ロレアル リサーチ&イノベーション、初の新技術ピッチイベント スタートアップや中小企業を募集「グリーンサイエンス2021」を開催?!
リサーチ&イノベーション、初の新技術ピッチイベント スタートアップや中小企業を募集「グリーンサイエンス2021」を開催 !
基調講演に、日本のAIおよびシステム・バイオロジー研究をリードする北野宏明氏
世界最大の化粧品会社ロレアルグループの日本における研究開発部門であるロレアル リサーチ&イノベーションセンター(所在地:神奈川県川崎市、
所長:アミット・ジャヤズワル)は、
ロレアルグループのグローバルコミットメント「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」※1におけるイノベーションを支える重要な技術のひとつ「グリーンサイエンス」※2による新たな価値創造のための、
スタートアップ企業を対象とした新技術ピッチイベント「グリーンサイエンス2021」を開催いたします。 初の開催となる今回のイベントは、
未来のお客様のために最先端の技術を開発しながら、
プラネタリーバウンダリー※3を考慮した企業活動の変革と社会的・環境的な課題解決に向けた産業化のための支援や資金、
化粧品技術へ展開する際のノウハウなどの必要なリソースを、 パートナーとなる企業に提供します。 また、 本イベントでは、
日本のAIおよびシステム・バイオロジー研究をリードしてきた北野宏明氏※4による基調講演も併せて行います。
■ 目的と背景:グリーンサイエンスに基づく技術の活用と推進
ロレアルグループは、 サステナビリティプログラム「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」のもと、 革新的な製品性能と高いサステナビリティを両立させるために、
製品開発において「グリーンサイエンス」を推進しています。 社会・環境問題に対応するため、 ロレアルは外部の技術を積極的に取り入れ、
より環境負荷の低いグリーン製品の開発を加速させていきたいと考えています。 このイベントの目的は、 ロレアルが2030年に向けて定めた目標を達成するために、
グローバル規模で製品開発を共同で進めるための主要なパートナーを探すことです。 日本の先進技術を活用し、 戦略的に取り組むべき技術的課題を、
パートナー企業とともに解決していきます。
選定された企業には、 賞金に加え、 ロレアルの研究開発部門が共同研究や化粧品応用のサポートをしてまいります。
ロレアルが掲げている「グリーンサイエンス」をベースに、 環境に与える負荷を低減し、 自然や生物の力を利用して、 高機能な成分、
循環型経済を用いたパッケージなど、 イノベーティブな製品開発を目指します。
ピッチに先立ちまして、 「グリーンサイエンス2021キックオフミーティング」を開催いたします。 応募に関する詳細や、
ロレアル・フォー・ザ・フューチャーそしてロレアルが考えるグリーンサイエンスなどご紹介いたします。 ご理解を深めていただくいい機会ですので、 ぜひご参加ください。
■ グリーンサイエンス2021キックオフミーティング参加申し込みフォームURL
https://www.ninesigma.com/s/loreal_greensciences_kickoff_registration
■ グリーンサイエンス 2021 ピッチ募集要項
● 応募資格
– 革新的なバイオテクノロジーや環境に配慮したプロセス技術、 グリーンケミストリーによる合成技術等の分野における先進技術をもとに、
環境的な課題解決に取り組まれている企業(スタートアップ、 中小企業等)
– 最終審査でのピッチ(2022年1月予定)が可能であること
– 最終審査で紹介可能なPOC(Proof of concept、 例えば、 プロトタイプやサンプル 、 データ)があること
● 応募専用フォームURL
https://www.ninesigma.com/s/loreal_greensciences_application
■ 審査プロセス
一次審査で約10社を選出し、 2022年1月の最終審査において、 1社5分のピッチと5分のQ&Aを行っていただきます。 審査員投票により最優秀企業(1社)、
優秀企業(2社)を表彰し、 ロレアルとの共同研究を行っていただきます。
1. キックオフミーティング 2021年10月4日(月)13:00よりオンラインで実施
http://news.nihon-loreal.jp/research_innovation_center/green_sciences/index.php
2. エントリー期間 2021年10月4日(月)~31日(日)まで
3. 書類審査 2021年12月(最終審査に進む10社選出)
書類審査を通過した企業には「化粧品製品化への展開」をテーマとしたワークショップを開催
4. 最終審査 2022年1月(詳細は別途ファイナリストにお知らせします)
■ 評価基準
– 環境に配慮したテクノロジー
– ロレアルの技術的課題に対する実現性
– 人体に対する明らかな弊害が想定されないテクノロジー
– 倫理的に好ましく、 また動物愛護や生物多様性からも好ましいテクノロジー
– 既存技術に対する、 性能面での優位性や機能としてのユニークさ
– 幅広い応用へ展開が可能なプラットフォーム性
– 化粧品用途としての親和性
■ 表彰
最優秀賞1社(賞金100万円)、 優秀賞2社(同各50万円)
賞金に加え、 優れた技術を有する企業には以下のご提案を予定しております。
– POC (Proof of Concept)の検証をし、 化粧品への応用に向けた領域拡大をサポート
– ロレアル リサーチ&イノベーションとの技術や製品の共同開発
最終審査に参加されるファイナリストにはマスタークラスプログラム※5とワークショップ※6に参加して頂きます。 また、 エントリー企業様には受賞の如何に関わらず、
製品化へのサポートをさせていただく場合があります。
***
※1 ロレアル・フォー・ザ・フューチャー:「プラネタリーバウンダリー(地球の限界)」を尊重し、 地球との共存を目指すロレアルグループ全体のコミットメント。
ロレアルグループが環境に配慮したビジネスモデルに変革することを目指しています。 また、 世界各国の拠点ごとに、
その国が抱える環境および社会的課題の解決に貢献する独自の活動を展開しています。
※2 グリーンサイエンス:ロレアルでは原料の製造から製品の廃棄まで、 「環境を考慮」し、 「持続的な発展を実現」する科学技術知識の総体を指しています。
※3 プラネタリーバウンダリー:スウェーデン、 ストックホルム レジリエンスセンターのロックスシュトレムのグループが提出した概念で、
人類が次の世代に向けて発展や繁栄を継続できる境界のことで、 この境界を超えると大規模で急激な不可逆的環境変化を引き起こすリスクが増大するということを意味します。
※4 北野宏明氏:特定非営利活動法人システム・バイオロジー研究機構会長(SBI)、 沖縄科学技術大学院大学教授、 ソニーコンピュータサイエンス研究所(Sony
CSL) 代表取締役社長、 ソニーグループ株式会社常務などを兼任。 エンターテイメントロボットAIBOの開発、
ロボットとAIのグランドチャレンジであるRoboCupの主催でも知られる。
※5 マスタークラスプログラム : 外部企業様に対して化粧品研究を理解していただくためのトレーニングパッケージです。 内容としては化粧品関連法規、 安全性、
バイオロジー(主にスキンケア、 ヘアケア)、 臨床研究等になります。
※6 ワークショップ : ロレアルの研究者がファイナリスト企業様と共同で、 技術をどのように化粧品用途として転用するのか考える時間となります。
ここで出たアイデアをピッチで発表して頂きます。
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ロレアルグループについて(https://www.loreal.com/) [https://www.loreal.com/) ]
ロレアルは、 100 年以上にわたって美に専念してきました。 35*の多様で補完的なブランドからなる独自の国際的なポートフォリオにより、 グル ープは 2020
年に 279 億 9,000 万ユーロの売上高を達成し、 世界中で 85,400 人の従業員を雇用しています。 世界有数のビューティーカンパニー
であるロレアルは、 マス市場、 百貨店、 調剤薬局・ドラッグストア、 ヘアサロン、 トラベルリテール、 ブランドリテール、 E コマースなど、 あら
ゆる流通ネットワークに展開しています。 研究とイノベーション、 そして 4,000 人の研究専任チームは、 ロレアルの戦略の中核であり、 世界中の
美への熱望を叶えるために活動していま す。 ロレアルは、 2030 年に向けてグループ全体で意欲的な持続可能な開発目標を掲げ、
より包括的でサステナブルな社会に向けてエコシステム を強化することを目指しています。 *L’OREAL Annual Report 2020 に基づく
http://news.nihon-loreal.jp/press/FNL%20J_PR_LOR%C3%89AL%20PARTNERS%20WITH%20CLUE_web.pdf
ロレアル リサーチ&イノベーションについて(http://news.nihon-loreal.jp/research_innovation_center/
http://news.nihon-loreal.jp/research_innovation_center/)
日本における研究開発は1983年にスタートし、 現在、 ロレアル リサーチ&イノベーションセンター(所在地:神奈川県川崎市、
所長:アミット・ジャヤズワル)として、 戦略的なイノベーション拠点としての役割を担っています。 数ある外資系化粧品企業においても、
もっとも歴史ある研究開発部門であり、 いち早く日本の文化、 歴史、 社会を深く理解し、 200名以上の研究員が日本人消費者のための製品開発を行っています。
エントリーに関するお問い合わせ
ナインシグマ・アジアパシフィック株式会社
担当: 大竹、 横関、 山崎
TEL:03-3219-2006
EMAIL: [email protected]
キックオフミーティングに関するお問い合わせ先
Green Science事務局
EMAIL: [email protected]
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