女性医療×AIのvivola(ビボラ)、中小企業振興公社による「令和3年度 新製品・新技術開発助成事業」に採択、不妊治療におけるデータ解析を開始
~類似症例検索データベースの開発により不妊治療の長期化を抑制~
不妊治療データ検索サービス「cocoromi」を運営するvivola株式会社(本社:東京都渋谷区、 代表取締役:角田夕香里)は、
中小企業振興公社が実施した「令和3年度 新製品・新技術開発助成事業」に採択されたことをご報告いたします。 今後は、 不妊治療におけるデータの解析を加速させ、
独自のアルゴリズムに基づく類似症例検索データベースの開発を目指します。 また、 データベースの開発に伴い、
新たに治療データの提供や開発にご協力いただける医療機関の追加募集も開始します。 * 中小企業振興公社「新製品・新技術開発助成事業」について
中小企業振興公社「令和3年度 新製品・新技術開発助成事業」は、 都内中小企業者等に対し、 新製品・新技術の研究開発に必要な経費の一部を助成することで、
技術力の強化及び新分野の開拓を促進し、 東京の産業の活性化を図ることを目的とするものです。
* 採択内容とその意義について
この度、 ivolaが推進する「不妊治療における個別最適化された治療プログラムの開発」事業が採択されました。 本採択事業では、
不妊治療のデータ解析を行うことで独自のアルゴリズムを構築し、 医療の個別化および治療の最適化の実現、
ひいては妊娠率の向上に貢献するような医療機関向けの類似症例検索データベースの開発を行います。 vivolaでは、 女性xAIを強みとし、
これまでも医療機関からデータ提供を受け、 不妊治療に関する解析を行ってまいりました。 本採択事業では今までの解析結果を踏まえた更なる解析と事業化を目指します。
現在の不妊治療における課題のひとつに、 治療の長期化が挙げられます。 弊社が運営する不妊治療患者向けアプリ「cocoromi」のデータベースによると、
不妊治療を経ての末、 妊娠された方の治療期間は平均約25カ月 (2年1ヶ月)と⾮常に長い事がわかっています。 治療が長期化することで発生する患者の身体的、
精神的負担を軽減すべく、 過去の治療データに基づいた個別医療の提供がひとつの解決策になるとvivolaは考えています。
* vivolaが進める不妊治療×データ解析について
vivolaは、 2021年5月にすでにリリースしたている患者向けの治療データ検索アプリ「cocoromi」(こころみ)をリリースしました。
本アプリにおいても、 患者が治療を遠回りする事がないよう、 不妊治療の治療、 費用、 方法などのデータの可視化や、
患者自身のデータと統計データの中の同質データを紐づけ、 「自分と似た人」とした抽出、 表示を行っています。 これにより、
不妊治療患者が自分に合った治療情報を得られるようサポートしています。
参考サイト:
https://www.meti.go.jp/press/2021/07/20210727001/20210727001.html
今後は更なる医療機関の治療データを収集し、 独自のアルゴリズムの構築および類似症例検索データベースの開発を行い、
医師の診断の一助になるようなシステムとして医療機関への導入を目指していきます。
* データ提供および解析の連携をいただける医療機関様の募集について
今後更なるデータ蓄積により、 データの解析および類似症例検索データベースの開発を加速していくために、
症例データを改めてご提供いただける医療機関を追加で募集させていただきます。 データ提供および 解析依頼については以下のお問い合わせ先よりご連絡ください。
お問い合わせ先:[email protected]
vivolaについて
人生100年時代と言われ、 女性の社会進出、 晩婚、 晩産化が進む現代、 ライフスタイルやキャリアの在り方には変化が起きつつあります。 しかし、
寿命が延びていても女性の出産適齢期は大きく変化しておらず、 医学的な妊娠、 出産のベストタイミングは、 現代の感覚とずれが生じてきています。
当社は人生100年時代のライフステージの捉え方を見直し、 女性医療を支えるAIサービスを提供してまいります。
会社概要
会社名: vivola株式会社
代表者: 代表取締役 CEO 角田夕香里
設立年月:2020年5月
本社 : 東京都渋谷区渋谷3-6-2
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