、 自宅に居ながら気軽に相談できるオーダーメイド型の移住相談オンライン窓口を開設しています。

「にかほ市の子育て支援制度について知りたい」「にかほ市に移住した人の体験談を聞きたい」など、 お気軽にお問い合わせください。

時 間:平日10:00~20:00、 休日10:00~16:00

相談料:無料(通信費は自己負担)

内 容:子育て環境、 子育て支援助成、 住まい、 仕事 など

方 法:下記「オンライン移住相談」フォームよりお申し込みください。

日時調整の上、 Zoomの招待URLをお送りします。

申込み:

https://www.nikahome.jp/pages/events/593

備 考:お子様と一緒での参加も歓迎

■参考資料 * 日本海と鳥海山に抱かれたまち・にかほ市

にかほ市は秋田県南西部に位置し、 南に鳥海山、 西に日本海を臨む、 山と海に抱かれた風光明媚なまちです。 鳥海山の山すそが海岸近くまで延び、

海岸部の平野部に人口が集中しています。 気候は、 秋田県内では春の訪れが最も早い温暖な地域として知られ、 降雪量が最も少ない地域です。にかほ市

にかほ市

鳥海山

鳥海山

日本海・九十九島の夕日

日本海・九十九島の夕日

* にかほ市子ども・子育てのまちシティプロモーション(2020年度より始動)

にかほ市は人口約24,000人で、 電子部品製造や金属加工などの第2次産業が集積しています。 全国的な人口減少が進む中、

本市も同様に人口および転入者の減少が直近10年間続いているのが現状です。 一方で新型コロナウイルスの影響により、

住まい・働き方・子育てに関する価値観は大きく変容しつつあり、 都市と地方をめぐるライフスタイルもそのひとつです。

このような状況の中、 子どもが主役の子育て支援に軸を置き、 地方の豊かな自然観、 地方ならではの学習内容や支援制度を含めた教育環境を都市部で発信するとともに、

住まいや働く場の支援もともに行うことで、 安心して地方で暮らせる環境を届けることが本市の使命でもあり、 都市部で暮らす子育て世代の求める暮らし方と捉えています。

「にかほ市子ども・子育てのまちシティプロモーション」は、 本市の「子ども・子育てに寄り添うまち」の施策を市内外に広くPRし、 本市の潜在的な魅力をアピール、

さらに移住・定住希望者の拡充を図ることを目的としています。

* にかほ市移住・Uターン推進協議会(2018年度設立)

にかほ市では、 行政と民間団体が連携・協力し、 移住・Uターンを推進することにより、 定住人口の増加及び地域振興を図ることを目的として、

2018年4月24日に「にかほ市移住・Uターン推進協議会」を設立しました。 この協議会では、 移住・Uターンを希望される方に対し、

仕事や住居など移住等に関する相談対応や情報提供のワンストップ化を図り、 移住相談会やお試し移住体験ツアー、

就業体験など移住に必要となる様々な支援を「オールにかほ」で取り組んでいます。

【にかほ市ホームページ】

https://www.city.nikaho.akita.jp

にかほ市マスコット「にかほっぺん」▼にかほっぺん

にかほっぺん